與座海人単語

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與座海人（よざ　かいと、1995年 9月15日-）とは、沖縄県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は埼玉西武ライオンズに所属。

「與」が旧字のため、スポーツ新聞などでは「与座」と表記されることもある。

概要

小学校から軟式野球を始める。

沖縄尚学高等学校では2年時に投げ方をサイドスローに変える。2年秋からベンチ入りし、3年春・夏の甲子園大会に出場した。

岐阜経済大学に進学し、アンダースローに転向。1年春から救援投手としてリーグ戦に出場し、2年春からエースとなる。4年に主将となり、大学史上初の全国大会出場を果たす。1回戦の石巻専修大学戦では1安打完封勝利を挙げ、ベスト8入りに貢献した。

2017年ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団した。背番号は31。しかしこの時右肘に炎症を抱えていた。

2018年は右肘の故障に苦しめられ、二軍でも登板はなかった。オフにトミー・ジョン手術を受け、育成選手に降格した。背番号は124。

2019年はリハビリを終えた後、二軍で2試合に登板した。オフに支配下選手に昇格した。背番号は44。

2020年は開幕を一軍で迎え、6月21日の北海道日本ハムファイターズ戦で先発デビューするが、6回3失点で敗戦投手となる。7月23日の千葉ロッテマリーンズ戦では5回2失点でプロ初勝利を挙げた。8試合の登板で2勝4敗、防御率5.45だった。

2021年は開幕を二軍で迎えたが、5月7日に一軍に昇格すると中継ぎとして起用され、6月6日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初ホールドを挙げた。6月28日に二軍落ちし、8月22日に一軍に昇格した後は先発として起用された。15試合の登板で1勝1敗1ホールド、防御率2.79だった。

2022年は中継ぎとして登板していたが、5月以降に先発ローテーション入りする。7月30日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初完封勝利を挙げた。20試合に登板し、10勝7敗、防御率2.88を記録した。

2023年は発熱で調整が遅れ、15試合の登板で2勝6敗、防御率3.69に留まった。