花京院典明とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
我が名は「花京院典明」!
ジョジョの奇妙な冒険・第3部「スターダストクルセイダース」の
登場人物。
- 国籍:日本
- 年齢:17歳(1988年当時)
- 身長:178cm
- 体重:65kg
- 星座:獅子座
- 家族構成:両親ともに健在である。しかし、エジプトへの旅行は家出のような形で日本を離れているため、家族のまわりでは大騒ぎとなっているはずである。
- 趣味:ゲームが趣味かどうかは明言されていないが、かなりのゲーマー。まさか、友達がいない事が…?
- 好きな色:キラキラ光る緑色
- 好きなミュージシャン:スティング
- 好きな俳優:田村正和
- 好きなプロ野球チーム:巨人
- 好きな食べ物:さくらんぼ
- 性格:
彼は一見して女性的に見られがちだが、実は違う。人に頭を下げたり、従属したりすることを非常に嫌う。尊敬するところのある者とだけ友人になると思っている。その場合、寛大で優しく、相手を立て、思いやる。率直で優しいということは一方で、秘密や心の裏に陰謀のある人間を徹底して嫌う。ひかえ目だが、チームの和を保とうとする気持ちは誰よりも強い。
スタンドは「ハイエロファントエメラルドグリーン(法皇の緑)」。承太郎曰く「光るメロン」。
詳細は「ハイエロファントグリーン」を参照。
初登場はDIOが承太郎へ差し向けた最初の刺客としての登場。家族と共にエジプトへ旅行に行った際DIOに肉の芽を植えつけられ、承太郎を倒すべく彼の通う高校へ送り込まれた。接近戦でスタープラチナに敵わないと悟っているのか女医を人質に承太郎に戦いを挑むも、スタープラチナでスタンドを女医の体内から引きずり出された後にスタンドを叩きのめされ敗れる。その後、肉の芽を除去され承太郎達の仲間に加わり、共にエジプトへ旅立つ。
モハメド・アヴドゥルやJ・P・ポルナレフと同様に生まれつきのスタンド使いで、スタンドが自分にしか見えないために承太郎達と行動を共にするまでは友人や仲間と呼べる人物は周囲に誰もいなかった。また、頭脳明晰・冷静沈着という言葉がよく似合う性格(振舞い)をしており、作品中では知略を巡らせタワー・オブ・グレーを倒したりデス・13のスタンド能力をただ1人看破するなど、彼の活躍でピンチを乗り越えられた事も少なくない。
そして何より、かつてエジプトでDIOに屈した事を恥じているため、承太郎達との旅の過程で「恐怖を乗り越えた」精神の強さを身に付けた。
しかし、礼儀正しく理知的な話し方をする一方でポルナレフと共にジョークを言い合ったり、ゲーマーな一面もあるなど意外に思える部分もある。
一人称は当初は「私」だったが、次第に「僕」で統一されていくようになる。
エジプトへ辿り着いた際、ンドゥールの操るゲブ神のスタンドで両目を負傷したためにエジプトの病院へ入院、一時戦線離脱となる。その後、承太郎達がDIOの館へ突入する際に退院し、サングラスを身に付けて合流を果たす。
DIOとの最終決戦では先陣を切って奮闘するも、致命傷を負わされ力尽きてしまう。しかし死の直前、「スタンドで張り巡らせた結界が全て、寸分の差も無く同時に全て破壊された」事からザ・ワールドの能力の正体が「時を止める能力」である事を見破り、残ったスタンドパワーで時計塔を破壊する事でジョセフにその旨を伝え、ひいては承太郎のスタンドの更なる覚醒及び承太郎の勝利に貢献する。
名前の由来は荒木飛呂彦の出身地である宮城県仙台市の地名の1つ「花京院」より。下の名前は写真家・加納典明から取っているといわれている。
作品中でも、エンヤホテルにて宿帳に名前を記入の際花京院は自分の名前を「Tenmei Kakyouin」と記入しており、先述の加納の本名が同じくノリアキ(漢字は同じ)と読む事から来ていると思われる。
作者曰く本来は「テンメイ」と読ませるつもりだったが、担当編集にはノリアキだと思われたため、訂正せずに「本名はテンメイだがノリアキと綽名で呼ばれている」という裏設定を作った。作者の中では宿帳の署名は読みを変えたのではなく、本来の読みで書いていたのだという。
僕だって(こんな扱い)いやだ
第3部でも屈指の人気キャラクターである花京院だが、彼の場合は作品中における台詞の数々、及び設定上の薄幸ぶりがよくファンの間で話題になっている。以下に、詳細を記載。
- 旅行中ホテルでジョセフが念写を行った際、「DIOの手下だ」と裏切り者呼ばわりされる。真相は、DIOの刺客であるラバーソウル(イエローテンパランス)が変装していたためで、花京院自身が裏切ったわけではなかった。しかし、この後サクランボを舐めまわしながら食べるという奇癖を見せつけ承太郎を引かせた。
- 吊られた男のスタンド使い「J・ガイル」に襲撃を受けた際ポルナレフに対して言った台詞「ポルナレフ 鏡の中とか鏡の世界とかさかんにいってますが鏡に「中の世界」なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」も結構有名だろう。詳細は同記事を参照。
そして、後年の第5部で鏡の中の世界を構築するスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」が登場したのは記事をご覧の皆様もご存知の通りである。冷静沈着に状況を分析していた一方で、これでは花京院が不憫ではないかという意見も。 - 続くデス13との闘いでは最初に花京院がターゲットにされた事もあり、持ち前の洞察力・機転をもって赤ん坊がスタンド使いである事を看破したにも関わらず、仲間の誰にもそれを信用してもらえず、終いには「長旅で精神がイカレてしまった」と言われるなど、何とも可哀相としか言いようが無い有様である。
(デス13を倒した後も結局、真実を知っているのは花京院1人だけだし…) - 承太郎の高校に転校生としてやって来てそのまま承太郎達と旅に出たわけであるが、世間からすれば「転校早々から校内随一の不良と揉め事を起こし、そのまま学校をふけると同時に失踪、それからおよそ50日後にエジプトの都市内で遺体として発見される」という状態となっており、高校側・家族側からしてみれば一体何があったのかがまるで理解できないだろう。哀れ。
- PS版の格闘ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産」ではアーケードモードにおいてキャラクターごとにオリジナルストーリーが用意されており、原作で途中死亡するキャラクターや一度きりの登場でしかない敵スタンド使いなども何かしらの形でエンディングを迎えられる、という展開が用意されている。
(例を挙げると、アヴドゥルならヴァニラ・アイスに倒される事も無く生き残り最後は占い屋を再開する、ヴァニラ・アイスならジョースター一行を皆殺しにした後DIOに永遠の忠誠を尽くす、など)
そんな中、花京院だけはDIOを倒した後結局エピローグで死んでしまうばかりか、隠しキャラ「恐怖を乗り越えた花京院」に至っては何故かエンディングで原作通りの展開を迎えやっぱり死ぬ。アヴドゥルやイギーと違い、ゲーム中でも死ぬ運命を逃れられない辺りに涙を禁じえない。
僕に「中の人」なんていませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
うん、すごく好きなんだ… ニコニコ動画
「花京院ッ!きさまこのゲームやり込んでいるなッ!」「答える必要は無い」
さあ コミュニティ入会の時間だよ、ベイビー
さ… 最後の… 関連項目…で…す…
せい…いっぱい… です… 受け取って… ください… 伝わって… ください…
- ジョジョの奇妙な冒険
- スターダストクルセイダース
- 空条承太郎
- ジョセフ・ジョースター
- モハメド・アヴドゥル
- ジャン=ピエール・ポルナレフ
- イギー
- ラバーソール
- マニッシュ・ボーイ
- テレンス・T・ダービー
- DIO
- レロレロ
- やはりエジプトか…いつ出発する?わたしも同行する
- 行くぞ!(ジョジョ)
- 当て身 / そうかな(ズアッ)
- ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
- ピシガシグッグッ
- 花京院の「魂」も賭けよう
- F-MEGA / きさまこのゲームやり込んでいるなッ!
- 敗北を認めるんじゃあない!花京院!
- 承太郎ッ!君の意見を聞こうッ!
- メ…ッセージ……で…す…
- 花京院!イギー!アヴドゥル!終わったよ…
- 目からエメラルドスプラッシュ
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- 幽波絞
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