腐ったみかんとは、
- 良品でないみかん
- 不良生徒などに対する一言
- "もう" 誰も作らないであろう動画のタイトル (Bad Mandarin Orange/Bad Orange!)
- おそらく誰かがやるであろう生放送主 → 腐ったみかん(生放送主)
のどれかを表す。
概要(1)
雑菌やカビなどが生える、もしくは完熟を越えて「じゅくじゅく」「ふやふや」になり、同様にカビなどで腐り始めたものも表す。
ミカン農家による収穫後、選別で大半は取り除かれるのでお目にかかることは少ない。
ただし、輸送途中の衝撃や、スーパーやデパートなどで買い物客に触られてしまったりすることで、 良品とともに冬のお歳暮として送られる。
この腐ったミカンは、放置するとカビが生えるなど、ろくな事が無い。なお、カビがなく、ほんのわずかの一部が「ふやふや」であれば、その「ふやふや」以外の部分を「もったいない」として、腐った部分を切って捨て食べる世代もいる。
概要(2)
日本のテレビドラマが有名にした、「不良生徒に対する」たとえ。
「3年B組金八先生(第2シーズン)」のワンシーンにおいて、老教師「米倉」と「坂本金八」の会話があり
「坂本先生に、加藤を立ち直らせて欲しい・・・
・・・腐ったミカンが箱の中に一つあると、他のミカンまで腐ってしまう・・・
・・・他のミカンを救うためには、腐ったミカンは放り出さなければならない・・・」
という特徴的な台詞があり、このサブタイトルは「腐ったみかんの方程式」だった。
これを見ていた世代が、総じて「不良生徒」を「腐ったミカン」と称するようになり、以後、他の漫画やアニメ、小説などでもこのたとえが利用されている。
なお…
「腐ったミカン」が「良品ミカンを腐らせる」という現象について…
極端に浅い科学知識で、誤解される元になるのは、
「腐った果物」は腐ると同時にエチレンガスを放出する、この効果により周囲の果物がエチレンガスの影響をうけ、完熟する速度が速くなる。このことから『最初に1個腐ると周囲がどんどん腐っていく』
という「リンゴ(バナナ)が腐ったら周りも腐る」という化学現象であるが、 柑橘類においては、大間違いである。
ミカン・レモンなどの柑橘類においては、「エチレンガスの影響は、ほとんど無く、たとえミカンが腐ってもエチレンガスの放出は少ない」(※株式会社ORDIYのページより) と、科学的に証明がされている。
しかしながら、「周りが腐りやすい」は事実であり、「なぜ周りが腐りやすいのか?」と言うのを調べると以下のような流れがある。
このような事から、世の中のミカン農家では、この雑菌を付かせないために、分別の際に消毒・手袋をして農作業をするという努力が行われている。(※なお、「とげ」や機械取り扱い上の安全面を考慮しての手袋着用もある)
ちなみに、英語圏では同義語である「腐ったリンゴは隣を腐らす(The rotten apple injures its neighbor)」があり、ドラマと解釈は同じく、不良生徒に対して「You are bad Apple!」と教師が言うらしいので、ドラマは日本になじみの深いミカンに置き換えた可能性がある。
よって、リンゴだろうとミカンだろうと「腐った果物の周囲は腐りやすい」という事実は変わらないので、長く楽しみたいのであれば腐った果物は早めに処分したほうが良い。
概要(3)
…作りやがった!(2010/04/04)
まぁ、誰でも若い頃の過ちはあるから、もう今後は出てこないよ。
掲示板の、>>5!「Good Orange」=良いミカンじゃねぇか!
概要(4)
これはそのうち出…ませんでしたー(13年経過)
関連動画
関連項目
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