『腹話術師の錯覚』は、アニメ『名探偵コナン』のアニメオリジナルストーリー。 第806・807話。平成28年(2016年)1月30日・2月6日放送。脚本は宮下隼一。
あらすじ
小五郎、コナン、蘭は人気腹話術師の天願リイチのライブにやってくる。小五郎は天願から仕事を依頼されたのだ。ライブの演目は相棒の人形に魂を乗っ取られた腹話術師が妻を殺害するという内容だった。ライブ後、小五郎たちが楽屋に向かうと、天願の弟子、登川春臣と天願の妻、天願和子の会話が聞こえてくる。登川と和子は浮気を天願にバレたかもしれないと心配していた。この後、天願の叫び声が響き渡る。楽屋では天願が相棒の人形にナイフを振り下ろそうとしていた。天願は自分の声で「私の中から出て行け!」と人形に言い放つと、今度は人形の声で「追い出す事なんかできないぜ」と続ける。
この後、病院に運ばれた天願は自分に多重人格の疑いがある事を打ち明ける。天願は人形にそそのかされ、妻の和子を殺害するかもしれないと告白。天願が自宅に1人でいると、和子殺害を指示する人形の声が聞こえてくるという。天願は和子が登川と浮気した事に気付いていた。天願は和子を殺害しないように自分を監視してほしいと依頼。だが、小五郎は専門医に相談した方が良いと助言して依頼を断る。
翌朝、毛利探偵事務所に登川から電話がある。それは天願が和子を殺害したという連絡だった。
内容
江戸川コナンの腹話術?
コナンが“眠りの小五郎”を指して「(腹話術と)似たようなことやってるけどな、俺も」というモノローグがある。ある種お約束に触れるきわどいネタ。
また、犯人と対峙中には小五郎が腹話術を行っているかのような演出を仕掛けた。
関連項目
- 2
- 0pt