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色（しき）とは、SNKの格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの登場キャラクターである。
初登場は第5作『侍魂 SAMURAI SPIRITS』。
概要
| 流派 | 二刀流である以外不明 |
|---|---|
| 武器銘 | 陰魔輪・陽神輪 (侍魂) 無名 (2019) |
| 出身地 | 恐山洞窟内の祠 |
| 生年月日 | 生年不明 六月六日 (記憶にある数字) 卯の刻 |
| 身長 | 五尺六寸 (168cm) |
| 体重 | 十二貫目 (44kg) |
| 三体数 | 二尺八寸/一尺七寸/二尺九寸 (84/51/87) |
| その他 | 不明 |
忍び装束のような露出度の多い服装をした女性。破壊神としてこの世に君臨しようとしている「壊帝ユガ」が求める「半陰の女」であったがために囚われ、記憶と心を奪われて傀儡とされた。本来は青い瞳をしているが、ユガの呪縛により左目が赤く染まり、背中にはユガの紋章が刻まれている。体にある蛇の文様は生来のもの。
武器である2本の刀「陰魔輪」「陽神輪」は魔界の中心に永い間突き刺さっていたもので、並の魔物は近づくことすら叶わず、羅将神ミヅキでさえ掴めはしたものの抜くことは出来なかったが、ユガの手により抜かれて色に与えられた。
『侍魂』では自身と対になる「半陽の男」を探す命を受け、探し求めていた男と思われる覇王丸を執拗に狙っている。
続編の『アスラ斬魔伝』では徐々に自我を取り戻し、ユガに作られた人造生命体である「反面のアスラ」に淡い想いを抱いている。同作では全キャラが修羅と羅刹の2つの性能とストーリーを持ち、修羅はユガから解放されて一人流離う「色」、羅刹はユガにさらに強固な呪縛をかけられて両目が赤く染まった「半陰となりし色」となっている。
『アスラ斬魔伝』の20年後が舞台の『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃』には、反面のアスラとの間に生まれた娘の「命」が登場する。
時系列上『侍魂』の過去にあたる2019年版『SAMURAI SPIRITS』では、既に左目は赤く染まっているが陰魔輪と陽神輪を持たず、背中にはユガの紋章が無い。自身のストーリーでは自我が希薄なままに目を覚まし、恐山の麓で拾った刀を手にあても無く彷徨っている。
決め台詞の「なにやってるの？ もう逝ったの… 嘘でしょ」を筆頭に思わせぶりな台詞が多く、必殺技でも特に羅刹はキスをしたり馬乗りになったりと危ないモーションが多い。
登場作品と余談
色がヒロインとして登場する『侍魂』『アスラ斬魔伝』（通称ポリサム）はストーリーや演出面で評価する向きもあるが、使用基板の「ハイパーネオジオ64」の問題もあって出回りが悪くヒットしたとは言えず、家庭用移植もされていない。
家庭用作品ではネオジオポケットの『サムライスピリッツ！』『サムライスピリッツ！2』に登場しており、1作目は『天草降臨』がベースで色は隠しキャラ、『2』は『アスラ斬魔伝』がベースでストーリーも完備している。最近になってNintendo Switch版『2019』の早期購入特典として『2』がSwitchに移植されたため、最新機種でも色のストーリーを知ることは出来る。
ポリサムの知名度はともかく色自身はオールスター作品への客演が度々あり、ネオジオポケットの『SNK GALS' FIGHTERS』に登場したほか、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』『ネオジオバトルコロシアム』ではKOF頭身の2Dドットが新規に用意されている。
携帯アプリ及びニンテンドーDSで展開された恋愛シミュレーションゲーム『Days of Memories』では第3弾「大江戸恋愛絵巻」（DS版では第1作に収録）に登場。原作に近い設定の色と恋愛ができる一方で、娘の命も同じ作品で攻略対象になっている（命の親は不明）というパラレルの極致となっている。
担当声優
性能
『侍魂』では通常技のリーチが長く一撃離脱の戦法が向いているが、攻撃力も連続技の火力も低い。ゲーム全体の傾向でもあるが必殺技の種類や追加入力が多く、使いこなすには慣れが必要。
主な必殺技は修羅は突進技の「露祓」や投げ技の「首刀」「黄泉落とし」「蓮華舞」、羅刹はワープ技の「刹那」や相手にキスをしてレバー操作を反転させる「無明」、馬乗りになって体力を奪う「色咒」など。
『SVC』『NBC』では必殺技は修羅と羅刹の複合となり、ポリサムのコンビネーションを意識したような特殊技の「連ね斬り」を持つ。癖は強いが、連続技になるコマンド投げの無明からの起き攻めが強力。色咒は必殺技から修羅の秘奥義（超必殺技）だった「天魔波旬」より上位の大技に格上げされている。
『2019』では修羅がベースだがコマンド投げの首刀が無い代わりに刹那があり、露祓以外の派生技は削除されるか演出に統合され簡略化されている。無明や色咒が無いため演出面では自重気味。
関連動画
関連静画
関連項目
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