はじめまして! この記事は「自己紹介」といいます。 自己紹介とは何か、どういったことをすると良いのかを解説しています。 よろしくお願いします! |
自己紹介とは、初めて会う人に自分自身の名前や経歴などを伝えることである。
概要
新学期の最初のホームルームや、転校生として新しいクラスメイトと顔合わせするとき。また、就職試験の面接や、社会人になれば新入社員として。このような、初めて誰かと会う場面では、往々にして自分を他人に紹介することが求められる。これを「自己紹介」という。
新人だけでなく企業・店舗・組織などのホームページにおいて社長・市長・部隊長等が自己紹介している場合や、SNSなどには投稿者名やサムネイルをクリックするなどで自己紹介(プロフィール)部分が見られる場合も多い。
言葉ではなく、自己紹介用の専用紙で代用され教室や廊下などに一定期間張り出される場合もあったり、会議・イベント・番組冒頭の役職・名前程度のごく短い挨拶などを含める場合もある。
この自己紹介というイベントは形式的なものに過ぎないことも多いが、これによってその人の第一印象が決定づけられるため、非常に重要なものだといえる。以下に有名な自己紹介の一例として、ライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』より、涼宮ハルヒの自己紹介を引用する。
東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。
この自己紹介は、涼宮ハルヒの奇抜さ、異質さを強烈に印象づけている。相手にインパクトを与え、(本人にその意思はないのだろうが)自分のことを覚えてもらう点においては成功している。彼女が周囲からの評価に頓着するような人間ではないことや、おそらくは本気でこれを言ってのける度胸が評価されるかもしれない。とはいえ、実際にはそう好意的に受け取ってもらえるとは限らないため、一般的な自己紹介のポイントを紹介する。
内容
自己紹介の意義は、自身の顔や名前を覚えてもらうことや、良好な人間関係を築くきっかけとすることである。そのために必要となる情報は、きちんと伝えるべきである。
「伝えるべき」と書いたが、面接のような場面でもなければここまでしっかり情報を入れないほうが固い印象を与えない。また、載せていないもの(自分の好きなものなど)を入れてもよいだろうし、いずれかの項目を重点的に紹介して個性的な自己紹介にするなど、その構成は自由である。
仕事に役立つ特技・スキル・資格などがあればボーナスポイントとなるため話しておくのも良い。あまり役に立たないものでも雰囲気によっては笑いを取ることもできる。
まず、自分の姓名ははっきりと紹介する。相手が自分に話しかけるとき、姓名が分からないのでは始まらない。佐藤や鈴木など人口の多い姓はもちろん、藤○や松○など似た姓の人がいることが想定されるならば、名前に重点を置くのも一つの手である。名前の由来、漢字に込められた意味など、印象づけられることがあれば盛り込むべきである。
また、趣味とは、本来他人から評価を求めるような大袈裟なものではない。しかし、自分自身の興味や関心を惹くことであるから、具体的であってほしい。「読書が好きです」だけの簡素なものより、好きなジャンルや好きな作家などを挙げた方が好印象である。マイナーな趣味であっても、それを紹介することから会話が広がっていく。同じ方向性の趣味の人がいれば乗ってくれるかもしれない。
自己紹介を締めくくるには抱負を言うのが最適である場面も多い。将来の希望は多少夢があっても良いはずである。何を目標とするのか、何に価値を見出しているのか、人間性があらわれるところでもある。漠然としたものであっても「そのために一所懸命がんばります。よろしくお願いします」と締めくくれば、気持ちよく自己紹介をまとめられる。
もちろん抱負や目標といった大層なものではなく「では最後に何か一言」程度の場合も多い。
態度
自己紹介に臨むにあたり、内容がいくら素晴らしくとも、態度が良くなければ相手に良い印象を与えられない。まず、しっかり背筋を伸ばし、ぐらぐら揺れない。緊張のあまり体を揺らしたり髪に手を伸ばしたりすると、相手は話の内容よりそちらに気が向いてしまう。
声の大きさや速さも意識しよう。聞いてもらおうという気持ちで、小さい声や早口にならないように注意するだけで随分と変わる。また、このとき笑顔で話すことも意識しよう。笑顔はシンプルな手法ながら非常に効果的に良い印象を与えられるうえ、意識すると頬の筋肉が上がり、自然と声の調子も良くなる。
また、語尾を伸ばさないように気を付ける、言葉を明瞭に発音する、適度に間を取る(たとえば、趣味を紹介したあと、抱負を話す前に少し間を置くと、次に話す抱負が活きてくる)などすると、相手にとって聞きやすい自己紹介になる。
俗語
インターネット上では、「自己紹介乙(自己紹介お疲れ様)」という言い回しが見受けられる。誹謗中傷や暴言に対して用いられ、手軽な煽り・切り返しの定型句として好まれる傾向にある。
「家族が~」や「友人が~」と前置きして他人の状況や体験談を語った投稿に対して、「それは知人の話であるように装っているが、その実あなた自身の話だろう」という意味合いで用いられる場合もある。
関連動画
関連静画
関連項目
- 他己紹介 ⇔ 自己紹介
- 事故紹介
- 名刺
- 面接
- 名乗り
- 自分語り
- プロフィール
- 初カキコ…ども…
- ねこですよろしくおねがいします
- お前が言うな
- 紹介してください。
- ユーザー記事 - ニコニコ大百科利用者が自己紹介などを行えるページ。
- ユーザーボックス - ニコニコ大百科利用者が自己紹介に使えるテーブル。
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