舌とは、ぺろぺろしたりレロレロしたりして何かを味わうための器官である。べろともいう。
概要
動物の口腔内にある筋肉質の器官で、自由に動かすことができ、食事の際には食べ物を口に入れるのをサポートしたり歯で咀嚼するのを助けたり飲み込むのを支援したり消化の手伝いをしたりする。また味覚を感じる器官(味蕾)が備わっている。
ヒトの場合発音に置いても非常に重要な役割を果たす。
象徴・仕草
舌は話すこと、話の上手さを象徴した言葉として使われる。
舌を使った仕草には以下のようなものがある。
漢字として
- 意味
- 舌、言葉、話すこと、おしゃべり、舌状のものという意味がある。〔説文解字(段注本)〕に「口に在り、言ひ味を別かつ所以の者なり」とある。
- 字形
- 口から舌を出したところの象形。舌先が分かれていて、甲骨文では周りに小点があって唾液を示すものもある。
- 〔説文〕は干+口の会意で、干が亦声としているが、象形である。
- 音訓
- 音読みはゼツ、訓読みは、した、ことば。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 舌は部首である。舌に関連する字のほか、字形として舌を含む字が属する。
- 声符
- 舌を声符とする漢字に、栝、絬、𦧡、銛などがある。なお活、話などは𠯑に従う字である。
- 互換文字
- ⾆はUnicodeにおいて舌と互換とされる字で、部首としての舌を表す。
- 語彙
- 舌音・舌下・舌禍・舌剣・舌口・舌根・舌人・舌戦・舌代・舌苔・舌端・舌頭・舌鋒
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関連項目
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