正式名は「日本自由報道記者クラブ協会」、英語名は「Free Press Association of Japan(FPAJ)」(暫定)
概要
日本には「記者クラブ」という大手メディアが構成する組織があり、その「記者クラブ」が首相官邸や閣僚などの記者会見を独占しており、フリーのジャーナリストや海外のメディアが参加することができない。
そのため「記者クラブ」についてはかねてから、閉鎖的・排他的、国民の「知る権利」の阻害、取材対象との癒着、画一的な報道など、多くの問題が指摘されてきた。
2009年9月に外務省と金融庁が「記者会見のオープン化」を始めると、いくつかの省庁へオープン化の動きが波及し、「記者クラブ」以外のメディア、ジャーナリストも参加することが可能になった。しかしまだオープン化は途上である。
こうした経緯から、「記者クラブ」に公正な運用を求めるとともに、全てのジャーナリストに公平な取材機会を作るため、2011年1月27日に「自由報道協会(仮)設立準備会」がフリーのジャーナリストらによって設立された。暫定代表は上杉隆。現在はNPO法人申請を目指す任意団体である。4月25日に(仮)が外れ、「自由報道協会」となった。
活動内容は主に、記者会見の主催である。安全性の確保と会場のキャパシティなどのためいくつかの参加条件がある。また、「敬意を持って批判せよ」という暫定スローガンのもと、会見の終了時にはゲストスピーカーに敬意を表し拍手を贈る。
会見はニコニコ生放送でも放送されており、ニコニコ動画のアカウントがなくても見ることができ、過去の放送もタイムシフトで見ることができる。また、ドワンゴは自由報道協会に会見場の提供もしている。ドワンゴ社員である亀松太郎と七尾功は個人名義で自由報道協会に参加していたが、現在は脱会している。
2013年現在は資金難を理由に、記者会見の主催からジャーナリストの活動支援に重点を移している。[1]
会員
元会員
- 江川紹子 [ 公式サイト | Twitter ] 協会が設けた賞をめぐり価値観の相違を感じた為(しかし協会及び上杉氏はそれを否定)
- 津田大介 [ Twitter ] 前田敦子さんがAKB48を卒業と聞き僕もとついかっとなり 新しい政治メディアに本格的に集中する為
- 東浩紀 [ Twitter
]
- 畠山理仁 [ ブログ | Twitter ]
- 田中龍作 [ ブログ | Twitter ]
- 渡部真 [ ブログ | Twitter ]
公式生放送
関連項目
脚注
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