概要
浦和競馬場・大井競馬場・川崎競馬場とともに、南関競馬(南関東公営競馬)を構成する競馬場である。
船橋市の中心街から少し南東、東京湾にほど近い場所にある。交通アクセスは京成本線(船橋競馬場駅)とJR京葉線(南船橋駅)が利用でき良好。
近隣には大型商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」などがある。
コースは1周1,400m、ゴール前の直線308mと、地方競馬の競馬場としては大きめ(2015年時点で、地方競馬の競馬場で1周の距離がこれより大きいのは、1,600mの門別競馬場・盛岡競馬場・大井競馬場しか存在しない)。ゴール前の直線が長めであることに加え、スパイラルカーブ(カーブを進むにつれてカーブが急になる=馬が内側に密集しにくい)が採用されていることもあり、一般に地方競馬の小さいコースでは不利とされる差し馬・追い込み馬(終盤勝負の馬)が船橋競馬場では不利にならないとされている。
レース施行距離は1,000m・1,200m・1,500m・1,600m・1,700m・1,800m・2,000m・2,400m。
内回りコース(1周1,250m)もあるが、2007年以降はレース施行実績がない。
ファンファーレは普通・特別競走用、重賞競走用の2種類は昔ながらのトランペット1本の曲。最近は大井から東京トゥインクルファンファーレの面々が派遣されての生演奏になることも多い。ダートグレード競走(中央競馬や他地区の地方競馬所属馬も出走できる重賞競走)については、2010年のJBC競走から新しいファンファーレが導入されており、このときだけ現代的なファンファーレが流れる。
大井競馬から東京トゥインクルファンファーレが度々出向しており、重賞競走では生ファンファーレの演奏機会が多い。
長らく日中開催でレースを実施していたが、2015年6月15日よりナイター競馬「ハートビートナイター」を開始した。この時点では冬季(1月~3月)や一部の休日開催日を日中開催としていたものの、2018年度より通年ナイターとなっている。ナイター競馬案内|船橋ケイバ
2018年3月12日(ダイオライト記念週)より本馬場入場曲としてTHE NUGGETSの「ハートビートナイター」が使用されている。ニコニコ生放送ではこの曲が始まると「!?」の弾幕、そしてイントロのコールに合わせて「ふわふわ」が流れる「ふわふわ時間」な一体感を感じることが出来る。
船橋市にあるということもあり、黄色いピョンピョン飛び跳ねるヤツが何度か訪問している。協賛レースも開かれている(例)。
現在、スタンドの老朽化に伴い全面改築工事を行っており、2024年3月に完成が予定されている。また、「ららぽーとTOKYO-BAY」の付近に入場口が新設されることも発表されている。
主な競走
- かしわ記念〔JpnⅠ〕(4歳以上・1,600m)
- ダイオライト記念〔JpnⅡ〕(4歳以上・2,400m)
- 日本テレビ盃〔JpnⅡ〕(3歳以上・1,800m)
- マリーンカップ〔JpnⅢ〕(3歳以上牝馬・1600m)
- クイーン賞〔JpnⅢ〕(3歳以上牝馬・1800m)
- 習志野きらっとスプリント〔南関東SⅠ〕(3歳以上・1,000m)
- Funabashi Jockeys Festival(船橋所属騎手限定・2200m)
なお、2010年にはJBC競走が船橋競馬場で施行された(JBCクラシック:1,800m、JBCスプリント:1,000m)。
馬
船橋競馬所属の活躍馬としては、アブクマポーロ・アジュディミツオー・フリオーソ・カジノフォンテンなどが挙げられる。
外部リンク
関連項目
脚注
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