色彩とは、
ここでは1・2について主に記述する。
概要(色)
どんな系統の色をどう使うか?といったデザイン表現・印象などの評価に用いられる。
カラーからモノクロまで、色数や方向性、それぞれの色の比率などを考慮すると組み合わせは無限大。
概要(2)
作詞は坂本真綾が、作曲・編曲は『M3~ソノ黒キ鋼~』のエンディングテーマでも知られるla la larksが、ストリングアレンジについては江口亮・石塚徹の2名が参加している。
『Fate/Grand Order』及び同作のアニメーション『Fate/Grand Order -First Order-』の主題歌に起用された。
当初はただの主題歌ということで特別視されていたわけでもなかったが…
FGOの主題歌として
2016年12月に配信されたFGO終章において歌詞の意味が明確になる。(と言ってもユーザーの解釈ではあるが)
物語の展開と登場人物の心情にマッチしたこの曲は、クリアしてから聞くと全く違う意味合いを持つ曲として全国のマスターの涙腺をことごとく破壊して見せた。
奈須氏による坂本氏の楽曲影響
そんな中、中野サンプラザで坂本真綾さんのライブが行われまして。
「よし、生の色彩を聴いてやる気を出そう」とお邪魔した訳です。
そこできのこに衝撃走る。
『レプリカ』。そう、『レプリカ』なのである。
ここまで言えば明白なのですが、六章最終章のタイトルは坂本真綾さんの曲名から。
この時、この曲に出会わなかったから六章をこのテーマで書き直そうとは思わなかった。
ベディヴィエールは『片腕だけ改造され仮面ライダーになりきれないライダーマン』というキャラ付けだったのですが、肝心の『なぜ義手がアガートラムなのか?』という理由がなかった。それをどうするか悩んでいた時に『レプリカ』を聴いて、なんかもう今回の話がスパーンと脳内に駆け巡ってしまった。
『……やばい。成立する。これは成立する。やる価値のあるイフだ』
『でもこれ本気で一から作り直しだぞ……今あるもののリライトとかの話じゃないぞ……』
『あー、もういいや、こっちのがいい、円卓を完全な“敵”として作り直した方が面白い』
かくして6章は現在の形になりました。
まあ、6章まで延ばし延ばしにしていた伏線回収をしなくちゃいけないし、マシュの成長の話もがっつりやらねばならなかったし、運命だったのです。
(なので興味を持った人はぜひ『レプリカ』を聴いてくだされ。ベディの最後の戦いは、この曲をバックボーンとして描きました)
レプリカ (坂本 真綾) が、Amazonデジタルミュージック楽曲ランキング24時間で、15644位⇒19位に急浮上した。
唐突だがOPソングである『色彩』の話をしよう。
こちら、曲作りの際に坂本さんと打ち合わせをして物語のラストがどうなるかを説明し、
ゲームのテーマに合わせた曲を作っていただきました。
坂本「おおー。地球を作り直すって、そんな事できるんですか」
奈須「(驚くのはそこなんだ!)」
という当時の坂本さんの反応がたいへん可愛らしかったのを覚えています。
そうして『FGO』がサービス開始する前に『色彩』が届けられました。
奈須「―――勝った。この曲をもってFGOは完成した。後はラスボス戦に流すだけだ」
という気持ちの悪いオタクみたいな反応をしたのを覚えています。
それからの一年、『色彩』を聴きながら終章のイメージを広げ、ゲーティアの怒りと主張、
極天に降る流星雨と、シールドを振るうマシュの姿を夢想したものです。
そしてもう今だから白状しちゃうと、『FGO』のプロットは坂本さんの『スクラップ』を聴きながら
書いたものなんだ。ロマンが10年で得た答えと、スクラップの雰囲気がメチャクチャ近くて、
「FGO』のOPを決めろ? なら坂本真綾のスクラップがいい」と武内に返したところ、
それなら坂本さんに新曲をやってもらおう、という話になったんだなこれが。
それを打ち合わせの時に告げて、
「スクラップのような、早いビートでありつつ、根底には寂しさと力強さと打開していく言葉の強さがほしい」
とオーダーし、坂本真綾は見事にそれに応えてくれました。
『色彩』は勇気をもってゴールまで駆け抜ける詩。
『スクラップ』は間違いだらけで意味なんかなかったかも知れないけど、愛と希望の物語。
そんな訳で終章を終えたのならこの二曲をフルできっちり聞いて欲しい。
冬の晴れた空を見上げながら、これまでの一年を振り返るように。
この翌日iTunesトップソングのランキングが「色彩」が3位、「スクラップ」は映画「君の名は。」の前前前世と、スパークルを並んでの7位となりDL数が一気に急上昇した。mora公式ツイでも急上昇理由が呟かれた程である。恐るべし竹箒日記の影響である。
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