概要
埼玉県、山梨県、長野県の県境にある甲武信ヶ岳から流れ、最終的には東京湾に流れる。
全長173km・流域面積2,940平方キロメートルで、国土交通省が定める一級河川である。
その名の通り「荒ぶる川」で何度も氾濫を繰り返していた。かつては埼玉県熊谷市佐谷田から流れている河川が本流で越谷市付近で当時の利根川と合流していたが、江戸時代初期に事業で利根川から分離し、現在の位置に作られた。
荒川放水路は明治43年に起きた洪水を機に建設され、南葛飾郡の3村(大木村、平井村、船堀村)が廃止となり、完成に17年を費やした。
現在においても首都圏において荒川が氾濫した場合、首都圏に甚大な水害が及ぶと懸念され、堤防ではスーパー堤防に更新する工事が行われる。
上流にはニッコウイワナ、ヤマメ、中流にはウグイとオイカワ、下流にはギンブナが生息している。
埼玉県鴻巣市、吉見町にある御成橋付近の川幅は2,537mで日本一の広さを誇る。
長瀞ライン下りは荒川を通る。また東京水辺ラインによって周遊されることもある。
テレビドラマ「3年B組金八先生」ではオープニングのロケ地に使われていた。
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