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臥藤門司（ガトー・モンジ）とは、ゲーム『Fate/EXTRA』およびその続編である『Fate/EXTRA CCC』に登場するウルトラスーパー求道僧である。
プロフィール
概要
様々な宗教をミックスしたオリジナルの宗教論を唱える筋骨隆々の偉丈夫。通称ガトー、もしくはガトー・モンジ。
自称、あらゆる宗教を学び、あらゆる神学を走り抜けたスーパー求道僧。性格は豪快で不屈、そして単純。話の通じない、暴走機関車のような人物。古今東西の宗教・神話を極めたというが、その根底にあるのは仏教であるようだ。
そんな彼であるが、各地を放浪して学んだ様々な宗教、それらの欠陥に気づき苦悩していた。それを解決する答えを求めて修行を続ける最中、アリゾナで霊的インスピレーションを得たガトーは、後にヒマヤラ登山に単独挑戦、山頂付近にて“原始の女”と出会う。ガトーは彼女を新たな女神として布教するため、ムーンセルの門を叩く事にした。実はこの男、何故か優秀な人材として何年も前からムーンセルに招かれていたのである。
EXTRAでのサーヴァントはバーサーカー、正しくはサーヴァントではなく、ガトーが地球から連れてきた謎の存在“原始の女”。自前のサーヴァントとかどういうことなの･･･。
支離滅裂な言動、問答無用で襲いかかってくる事から野蛮な人物と思われがちだが、ガトー自身は戦いが三度の飯より好きなだけで、殺人嗜好は持ち合わせてはいない。彼が聖杯戦争でバーサーカーの如き振る舞いをしているのは、単純に『敵は倒す。戦いには勝つ』という真理を体現しているにすぎず、出遭う場所が聖杯戦争でなければ、ガトー・モンジはただうざいだけの、それなりに話の分かる好(?)人物となるらしい。
CCCではいち早く生徒会に参加し、事態の収束に努めようとする。レオから応援団長の役職をもらい、暇を見ては校舎裏で薪割りなどもしていたが、CCCという状況においても自分を見失わず、自分に出来る事をまっすぐに見据えていた。旧校舎では使命（原始の女を布教する）は果たせず、他のマスターと殺し合う理由もないため、ガトーは普段の強引さが抜け、リラックス状態にある。皮肉な事に、本筋ではない状況が彼の長所を最大限に引き出す事になった。
もっとも、持ち前の破天荒さは消えておらず、生徒会のトラブルメーカーでもある。サーヴァントを連れずにサクラメイキュウ単独走破などもやらかしており、必然的にサクラメイキュウに蔓延るエネミーはガトー自らが相手をしなければならなくなるのだが、それで生還してしまっているあたりさすが型月のSEISYOKUSYAである。一応衰弱により精神がほぼ死んだも同然の状態になりはしたのだが、炊き立てご飯ですぐに完全復活した。
なお、彼の最期のシーンは、前作のギャグキャラぶりからは想像できないまさに聖人ともいうべき感動ものである。CCCの真の主役は男性キャラとも一部では言われているが、1番最初に男性キャラとしての見せ場を作ったのはこのガトーである。
余談だが、生徒会メンバーでもっとも美味しい料理を作るのは意外にもガトー本人。彼の五穀粥はキアラですらおかわりを求める絶品とのこと。
また、修行時代に日本の山中にてキアラと出会い、禅問答対決をしている。ある意味無敵キャラな彼女を（やばい、この人やばい。マジ話通じない）と逃げ腰にさせたのはガトーだけ。ガトーも主人公同様、記憶喪失によりその事実を忘れていたのだが。……このあたりの記憶が取り上げられていたのも、言うまでもなくCCCを起こした何者かの仕業である。
型月オールスターギャグ漫画「ちびちゅき」には陸上部の新入部員で登場。「月姫」の軋間紅摩、「Fate/Apocrypha」のスパルタクスと共にマッチョ３人衆として陸上部に入部し、マキジらFateの元祖陸上部員達を怯えさせた。
関連動画
関連商品
関連項目
- TYPE-MOON関連の一覧
- Fate/EXTRA
- Fate/EXTRA CCC
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- ジナコ＝カリギリ
- 殺生院キアラ
- 仏教
- キリスト教
- ユダヤ教
- 宗教
- セイヴァー(Fate/EXTRA)
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