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S.G.G.K
概要
若林 源三(わかばやし げんぞう)は、高橋陽一の漫画『キャプテン翼』に登場する架空のサッカー選手。ポジションはゴールキーパー。血液型はO型。
『キャプテン翼』を代表するゴールキーパーで、作品初期から翼のライバル的な存在である。圧倒的な実力を持ち、激しい弱体化や空気化とも無縁な存在でありながら、怪我をしたり、あれこれ理由をつけて出場を渋ったりとイマイチ活躍し切れていない面がある。しかし決勝戦には必ず出てきて優勝を決定づけてくれる。まさに全日本の最後の切り札と言える戦力なのだが、その使われ方は「重役出勤」などと非難の対象になる事も……。
帽子がトレードマークで、一番良くかぶっているのはアディダスのトレフォイルロゴ(三つ葉)が載ったキャップ。ほかにアドミラルやFILAのキャップを使うことも。相当こだわりがあるのか、試合と練習の時にはボロボロになっても脱ごうとしない。なお、実際の公式ルールでもキーパーが帽子をかぶることは原則として認められており、キャプ翼ワールドとしては珍しく反則では無い。
来歴
修哲小学校のGKで、5年生の時に全国大会で無失点記録を達成した天才キーパー。主人公である大空翼の最初のライバルである。強豪・修哲サッカー部のキャプテンで実力・(少なくとも設定上は)人格ともに優れたリーダー的存在である。丘の上からボールを飛ばして挑戦状を叩き付けてきた翼と対戦するものの、点を取られてすねたり、プロならともかく小学生がやるにはフェアプレーとは言えない「鳥かご」を指示したり、最初の頃はとても人格者とは思えない人物ではあった。しかし、その度に障害を乗り越えて人間的に成長し、ついでに作品が進むたびにチート化も進行していった。
コーチには元・全日本キーパーの見上がついており、小学生の頃からその実力の片鱗を見せていた。しかし、小学生時代は試合中に足を怪我をし、さらに敵チームが若林の脚を狙って怪我を悪化させようという、これまた小学生のやる事とは思えない外道な作戦を採ってきたためとうとう戦列を離脱、辛い6年生時代を過ごす羽目になった。森崎に対して甘さを指摘したり、テレビ越しで森崎は悪くないと宥めたりと森崎の心配をしている事が多かった。決勝戦の明和戦には復帰し、日向小次郎のシュートを阻んで優勝を掴んだ。
中学生からはドイツへ渡ったため、日本の大会に出場することは無かったが、Jr.ユース編で全日本の敵として大会前の練習試合の初戦に登場。全日本メンバーの実力が世界へまだ届いてないことを思い知らせるため、あえてシュートを打たせて挑発をした。その際にあの名言「サッカーは格闘技のはずだぜ」と言い放って日向のパンチにカウンターパンチを入れた。その後、憎まれ役を買って出て全日本へと入る。そこからは、若島津の雄姿をベンチからひたすら眺める日々が続く。しかし、若島津が負傷で決勝戦に出られなくなり、見上の提案と森崎の説得で若林が決勝でようやく出場した。試合はシュナイダーとの一騎打ちになることが多かったものの、わずか2失点で抑え、日本の勝利に貢献した。ちなみにこの試合で、現実の試合では反則になるはずの、帽子を使ったセービングをやっていた。
余談ながら、テクモのキャプテン翼2の「止める!」のカットインはシュナイダーのシュートを止めた際の若林が元ネタと考えられる。この時に若島津の技でシュナイダーのシュートを止めた。
高校時代もドイツで時を過ごす。しかし、WY編前にブライアン・クライフォートとステファン・レヴィンによって両腕を破壊されたため、1次アジア予選に出られないという事態になっていたが、タイ戦で負傷しながらも出場。パンチングしかできなかったが、さすがSGGK、パンチング能力も異常なまでに高いことが明らかになった(長い期間パンチングキーパーとして活動)。しかし、中国戦で肖俊光の反動蹴速迅砲で公式戦での「ペナルティエリア外のシュートは完璧に止める」という伝説を打ち破られてしまう。しかしそれ以後は完璧なコンディションではないにも関わらず、キーパーとしての仕事は完遂した。さすがはSGGK。
その後はFKを蹴ったばかりにシュナイダーにゴールを決められ、監督の不興を買って干されてしまったり、いつのまにか次藤並の巨人になっていたり、オリンピック後の去就が不安定な状態が続く。
『GOLDEN-23』では、干されたため緊急帰国、アジア予選をはじめから万全な状態でスタートを切るという明日嵐になりかねないような登場を果たす。が、かつてのように無双しているわけではなく、ちらほらと点をとられたりすることがある。それでもSGGKには変わりなく、無回転シュートを一人一芸の技で受け止めたり、スーパーセーブを連発する活躍ぶりは相変わらずである。
……だが、怪我をするのも相変わらずで、オーストラリア戦でスーパーセーブと引き換えにゴールポストに激突した際に目を痛め、変態仮面のような容姿に変わり果てていた。その後、最終回まで目は悪いままで幕は閉じた。
余談ながら、森崎が代役を務めていたが、森崎とは思えない活躍ぶりであった。
『ライジングサン』ではドイツ戦で異常なほどに完璧なセーブを連発し、読者がだれるほどドイツの再三の攻撃をかわし続ける。シュナイダーのファイヤーショットはペナルティエリアの外から50%の確率で若林からゴールを奪えるはずが、それは練習の時の話で、大きな試合で絶好調の若林は完全に防いでしまうと設定が変更。あまりにも鉄壁すぎたため、ついにシュナイダーのスライディングが直撃して重傷を負い、病院に搬送された。
このため準決勝でミカエルに大量失点を喫するのは若島津が被害担当となり、若林はまた決勝戦に重役出勤となる展開が予想されている。
試合前にシュナイダーから同じクラブチームに来てくれと勧誘されており、「オリンピックの試合の勝敗で決める」と賭けをする。その時に「ドイツが勝ったら移籍」の条件を承諾するが、代わりに「日本が勝ったらシュナイダーが裸踊りをやる」と無茶な条件を突きつけており、日本が勝ってしまったため本当にシュナイダーは若林の前で醜態を晒す羽目になり、病院で同室となっていたカルツが爆笑して傷に響くという可哀想な事になってしまった……。
そんな一幕もあったが、若林は賭けの結果とは別にシュナイダーと同じバイエルン・ミュンヘンへの移籍を承諾。長らく決まっていなかった来期の所属チームが確定した。そしてチームが分かれてしまうカルツが泣くことに。
オリンピック後のチャンピオンズリーグ編が描かれるとしたら、シュナイダーと共に翼と対戦する展開が予想されている。
必殺技など
- 鳥かご
- 修哲の優勝の起因となった作戦。一度リードしたら攻めに打って出ず、ひたすらパスを回して時間を潰して逃げ切る戦法。
プロでは理に適った戦術とされるが、熱い試合展開を望む観客からは(特に、負けているチームのサポーターから)ブーイングが飛ぶ事もしばしば。当然、勝っている側のサポーターは「正しい戦術だ。文句を言うな」であるが。
この作戦を、まだ成長途中の小学生にやらせると言うのは賛否両論であろう。(否定論の一辺倒にならないのは、こうしたサッカーに対して厳しい考え方を子供の頃から持っていなければ、海外に立ち向かえる選手が育たないという現実がある)
若林の「お前ら、鳥かご好きか?」の台詞は、その後に「勝つためとは言え、こんな作戦好きじゃ無いだろ?もうこんな事やめて正々堂々と戦おうぜ」という意味が込められている。敵チーム相手に煽る意味で使われた台詞では無い。
- 修哲の優勝の起因となった作戦。一度リードしたら攻めに打って出ず、ひたすらパスを回して時間を潰して逃げ切る戦法。
- SGGK伝説
- ストレートディフェンス
- アッパーディフェンス
- トップスピンパス
- ベーゴマキャッチ
テクモ版
『キャプテン翼2』以降はオリジナルストーリーだが、原作と変わらず主要キャラクターとして活躍する。
- キャプテン翼1
- キャプテン翼2
- 「とめる!」の演出とともに能力が強化されるクリティカルが追加、よりいっそう固くなった。ただし、若島津との使い分けを意識したのか、若林と若島津のステータス差は縮めてある。
この頃から敵の必殺シュートが異常な強化を見せ始め、ぐねぐね曲がりくねったと思ったら触ったGKを吹き飛ばすサイドワインダーやダブルイール(蒲焼きがどうとか言ってる場合じゃ無いぞロベルト)、強烈なヘディングシュートが触ったGKを吹き飛ばすダイナマイトヘッド等必殺ヘディング一同(どういう頭突きの破壊力してるんだ)、若林をも軽々と吹き飛ばす超必殺技スライダーキャノン、果ては七色に輝き分裂するミラージュシュートに、人類に視認できない速度のマッハシュート。「なにィ!ボールが消えた!?」それはマッハと言う速度じゃ無いだろう……。
かくして、「わかばやしくん ふっとばされた!」と森崎のごとく宙を舞う若林という涙無くしては見られない姿が。これは若林が劣化したのでは無い、敵が強すぎるのだ……。
- 「とめる!」の演出とともに能力が強化されるクリティカルが追加、よりいっそう固くなった。ただし、若島津との使い分けを意識したのか、若林と若島津のステータス差は縮めてある。
- キャプテン翼3
- 通称「ザル林」。
「試合の前半は鉄壁だが後半になると突然弱体化し、試合終了間際では森崎より弱くなる」という特殊な設定のオリジナルキャラ・ラムカーネと、ラスボスのミューラーを除けば、最も高い能力のゴールキーパー。
が、敵の必殺シュートがあまりにも強力になりすぎ、原作やゲーム初代の彼からは想像もつかないほどのザルっぷりを発揮。特に前作で幾度となく若林を吹っ飛ばしたはずのシュナイダー、カルロス、コインブラがさらに強烈な新必殺技を開発してくるという恐ろしい事になっており、当然今回も吹き飛ばされる運命に……。心なしかクリティカルの発動率も下がっている気が。(前作では50%の確率で発動だったのに10%に下げられたという噂が)
- 通称「ザル林」。
- キャプテン翼4
- 前作の弱体化が酷すぎたせいか、ペナルティエリア外からの攻撃を高確率で止める能力が追加された。原作に忠実な強化といえる。能力値はミューラーと並び(ラムカーネを除いて)最強に達し、さらにPA外防御の特殊能力によってミューラーより強く、実質最強のゴールキーパーとなった。
しかし、バグにより敵のボレーシュートやヘディングなどが異常な破壊力になっており、PA内ではいかに若林と言えども防ぎ切れない。「PA外からは安心だがPA内まで攻め込まれたら危険な若林」「PA内でも必殺技で食い下がれる若島津」と両者の個性が上手く分かれる事になった。
ストーリー上では、プロの大選手ファンベルグやピピンによってPA外から大量失点を喫するというまさかの展開。この雪辱を、実際の試合によって果たすことになる。
- 前作の弱体化が酷すぎたせいか、ペナルティエリア外からの攻撃を高確率で止める能力が追加された。原作に忠実な強化といえる。能力値はミューラーと並び(ラムカーネを除いて)最強に達し、さらにPA外防御の特殊能力によってミューラーより強く、実質最強のゴールキーパーとなった。
- キャプテン翼5
関連項目
- 3
- 0pt