あなたの苗字、なんですか?
概要
日本における苗字は、法律上では民法750条、790条などから氏と呼ばれ、一般には姓ともいう。欧米ではファミリーネーム、あるいはサーネーム、若しくは苗字が名称の最後部に来ることからラストネームと呼ばれる。当記事では、主に日本における苗字を解説する。
前述どおり多数の呼称があるが、この記事では、断りがない限り「苗字」と記述する。でも、「苗」の字には常用漢字表内に「みょう」の読みがないから、できるだけ名字って表記しようね(´・ω・`)
氏姓の起こり
古くは天皇家と、豪族の主従関係を区別するために氏(ウジ)・姓(カバネ)というものが用いられていた。ウジ・カバネ(以後区別するためにカナ書き)というものは現代の氏・姓とは意味するところが違っており、大化の改新以前、 大和朝廷によって導入された。
ウジとは祖先を同じくする同族集団を指す。これには例えば、地名に由来するウジである、蘇我氏。朝廷内の職務に由来するウジである、物部氏。天皇にウジを下賜された藤原氏、橘氏などがある。
カバネとはその人の職業や家柄を指し、いわば称号や爵位のようなものであった。これには例えば、臣(おみ)、連(むらじ)、造(みやつこ)、首(おびと)、直(あたい)、村主(すぐり)、朝臣(あそん)などがある。
これが、苗字のもとのようなものになった。
苗字の起こり
古代の氏姓制度が律令制に移行した後、氏姓の格式よりもその本人が属する家系や家族の方が重要になってきた。
高校時代日本史を取っていた人は分かるかもしれないけど、藤原北家とか、式家とか、いろいろあったじゃない?まあ、とにかく、ウジとかカバネとかどうでもよくなっちゃって、実力のある藤原道長のいる北家が格上になっちゃったわけ。
そのため、その家を現すためにその人間の出身地などを付けたのが苗字の始まりと言われている。これには、例えば、西園寺家、鷹司家、近衛家、九条家などがある。
さらに荘園制度が出来た8世紀頃。 荘園制度によって土地を保有する名主は、自分の領地を示すために、土地に名前を付けた。この名前を付けられた土地を名田と言い、 名田の所有権を示すために地名を家名として名乗るようになった。なお、この頃は、「苗字」ではなく、「名字」と書かれていた。「苗」の字には血筋、血統などの意味があり、意味を強めるために「苗字」表記をするようになった。「苗字」の表記は江戸時代に多く用いられていた。
平たく言うと藤原氏だとか源氏だとか平氏だとかその血筋が繁栄しすぎて区別が付けづらくなったから、なんか別の名前使って区別しよーぜってこと。
当時は農民と武士の区別は曖昧だった。また、苗字を持つ武士が領内の民に自分の苗字を与えたりして、苗字はどんどん庶民にも広まっていった。
ただ、苗字が使われるようになったとはいうものの、ウジやカバネがなくなったわけではなく、ウジ・カバネは家柄を示すものとしてその後も使用され続けた。 例えば織田信長の場合は、織田三郎平朝臣信長が正式な名称であるが、
苗字 | 通称 | 氏(ウジ) | 姓(カバネ) | 諱(実名) |
---|---|---|---|---|
織田 | 三郎 | 平 | 朝臣 | 信長 |
となる。ややこしいね(´・ω・`)
まあ、江戸時代になると、ウジ・カバネは廃れていったんだけど、朝廷から官位を貰う時とかは使用されていたんだ。
現代の苗字
江戸時代、苗字を名乗ることが出来たのは武士や公家、豪商、豪農等の一部の限られた間のみであった。と思われがちだが、実際には一般の農民、商人の間でも、通称として地名や、屋号などを苗字として名乗る人間も沢山いた。
だって、ややこしいもんね(´・ω・`)
苗字がなくてただ太郎さんとだけ言われたら、どの家の太郎さんか分からないもんね(´・ω・`)
あくまでも、公式で許されているわけではなかったというだけである。おおっぴらに名乗れなくて個人的に使用していたと思われる。
明治維新後の明治3年(1870年)9月19日、明治政府が平民苗字許可令を出した。これは名の通り、平民も苗字を名乗ってもよいよという許可である。でも、苗字をつけた途端に地租(税金)をいっぱいとられると思って苗字を正式に名乗る人は少なかったんだ(´・ω・`)
これに明治政府は頭を悩ませた。日本を近代化するためには、欧米のように苗字を名乗らせて、国民全員を戸籍によって管理しなければならないからである。
そこで明治8年(1875年)2月13日、 明治政府は平民苗字必称義務令を出し、苗字を名乗ることを義務とした。ちなみに、この日にちなんで、2月13日は「名字の日」若しくは「苗字制定記念日」である。(前述の9月19日は「苗字の日」らしい。ややこしい)
でもさ、江戸時代にも苗字を名乗ってる人は多かったけど、名乗ってない人も少数ながらいたわけよ(´・ω・`)
そういう人はどうしたかって言うと、自分の住んでいるところの地形、地名、または屋号とかから苗字をつけたり、神主さんやお坊さんや庄屋に頼んでつけてもらったりしたんだ。名乗っていた苗字が気に入らないから、これを機に改姓した人もいるみたい。
まあ、とにかくこうして、現代の私達が用いている苗字が生まれたわけである。
ちなみに、現在苗字を改姓するには、養子縁組、結婚、帰化がある。
その他の事情の場合は、家庭裁判所に氏の変更届(法務局戸籍課に対し、苗字の変更を求める届け)を提出すればよい。ただし、その苗字がよほど読みづらいものであったり、珍奇な姓であったり、その他の特別な事情がない限り、改姓は認められない。
簡単に改姓を認めてしまうと、戸籍や住民票などの公文書をいちいち書き換えたりしなければならず、大変な手間が掛かるためである。
苗字の由来
苗字の由来には、主にこういったものがある。一番多いのは、地名を由来にした苗字だといわれている。
- 氏姓姓:ウジ・カバネを苗字としたもの。大江、小野、秦、橘、平、連など。
- 地名姓:地名を由来とする苗字。阿部、佐竹、橋本、肥後、高橋など。
- 地形姓:地形や風景を由来とする苗字。田中、林、森、大川など。
- 方位姓:住んでいる方角を由来とする苗字。西、南、北村、辰巳、中、乾、阿知良、奥など。
- 職業姓:職業、屋号を由来とする苗字。犬養、服部、荘司、鍛冶、加賀屋、三国谷、米屋、碇屋など。
- 藤原から転じた姓(藤家姓):有力貴族、藤原氏から転じた苗字。佐藤、伊藤、加藤、後藤、近藤など。地名や職業の略を藤の前につけた姓である。なお、この藤原というのは「ウジ」だからね。間違えないようにね(´・ω・`)
- 寺院姓:元々僧侶は、出家をするために、苗字を持たない。その為、明治維新の際仏教用語や経典にある言葉を由来とした苗字を名乗ることがあった。
- 転訛姓:読みや漢字を変える等して生まれた苗字。高橋と鷹橋、前田と前多、愛敬と相京、纐纈と交告など。
- その他:その他、特別な由来を持つ苗字や、主君から賜った苗字など。
でも、地名って、地形とか方位とか職業とか個人の名前を由来にすることが多いんだ。それに、同じ地名って沢山あるよね。だから、自分の苗字の由来を知るのって、すごく難しいんだ(´・ω・`)
日本の苗字分布
→日本の苗字分布を参照のこと。
幽霊苗字
幽霊苗字とは何かというと、姓氏辞典などには掲載されているが実在が確認できず、その存在自体が疑わしい苗字のことである。
この言葉は姓氏研究家の森岡浩氏が提唱したもので、例えば、漫画や小説などや、ペンネームなどの創作苗字を実在する苗字と思い込んでしまったり、読み仮名を間違って誤植したりすることから発生する。
他にも、苗字と名前の区切りを間違えるなど、江戸時代の戯書の面白半分で作られた苗字を引用するなど、発生原因には枚挙に暇がない。
幽霊苗字の実例
- 一寸八分:かまつか(一尺八寸(かまづか)姓ならば、存在。一尺八寸姓は、鎌の柄の長さを由来とする苗字だが、一寸八分って、鎌の柄にしては短すぎるよね。マッチ棒?)
- 十二月一日:しわすだ(よくわからん。十二月田(しわすだ)という地名は埼玉県川口市に存在)
- 名寄岩:なよろいわ(大相撲力士名寄岩静男の四股名を苗字と誤認したもの)
- 言語同断:てらくだ(どういうことなの・・・)
- 春夏秋冬:ひととせ(まあ、一年だよね。春夏秋冬はさ)
- 清崟:せいきん(清崟太郎(せい・きんたろう、大正時代の政治家)の区切りの間違い)
- 内海:うみつ(誤植ェ・・・)
- 西周:にしあまね(うーん西周(にし・あまね)なら知ってる。明治の啓蒙運動家で、切手にもなったよね。でもにしあまね姓は知らない)
- ※西周(さいしゅう)という苗字なら存在。
- 十一月二十九日:つめづめ(・・・は?)
- 谷谷谷谷:たにかべやつや(?(゚Д゚))
珍しい苗字、難読苗字
さて、実在を確認できない幽霊苗字は置いておいて、実在する珍しい苗字や、読みの難しい苗字などを紹介していこう。
- 小鳥遊(たかなし):当該記事を参照のこと。
- 四月一日(わたぬき):当該記事を参照のこと。
- 夏至(げし):江戸から石川県は白山に移住してきた一族が、北陸の寒さに耐えかね、夏を待ち望んだことから夏至姓とした。
- 無敵(むてき):当該記事参照のこと。
- 八月一日(ほずみ):旧暦の8月1日、実った稲の初穂を積み、神に捧げる行事から。この行事を「田実(たのむ)の節句」という。
- 鶏冠井(かえで):鶏冠とは、ニワトリのトサカ(変換できる!)のことで、その色や形が楓の葉に似ていることから。いつの間にか、イの発音が脱落したらしい。ちなみに、楓井姓も存在。
- 四十物(あいもの):当該記事参照のこと。
- 安酸(やすかた):カタバミは、漢字で酢漿草と書く。その連想から、酸を無理やり「かた」と読ませたもの。
- 玉虫(たまむし):越後国で戦に敗れた武士が自刃しようとしたとき、一人の老人が現れて命を助けられた。ところが、その老人は突然玉虫に変化して去って行ったという。その後、玉虫姓を称するようになったとか。これ、どこのラノベ?
- 鰻(うなぎ):鹿児島県山川町の鰻池には、大ウナギが住んでいたといわれ、地名になった。そこからつけられたもの。漫才コンビ「銀シャリ」のボケに、鰻和弘がいる。
- 提箸(さげはし):現在の栃木県佐野市田沼町に住む一族が、後水尾天皇に箸を献上した。喜んだ後水尾天皇はこの一族に提箸姓を賜ったという。
- 薬袋(みない):当該記事参照のこと。
- 肥満(ひまん):とある村で村人が旅の僧侶を家に泊めた。僧侶はお礼として村人に石を贈った。するとこの石、どんどんと大きくなっていく。それにつれて村は発展。石が太るのにつれて自身も裕福になり、太っていった村人はこれにあやかり、肥満姓を名乗るようになった。という伝説が残されている。ちなみにこの僧侶、弘法大師だったとか。
- 月見里(やまなし):当該記事参照のこと。
- 臥龍岡(ながおか):龍が臥せている岡は長いという、これも駄洒落のような苗字。元は長岡姓であったか。
- 勘解由小路(かでのこうじ):当該記事参照のこと。
- 左衛門三郎(さえもんさぶろう):当該記事参照のこと。
苗字は、大切な文化の一つである。だから、もし変わった苗字の人がいたりしても、馬鹿にしてはいけない。なぜならば、その苗字には確かな由来があり、文化や歴史を表しているからなんだ。
軒数が少なくて消えそうな苗字もある。皆に言いたいけど、それがどんな苗字であっても(佐藤さんだろうが鈴木さんだろうが宇宙さんだろうが鬼屋敷さんであろうが)出来れば、改姓してほしくないということ。貴重な文化がまた一つ消えてしまうかもしれないからだ。
・・・でも、それで何か不都合を被っているのなら仕方ないね(´・ω・`)
その他日本の苗字のお話
- ある特定の土地に分布が固まっている苗字がある。例えば福島県南会津郡檜枝岐村では平野姓が人口の約35%を占めている(ちなみに、檜枝岐村では村民の殆んどが「星」「平野」「橘」の苗字で占められている。しかも、平野姓より星姓のほうが多い)。
- 長崎の対馬では、阿比留姓が非常に多かったりする。しかし、阿比留姓は現在の千葉県袖ケ浦市付近の畔蒜(あひる)郡の地名が由来である。この通り、実際の苗字の発祥元と分布は必ずしも一致しない。
- 沖縄県・奄美群島の場合は、苗字の事情が違う。元々別の国だったためだ。沖縄・奄美の苗字は本土の人間は特異に感じられるらしい。薩摩藩が行った政策のために、今日でも奄美では一字姓が多く、沖縄では三字姓が多い。
- 富山県射水市旧新湊市地区では、釣(つり)、飴(あめ)、網(あみ)、魚(うお)、菓子(かし)、米(こめ)、花(はな)、桶(おけ)、素麺(そうめん)、酢(す)など、物の名前をそのままつけたような苗字が非常に多い。ちなみに、旧新湊市で一番多い苗字は釣であった。
- 日本の苗字は、10万から30万種類ほどあるという。数にばらつきがあるのは、たとえば、「河野」という苗字の読みの違い(「かわの」と「こうの」)を考慮するかどうか(ちなみに、鈴木という苗字だけでも、「すずき、すすき、すすぎ、すずぎ」の4通りの読みがある)や、異体字、旧字体を考慮するかどうかで苗字の総数が大きく変動するからである。
- 漢字を創出してしまった苗字もある。淡路島に多いべんど(𣘸:木偏に黒)姓は、環境依存文字の苗字。
- 大正時代には、苗字を廃止しようとする動きも見られた。ジャーナリストの宮武外骨が唱えたもので、彼は家系を重んじる苗字という観念からは差別が生まれるため、苗字を廃止すべきであると訴えた。自らを「廃姓外骨」と自称していたが、晩年はまた宮武姓を名乗ることになる。ちなみに、宮武外骨という名前は本名である。
- 日本の苗字は今でも新たに創設されることがある。以下に実例を示すが、これらで創設した苗字は子孫にも受け継がれていく。
- 外国籍の人物が日本に帰化する場合。帰化する場合は苗字も含めて日本人としての名前を定めることになる。元々の苗字に漢字をあてた例としては「三都主アレサンドロ」(三都主が苗字。帰化前の苗字は「Santos」。)など。漢字以外の例としては「ドナルド・キーン」(キーンが苗字。帰化前の苗字は「Keene」)などがあり、この例を見てもわかるように長音符(「キーン」の「ー」)も使用可能となっている(2015年現在)。また、「武蔵丸光洋」(武蔵丸が苗字。帰化前の本名はフィアマル・ペニタニ)のように、本名ではない名前(この例では四股名)を定めることで新たな苗字が創設されるケースもある。
- 外国籍の人物と結婚した日本人が、相手の苗字に似た苗字を創設して改姓する場合。2015年現在の日本の法律では、日本人どうしでの結婚と違って外国人との結婚では基本的には夫婦別姓方式になっている。だが同じ苗字にしたいという希望者も多いので、届け出をすれば婚姻の後に日本人配偶者は外国人配偶者の苗字に似た苗字を創設して改姓することが可能である。ただし使える文字に制限があるため「文字まで全く同じ」にすることは難しく、例えば外国人配偶者の苗字が「Smith」などアルファベットであったり「张」など日本で使用しない漢字の場合は、カタカナの「スミス」や日本で使用される漢字「張」で妥協することになる。
- 外国籍の人物と結婚した日本人が、自分の苗字と相手の苗字を合わせた複合姓へと改姓する場合。裁判所に申請をすると認められる場合がある。例えば日本人の佐藤さんとアメリカ人のSmithさんが結婚して佐藤さんが「佐藤」あるいは「スミス」という苗字になっていた場合、佐藤さんは「佐藤スミス」あるいは「スミス佐藤」という苗字への変更を申請することができる。
- 昔から伝わる苗字の中にも、ひらがなやカタカナを含む苗字は存在している。
ひらがなを含む苗字では、預り(あずかり)・下り(くだり)・下り藤(さがりふじ)・茂り松(しげりまつ)・反り目(そりめ)など「り」が付くものや、上の園(うえのその)・竹の子(たけのこ)・鳥の海(とりのうみ)・帆木の上(ほきのうえ)・山の井(やまのい)など「の」が付くものが多いようだ。
カタカナを含む苗字は、少なめではあるもののひらがなを含む苗字ほどは珍しくなく、たまに見かけるはずである。実例としては池ケ谷(いけがや)・中ノ森(なかのもり)・一ツ橋(ひとつばし)などがあるが、これらの苗字を見てもさほど珍奇な印象は持たないのではないだろうか。
海外の姓
中国、朝鮮、ベトナムの姓
中国、朝鮮、ベトナムの姓(漢姓という)は、普通は漢字一字の単姓である。しかし、「司馬」、「欧陽」、「諸葛」などの漢字二字以上の姓の複姓も存在する(これは、少数民族の姓であることも多い)。
中国で一番多い姓は「王」。ベトナムでは「阮」。朝鮮では「金」が一番多い姓である。だが、どの国でも「李」が非常に多く(中朝では2番目、ベトナムでは14番目に多い!)、李姓は世界で一番多い姓である。
中国の姓はだいたい紀元前1500年頃に生まれたと思われる。その頃の姓の役割は、集落の区別にあった。ただし 、家柄を区別するためではなく、近親婚を防ぐために姓が用いられた。姓は女系を示すため、この頃の姓は部首に「 女」を含む(姓という字も女偏だね)。例えば姫、姜、嬴、姚などがある。
その後、特定の身分、職業を表す氏が生まれ、その後、秦の時代以降、姓と氏は混同した。
まあ、日本が参考にしただけに、大体起こりは一緒だね(´・ω・`)
まあ、他にも少数民族の姓(拓跋 、愛新覚羅など)とかもあるんだけど・・・、ややこしいので割愛させていただく。ごめんね(´・ω・`)
漢姓の由来も、日本と同様で複雑で、たとえばこのようなものがある。
- 出身地、封国など:陳、馮、魯、楊、呂、趙など。
- 職業:陶など。
- 官職:史、上官、司馬など。
- 帝王からの賜姓:鄭、朱、李、趙など。
- 動植物:馬、楊、李など。
- 順序:伯、孟など。(伯、孟、共に長男を表す)
- 祖先の名、廟号など:姫、張など。
- 少数民族の漢化:元、劉、金など。
- 避諱や音便変化:求、邱、諸葛など。
中国、朝鮮、ベトナムの姓のお話
- ベトナムでは阮姓が非常に多く(阮姓は中国では少数である)、ベトナム人のおよそ4割が阮姓である。王朝が交代すると、旧王朝の関係者が迫害を逃れるために改姓することが多いからだろうか。
- 中国、朝鮮では、姓とは別に祖先の出身地を表す本貫というものが使われていた。特に韓国ではこれを重んじており、1997年まで、姓が同じで、本貫も同じだと、結婚が法律により許されなかった。
- 日本でも苗字の発祥元という意味で、本貫という言葉が使われていた。
- 韓国では姓の種類が250種類程度と少ない。
欧米の姓
欧州、特に西欧では、まず家柄を重視する貴族が姓を用いた。ところが、名前のバリエーションが少ない欧州では、聖書の登場人物やキリスト教の聖人に由来する名前を付けるケースが多かったこともあり、庶民の名が同名で埋まっていってしまう。14世紀のイギリスでは、ジョン、ウィリアム、ヘンリー、リチャード、ロバートの5つの名前が、男性の個人名の約6割強を占めていたとされる。
個人識別のために、庶民農民も名前と違う通称を持つようになった。これがサーネーム(surname)の起こりである。サーネームは異名、渾名というような意味も持ち、当初は一代限りのものだった。時代が下り教会による名簿管理が行われるようになると、サーネームは次第に世襲され、ファミリーネームとして扱われるようになっていった。このような経緯のため、今日でもヨーロッパの社会では、姓より名前が重要視されている。
当初は姓のちがいが貴族と庶民を見分ける符号であった。しかし、市民革命の際、貴族の姓の権威が否定された。
まあ、ヨーロッパと言っても広いから、この限りにあらずの地域や国もあるけどね(´・ω・`)
欧米の姓の由来としては、
- 父称姓:父親の個人名に由来する苗字。父親の個人名に「息子」などを意味する言葉をくっつけたり、あるいは父親の個人名をそのまま姓にしたもの。言語・地域によって以下に挙げるように多くのバリエーションがある。
- 職業姓:職業由来の姓。スミス、シュミット、フェラーロ、コヴァルスキー(いずれも鍛冶屋。順に英・独・伊・露)、テイラー(仕立て屋)、ミラー、ミュラー(共に粉屋。ミラーは英、ミュラーは独)など。
- あだ名姓:あだ名を由来とした姓。ホワイト、ブラウン(髪の色の名前から、あだ名になったもの)、ロングフェロー(のっぽ)、ケネディ(醜い顔)など。
- 地名、地形姓:地名や地形由来の姓。ヒル(丘)、「~フィールド(~野)」、ウェルズ(泉)など。「~トン(町)」「~ハム(村)」などはだいたい地名姓。
などがある。
欧米の姓の話
- ロシアの姓は、男性女性によって呼称が異なり、かなりややこしい。男性だとストラヴィンスキーだった姓が女性だとストラヴィンスカヤになったりする。「~スキー(-ski)」は「~(家)の」を意味する。「~オフ(-ov)」「~エフ(-ev)」「~イン(-in)」「~スカ(-ska)」も同様の意味を持ち、ロシア人の姓によく見られる。
- スラヴ語圏では、「スキー」(~生まれの)、「ヴィッチ」(~の息子)、「オフ(フ)」(~の子孫)が語尾につく姓が多い。
- スペイン語圏では名前が「名前・父方の姓・(イ)・母方の姓」という順をとり、ミドルネームに見える部分が実は姓だったりする。但し母方の姓は省略されることも多い。たとえば『ドン・キホーテ』で知られる作家セルバンテスのフルネームは「ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ」である(サアベドラが母方の姓)。
ちなみにフルネームがとんでもなく長いことで有名なパブロ・(中略)・ルイス・イ・ピカソは、父方の姓であるルイスより母方の姓であるピカソを好んで使用した。現スペイン首相のホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロも、同様に母方の姓であるサパテーロを通り名としている(ロドリゲスはスペインで最もありふれた姓のため)。 - オランダでは、ファン(van)を含んだ姓が多く見られる。ファン・デン(van den)、ファン・デア(van der)など定冠詞がくっつく場合もあり、元は出身地をあらわす。中には複合姓といって、二つの姓を繋げたものもあり、かなり長い。たとえば、幕末、長崎海軍伝習所の教官として来日したヴィレム・ホイセン・ファン・カッテンディーケの苗字は「ホイセン・ファン・カッテンディーケ」である。長い。
- オランダのファンに似たものに、フランス語系のド(de)、ドイツ語系のフォン(von)がある。こちらは貴族の出自であることを示す。ドのほうはド・ゴール、ド・ビルパンなど姓の一部として扱われることが多いが、フォンの方は姓の一部だったりそうでなかったりまちまち。たとえば指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンはカラヤンと呼ばれるが、科学者ヴェルナー・フォン・ブラウンはフォン・ブラウンで姓と認識されている。
- 欧米の姓は一般に名・姓の順で表されるが、ハンガリーではアジアの風習の影響から姓・名で表される。
- ユダヤ人の姓は、ヨーロッパで姓使用が広まっていった当初は姓の所有が禁止され、のちにオーストリアで独風姓名を名乗ることを強制する法律が制定されたことから、ドイツ語由来のものが多い。
- アメリカは人種のサラダボウルと呼ばれるほどの多民族国家であるので、姓の種類が世界で一番多い。150万種ほどあるという。
- アメリカで一番多い日系の姓は、タナカ(Tanaka)である。他にも、ヤマモト、ナカムラなど、西日本系の姓がランキング上位を占めているため、アメリカへの移民は西日本からの移住者が多かったのではと仮説をたてることができる。本当かどうかは知らない。
- トルコでは他のイスラム圏の国々と同様に、姓に当たるものがなかった。しかし1934年6月21日制定の創姓法により姓をつけることが義務付けられた。そのため、姓の歴史は新しい。また、日本ほどではないにしろ、多様な種類の姓がある。ちなみに、トルコ初代大統領のムスタファ・ケマル・アタトゥルクの姓、アタトゥルクは「父なるトルコ人」の意。
- スウェーデンでは新兵に「soldatnamn(ソルダートナムン)」という別名を付ける慣習があったが、この別名が姓となったものも多い。詳細は「soldatnamn」の記事を参照。
その他の国の姓
うん。たとえばさ、姓とか苗字なんてものが必要なかった土地もあるわけだ。
そういうところでは、「~の息子」とか、「~宗派の」とか、「~族の」とか言う言葉を使ったり、若しくは父母の名前をそのまま自分の名前に冠しているから、あまり姓が必要なかったみたい。
東南アジア、イスラム圏、アフリカ、アイスランドなんかでは、伝統的に家の名前としての姓って物はあまり見られないんだ(´・ω・`)
但し、欧米の支配、影響を受けた国では、現在、姓を使用している国が多い。そのほうが戸籍で人を管理するのに都合がいいんだね。
例えばソビエト連邦の影響を受けたモンゴルが該当する。
モンゴル人は基本的に父親の名前(個人の事情で父親の名前が使えない、使いたくないといった場合は母親の名前)を家族名(姓)として使用するようになっていて、例として朝青龍を挙げると
- ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ
- 「ドルゴルスレン」がお父さんの名前。「ギーン」が「~の息子」という所属を示す言葉。「ギーン」は省略されることも多いけど、日本人が勝手に省略しているのか(モンゴル国内を含めて)世界的に省略されがちなのかはわからない。
- 「ダグワドルジ」が朝青龍本人の名前となる。
- ドルゴルスレンギーン・セルジブデ
- 朝青龍のお兄さんの元プロレスラーのブルー・ウルフのお名前はこう。「ドルゴルスレンギーン」の部分は朝青龍と変わらない。
ロシア、中国領内に住むモンゴル系の人々は、モンゴル人としての名前の他に、それぞれの住む地域のスタイルに合わせた名前も用いているそうだよ。
ちなみに、パスポートには姓(Surname)を記載しなければならないので、苗字がない国の人は「~の息子」などの名前ではない呼び方がある国はそれを、そう言ったものすらない国は名前を分割して姓の欄に記載しているらしい。
いろいろな苗字のランキング
日本の苗字ランキング
順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 佐藤 | さとう | 6 | 伊藤 | いとう | 11 | 吉田 | よしだ | 16 | 井上 | いのうえ |
2 | 鈴木 | すずき | 7 | 山本 | やまもと | 12 | 山田 | やまだ | 17 | 斎藤 | さいとう |
3 | 高橋 | たかはし | 8 | 中村 | なかむら | 13 | 佐々木 | ささき | 18 | 木村 | きむら |
4 | 田中 | たなか | 9 | 小林 | こばやし | 14 | 山口 | やまぐち | 19 | 林 | はやし |
5 | 渡辺 | わたなべ | 10 | 加藤 | かとう | 15 | 松本 | まつもと | 20 | 清水 | しみず |
佐久間ランキング
医師、佐久間英氏が昭和48年に作成した、日本で初めての苗字ランキング。
※現在のランキングと大きく変動しているのは、調査方法が確立されていなかったのが原因で、抽出が不完全だったため。若干の変動があるかもしれないが、決して、現在に至るまでに佐藤姓の軒数が大幅に増えたわけではない。
順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鈴木 | すずき | 6 | 高橋 | たかはし | 11 | 加藤 | かとう | 16 | 木村 | きむら |
2 | 佐藤 | さとう | 7 | 小林 | こばやし | 12 | 山田 | やまだ | 17 | 松本 | まつもと |
3 | 田中 | たなか | 8 | 中村 | なかむら | 13 | 吉田 | よしだ | 18 | 清水 | しみず |
4 | 山本 | やまもと | 9 | 伊藤 | いとう | 14 | 佐々木 | ささき | 19 | 林 | はやし |
5 | 渡辺 | わたなべ | 10 | 斎藤 | さいとう | 15 | 井上 | いのうえ | 20 | 山口 | やまぐち |
一字苗字のランキング
順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 | 順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 | 順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 林 | はやし・りん | 19 | 6 | 関 | せき | 128 | 11 | 谷 | たに | 266 |
2 | 森 | もり | 22 | 7 | 堀 | ほり | 162 | 12 | 星 | ほし | 303 |
3 | 原 | はら | 62 | 8 | 南 | みなみ | 191 | 13 | 堤 | つつみ | 312 |
4 | 東 | ひがし・あずま | 118 | 9 | 岡 | おか | 199 | 14 | 泉 | いずみ | 316 |
5 | 辻 | つじ | 127 | 10 | 西 | にし | 229 | 15 | 岸 | きし | 341 |
三字苗字のランキング
順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 | 順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 | 順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 佐々木 | ささき | 13 | 6 | 小野寺 | おのでら | 231 | 11 | 阿久津 | あくつ | 733 |
2 | 長谷川 | はせがわ | 34 | 7 | 小笠原 | おがさわら | 236 | 12 | 小野田 | おのだ | 737 |
3 | 五十嵐 | いがらし | 116 | 8 | 佐久間 | さくま | 257 | 13 | 宇都宮 | うつのみや | 751 |
4 | 久保田 | くぼた | 126 | 9 | 長谷部 | はせべ | 659 | 14 | 大和田 | おおわだ | 759 |
5 | 大久保 | おおくぼ | 154 | 10 | 宇佐美 | うさみ | 676 | 15 | 波多野 | はたの | 771 |
四字苗字のランキング
順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 | 順位 | 苗字 | 読み | 全体順位 |
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1 | 勅使河原 | てしがわら・てしがはらなど | 3961 | 6 | 長曽我部 | ちょうそかべ・ちょうそがべ | 10630 |
2 | 勅使川原 | 同上 | 5900 | 7 | 熊埜御堂 | くまのみどう | 11156 |
3 | 小比類巻 | こひるいまき | 7263 | 8 | 久寿米木 | くずめき | 12511 |
4 | 大豆生田 | おおまめうだ・おおまみゅうだなど | 8340 | 9 | 日根野谷 | ひねのや | 13472 |
5 | 一番ケ瀬 | いちばんがせ | 9818 | 10 | 波々伯部 | ほほかべ・ほおかべなど | 14013 |
中国の姓ランキング
順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み |
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1 | 王 | ワン | 6 | 楊 | ヤン | 11 | 徐 | スー | 16 | 郭 | クォ |
2 | 李 | リ | 7 | 趙 | チャオ | 12 | 孫 | スン | 17 | 何 | ホー |
3 | 張 | チャン | 8 | 黄 | ホアン | 13 | 馬 | マー | 18 | 高 | カオ |
4 | 劉 | リュウ | 9 | 呉 | ウー | 14 | 朱 | チュ | 19 | 林 | リン |
5 | 陳 | チェン | 10 | 周 | チョウ | 15 | 胡 | フー | 20 | 羅 | ルオ |
韓国の姓ランキング
順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み |
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1 | 金 | キム | 6 | 姜 | カン | 11 | 呉 | オ | 16 | 黄 | ファン |
2 | 李 | イ | 7 | 趙 | チョ | 12 | 韓 | ハン | 17 | 安 | アン |
3 | 朴 | パク | 8 | 尹 | ユン | 13 | 申 | シン | 18 | 宋 | ソン |
4 | 崔 | チェ | 9 | 張 | チャン | 14 | 徐 | ソ | 19 | 柳 | ユ |
5 | 鄭 | チョン | 10 | 林 | イム | 15 | 権 | クォン | 20 | 洪 | ホン |
ベトナムの姓ランキング
順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み | 順位 | 苗字 | 読み |
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1 | 阮 | グエン | 6 | 潘 | ファン | 11 | 胡 | ホー |
2 | 陳 | チェン | 7 | 武 | ヴー・ヴォー | 12 | 呉 | オ |
3 | 黎 | レイ | 8 | 鄧 | ダン | 13 | 楊 | デュン |
4 | 黄 | ホアン・フイン | 9 | 裴 | ブイ | 14 | 李 | リ |
5 | 范 | パン | 10 | 杜 | ト | 15 | 郭 | クァ |
アメリカの姓ランキング
順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り |
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1 | スミス | Smith | 6 | デイヴィス | Davis | 11 | アンダーソン | Anderson |
2 | ジョンソン | Johnson | 7 | ミラー | Miller | 12 | トーマス | Thomas |
3 | ウィリアムズ | Williams | 8 | ウィルソン | Wilson | 13 | ジャクソン | Jackson |
4 | ジョーンズ | Jones | 9 | ムーア | Moore | 14 | ホワイト | White |
5 | ブラウン | Brown | 10 | テイラー | Taylor | 15 | ハリス | Harris |
イギリスの姓ランキング
順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り |
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1 | スミス | Smith | 6 | デイヴィス | Davis | 11 | ウィルソン | Wilson |
2 | ジョーンズ | Jones | 7 | エヴァンス | Evans | 12 | ホワイト | White |
3 | ウィリアムズ | Williams | 8 | トーマス | Thomas | 13 | ライト | Wright |
4 | ブラウン | Brown | 9 | ロバーツ | Roberts | 14 | ロビンソン | Robinson |
5 | テイラー | Taylor | 10 | ジョンソン | Johnson | 15 | トンプソン | Thompson |
ドイツの姓ランキング
順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り |
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1 | ミュラー | Müller | 6 | ヴェーバー | Weber | 11 | シェーファー | Schäfer |
2 | シュミット | Schmidt | 7 | ワーグナー | Wagner | 12 | コッホ | Koch |
3 | シュナイダー | Schneider | 8 | ベッカー | Becker | 13 | バウアー | Bauer |
4 | フィッシャー | Fischer | 9 | シュルツ | Schulz | 14 | リヒター | Richter |
5 | マイヤー | Meyer | 10 | ホフマン | Hoffmann | 15 | クライン | Klein |
イタリアの姓ランキング
順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り |
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1 | ロッシ | Rossi | 6 | ロマノ | Romano |
2 | ルッソ | Russo | 7 | コロンボ | Colombo |
3 | フェラーリ | Ferrari | 8 | リッチ | Ricci |
4 | エスポージト | Esposito | 9 | マリーノ | Marino |
5 | ビアンキ | Bianchi | 10 | グレコ | Greco |
スペインの姓ランキング
順位 | 苗字 | 綴り | 順位 | 苗字 | 綴り |
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1 | ガルシア | García | 6 | マルティネス | Martínez |
2 | ロペス | López | 7 | ロドリゲス | Rodríguez |
3 | ペレス | Pérez | 8 | フェルナンデス | Fernández |
4 | ゴンサレス(ゴンザレス) | González | 9 | ゴメス | Gómez |
5 | サンチェス | Sánchez | 10 | マルティン | Martín |
関連動画
関連項目
- 日本の苗字(名字)の一覧
- 日本の一音姓の一覧
- 公家の苗字の一覧
- 海外の姓名の一覧
- 日本の苗字分布
- 東方苗字考
- 源平藤橘
- 氏/姓
- 家紋(発生が同時期と見られる)
- 太田亮(日本史学者。姓氏研究のパイオニア)
- 佐久間英(医師で、日本初の苗字ランキングを作成)
- 丹羽基二(日本の苗字研究の第一人者。家紋にも詳しい)
- 森岡浩(現代における姓氏研究者。TV出演することも多々ある。野球史にも造詣が深い)
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