苦行のテーマとは、the椅子氏によって作られたI Can't Wait(death techno remix)の通称である。
概要
Soupcurry Records(詳細はリンク先を参照)による投稿であり、投稿されたのは2014年。
I Can't Waitで用いられるシンセが真夏の夜の淫夢第四章に登場する遠野の喘ぎ声に似ていたこと(「世界のトオノ」の記事を参照)から着想を得たと思われる楽曲であり、曲中では遠野の喘ぎ声がサンプリングとして用いられている。
レイヴやハイパーテクノなどとクロスオーバーさせた激しいリミックスとなっており、原曲の特徴的なフレーズを残しつつ独自のフレーズでも曲を展開させている。
パズル淫夢での使用
2017年に投稿された『迫真パズル部・総当りの裏技』のPart3において、この楽曲が使用された。『迫真パズル部・総当りの裏技』の題材となっているゲームのThe Witnessは非常に難解なパズルゲームであり、数分・数十分の長考も決して珍しくはない。この動画の投稿者のギャン兄貴は、長考パートすなわち苦行パートの倍速編集においてこの楽曲をBGMとして用いることで、I Can't Wait(death techno remix)を「苦行のテーマ」として印象づけることに成功した。
これ以降、ギャン兄貴が『迫真パズル部・総当りの裏技』において倍速BGMとして使用しつづけたことで完全に「苦行のテーマ」として定着したため、他の動画でも苦行のようなシーンで用いられるようになった。あまりに迫真パズル部の印象が強いためか、苦行のテーマが流れるとThe Witnessが関係ない動画でも「風景パズルから逃げるな」などといったコメントが付くことが多い。
ベストを尽くせば結果は出せる
元々は『Babylon Stage 39 混沌の死角』第2章(ホテルマン編)におけるコーチのセリフであり、淫夢語録としてはしばしば末尾に「(至言)」が付く。
迫真パズル部のPart19の01:16~において、苦行のテーマと「ベストを尽くせば結果は出せる」をマッシュアップした倍速BGMが用いられたのだが、このセリフがThe Witnessの苦行っぷりと非常に相性が良かったのと、他の動画で苦行のテーマが用いられた際も苦行のようなシーンであることから、苦行のテーマが他の動画でも用いられた際にも「ベストを尽くせば結果は出せる」とコメントが打たれることが多い。
また、Part29の21:50~ではさらにアレンジされたマッシュアップとなっており、人によってはこのパートのアレンジの方が印象に残っている場合もある。
関連項目
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