船取県道(ふなとりけんどう)とは、千葉県道8号船橋我孫子線(主要地方道)の別称である。地元では同県道を「船取県道」もしくは「船取線」として広く一般的な道路名称として定着している。
本項では現在の千葉県道8号船橋我孫子線についてを説明する。
概要
船取県道の起源は大正9年(1920年)4月1日付の県告示による「千葉縣東葛飾郡船橋町ヨリ茨城縣北相馬郡取手町ニ至ル路線」として千葉縣道21号 船橋取手線に指定されたことによる。
その後、昭和47年(1972年)10月11日付の県告示で県道8号 船橋我孫子線として終点が茨城県取手市から千葉県我孫子市に変更され現在に至る(wikipediaより)
「船取」とは船橋取手線指定当時の船橋と取手から取った名称である。
なお、初富交差点は船取県道からは右折禁止となっており以下の行き来が出来ない。
交通量について
船取県道は千葉県の船橋地域と県北部のJR常磐線沿線地域(特に柏市・我孫子市)とを結ぶ唯一の幹線道路になっているため日常的に交通量は多い。特に国道16号と交差する柏市の「大島田交差点」から南行きの交通量が増える。鎌ケ谷市から船橋市にかけては片側1車線の対面通行なので流れは良くない。鎌ケ谷市内でも新京成線と踏切交差をする新鎌ヶ谷駅周辺は特に流れか悪いが、この付近の新京成線は、立体交差事業(初富~北初富間)で2019年に高架化している。
初富交差点が右折禁止の理由
前述の通り、鎌ヶ谷市の初富交差点は船取県道側が右折禁止の措置を続けており、更に北行きは大型車に限り国道464号の松戸方面への左折も禁止している。これは平行している鉄道線の存在が大きく影響しており、県道の西隣を走る東武野田線、東隣の新京成線がどちらも地平で、船取県道と交差する国道464号・県道57号線とも踏切交差していた。踏切が起因とする遅延渋滞防止が原因と見られるが、東武野田線は2001年に、新京成線は2019年にそれぞれ一帯の高架化を完了した後も、交差点付近での船取県道側の右折レーンを整備するだけのスペースが不十分のため、当面この交通規制は続く見通しである。
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