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自爆ボタンとは、男のロマンである！
但し、フィクションに限る……
死ぬほど痛い概要
自爆ボタン(自爆スイッチ)とは文字通り自爆させるためのボタンであり、たいていは丸く赤いボタンで、ドクロの装飾や触るなとか危険とかいう注意書きなどがされている事が多い。
この手のボタンは押すと即爆発する事が多く、時限式のものは稀である。
まさに最後の手段として用いられ、機密保持のために、または死なばもろともの精神で相手サイドを巻き込むためにボタンが押される。たまに｢何故そんなところに自爆ボタンが！？｣という事もあり、ギャグ作品などでは爆発オチの重要なアイテムにもなる。
実は…
自爆装置は現実に実在している。
かつて第二次大戦時に開発された敵味方識別装置を、敵に奪われないように搭載されたのが世界初の自爆装置だと言われている。
だが「ボタン一つで大爆発！」…といった類の物ではない。と言うのも、爆発だと部品が散らばってしまう都合、理論上は復元できてしまう。その為に実際は、テルミットを装置の上に直接投下して、重要部品ごと溶かして消滅させる、という物。
その後はパイロットが死亡してしまった場合に隠滅できないのを解決するべく、衝撃を感知して動作する装置が実用化された。その機能が今日のエアバックの動作センサーへ利用されている。
意外と身近に自爆装置（だった物）は存在しているのだ。
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