自動車重量税とは、車検証の交付や車両番号の指定を受ける者が自動車の重量に応じて課せられる税金である。実質的には新車購入と車検の際にかかる税金である。
概要
1971年、田中角栄らにより道路整備のために創設された税金だが、今は一般財源化されており自動車業界からは自動車に対する課税が多すぎるなどとして廃止を強く要求されている。が、例によって例のごとく代替財源(消費税増税のこと)の確保が保証されない限りいかなる減税も財務省と党税調は認めないため、2024年現在廃止は現実的ではない。
一般ドライバーからすると車検の際に「法定費用」として支払う金額の一部である。業者に任せると認識しないのだが、実際には陸運支局や軽自動車検査協会に自動車重量税印紙なる一般の収入印紙とは違う特別な印紙を買って納付書に貼り、割印を押してもらうことで納付する。国税ではあるが特殊な場合を除き税務署で納付したりはできないので注意しよう。
税額そのものは車種と総重量と経過年数(13年、18年で増税される)によって定められている。
ちな、車検を受けて、次の車検までの期間中に廃車した場合は一部を還付してもらえる。
関連項目
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