若狭勝(わかさまさる)とは、元検事、弁護士・政治家である。1956年12月6日生まれ。
略歴
1980年司法試験合格。1983年4月検事任官。2009年検事退官。検事時代は日歯連事件の捜査に加わった。検事を退官し、弁護士登録、いわゆるヤメ検になってからは、TVでコメンテーターを務めるなどしていた。
2014年の第47回衆議院議員総選挙では、自民党より比例東京ブロック単独(名簿第27位)で立候補し、初当選。
2016年東京都知事選挙では、党が推薦した増田寛也ではなく小池百合子の応援し、造反。自民党東京都連会長の石原伸晃と都連幹事長の内田茂は連名で、「増田以外の候補者を党員や親族が応援した場合は除名などの処分対象になる」という警告文書を配布した。この際自民党都議の中から、小池氏を応援する造反組、いわゆる七人の侍とともに最後まで選挙戦を行ない注目を浴びた。
2017年5月31日、同年に行われる東京都議会議員選挙において、自民党ではなく都民ファーストの会を支援するためとして党本部に離党届を提出、7月3日に離党した。
小池都知事とは小池氏が都政担当、若狭氏が国政担当として、若狭氏と細野豪志氏が次期衆院選に向けて新党立ち上げを模索していたが、小池氏が希望の党結党と代表就任したことで、無役で活動している。
選挙戦前、討論番組で、党として政権奪取をめざす時期について、「次の次(の衆院選)ぐらい の時」と述べた[1] 。希望の党としてはこの時期、小池百合子出馬をめぐる憶測が飛び交っており、重大な関心事だったため、これを不満に思った小池代表から、テレビ出演自粛を言い渡された[2] 。
第48回衆議院議員選挙に、東京10区・東京ブロックから出馬。同じ選挙区からは、自民党の鈴木隼人、立憲民主党の鈴木庸介が出た。一時期は、新党の顔として注目されていたが、最終的には、自民党の隼人氏が1位で当選、2位は立憲民主党の庸介氏となり、若狭氏は3位に終わった。比例復活もなく落選した。獲得票数は57,901票、得票率は23.7%だった[3] 。
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関連項目
外部リンク
脚注
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