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興福寺とは、奈良県にある寺院である。日本の世界遺産、日本遺産、国宝、重要文化財の一つ。
概要
特徴
奈良県奈良市内にあり、東大寺や春日大社とともに奈良公園に隣接する寺社の一つ。復元または現存されている建物の半数が国宝、国指定重要文化財として保護されている。1998年12月には「古都奈良の文化財」の構成遺産として世界遺産に登録された。また、2019年には南円堂と木造不空羅索観世音菩薩が日本遺産に登録された。以上の所蔵する建築物、仏像などの文化財も国宝、または国指定･奈良県指定重要文化財が多数占めている。
その中で全国的に特にに有名なのが、定慶の「木造金剛力士立像」、運慶の「木造釈迦如来像(木造仏頭)」、像高の「脱活乾漆造八部衆立像」の阿修羅像で、いずれも国宝に指定されており、歴史や美術の教科書に登場するほど有名な作品である。
これらの作品は、1959年に建てられた国宝館に安置されている。そのほかの文化財も、各仏閣の仏像として安置され、祀られている。
現存または復元された仏閣
- 北円堂(現存･国宝)
- 南円堂(現存[1789年再建]･国重要文化財･日本遺産)
- 東金堂(現存[1415年再建]･国宝)
- 中金堂(復元[2018年再建])
- 三重塔(現存･国宝)
- 五重塔(現存[1429年再建]、国宝)
- 仮講堂(現存)
- 本坊(現存)
- 大湯屋(現存[1426年再建]･国重要文化財)
- 菩提院大御堂(現存[1580年再建])
- 一言観音堂
- 不動堂
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関連項目
関連リンク
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