「ただし負けたら貴様も”ワン”ガード部の部員になってもらう!」
「大政奉還を賭けてサッカーで勝負するってのはどうだ?」
「自然な流れだべ…!」
自然な流れとは
本稿では主に2.について記述する
概要
前提としてホビーアニメは販促、つまり玩具販売がメインの収益であることが多くメイン視聴者となる児童層にそれに興味を持ってもらわなければならない。
その為、毎回 話の中で玩具をアピールする時間がノルマ的に存在する。
基本的にそれらは世界観からその描写が自然になるように描かれている…が中には現実の常識や世界観設定を加味してもいささか強引な展開になっている事も多い。
しかし、慣れ親しんだ視聴者やホビーアニメ視聴歴が長いユーザーはその強引な展開もホビーアニメではよくあることと認識し、「自然な流れ」であると感じるのだった。
逆にそういった強引な展開が続いた後に、1.の意味で販促展開になると感嘆の意味を込めて「自然な流れ」と言う事もある。
作品例
全体的な傾向として、玩具販促(特に競技玩具)・現代に近い世界観・ギャグ調/回 だと特に起こりやすい…気がする。
TCG(トレーディングカードゲーム)
遊戯王に代表される様にカードゲームのバトルが描かれる作品では高確率で発生する。所謂カードゲームではよくあることと認識される。
逆にカードゲームのメディアミックスだがカードゲームしてるシーンが無いアニメ(ラクエンロジック、ZXなど)ではあまり発生しない。
- 遊戯王シリーズ
「セブンス」はラッシュデュエルの特性もあり1話1戦が基本となり、またギャグ色が強くなった事で以前にも増して発生する。 - デュエル・マスターズシリーズ
漫画のおまけ番外編では強引な展開でデュエマが始まる事も多かった。
また、カード区分に自然文明が存在するので「自然文明な流れ」と改変される事もある。
ギャグアニメ色が強くなった「VS」シリーズからは特にそういった展開が増え、「VSRF」45話では主人公とヒロインの結婚式を賭けたデュエマが始まった時に仲間の1人、ホカベンが「自然な流れだべ」と言う、劇中でも発言される事態となった。
デュエルマスターズ キングMAX 5話でもジョニーを譲らないジョーに対してラビット大佐が「自然な流れでデュエマで勝負であります!」と勝負を仕掛けた。それに対してジョーも「なんて自然な流れ…」とあきれざる負えなかった。 - ヴァンガードシリーズ
登場人物や世界観がヴァンガ脳と呼ばれる程ヴァンガードのファイトで物事を決めがち。
競技玩具
- 人造昆虫カブトボーグ
はす向かいシリーズに代表されるように物事の解決のため強引にボーグバトルに持ち込みがち。
アイドル
女児向けDCG(デジタルカードゲーム)のメディアミックスアニメではライブシーンが1話の中にノルマ的に存在する為よく発生する。
深夜男性向けアイドルアニメではあまり発生しないが、女性向けアイドルアニメでは男性キャラの暴力沙汰展開の代わりにアイドル同士によるパフォーマンスバトルという形でバトルになる。
- プリティーシリーズ
「アイドルタイムプリパラ」ではライブをする為にアイドルに相応しい行動や努力をしてアイドルタイムを溜める必要があるのだが…その回の問題を解決→アイドルタイムが一気にマックス→ライブという流れがいささかシュールなのでよく言われている。 - ヒプノシスマイク
あらゆる事が自然な流れでラップバトルに移行し負けたらなぜか爆発する。 - テクノロイド オーバマインド
7話にて揉め事が自然な流れでパフォーマンスバトルに移行した。
その為
- イナズマイレブン…自然な流れでサッカーバトル
- フレームアームズ・ガール…自然な流れでセッション
- BIRDIE WING -Golf Girls' Story-…自然な流れでゴルフ対決
- むてん丸、すしペット…自然な流れでくら寿司の宣伝
- 石鹸枠…自然な流れで決闘
- 僧侶枠…自然な流れでxxx
関連動画
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関連項目
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