華満らんとは、『デリシャスパーティ♡プリキュア』の登場人物である。
概要
プロフィール | |
性別 | 女 |
所属 | 私立しんせん中学校 |
種族 | 人間 |
誕生日 | 7月11日(ラーメンの日) |
学年 | 中学2年生 |
星座 | 蟹座 |
身長 | 150cm 160cm(変身後) |
声優 | 井口裕香 |
主人公・和実ゆいのクラスメイトの中学2年生。家はラーメン屋の「ぱんだ軒」を経営。父こしのすけ(CV:斧アツシ)と母つるね(CV:小林愛)との間に生まれた三人きょうだいの長姉で小さな妹と弟がいる。明るい栗毛の髪で先っぽを三つ編みにした上で輪っか状にしており、私服は黒いインナーの上から黄色いトップスとエメラルドグリーンのホットパンツ姿で首には鳴門巻きのペンダント。夏服はオレンジのキャミソールの上から白と緑のボーダーのシャツに黄色いホットパンツ。店の手伝いの際にはパンダ型の帽子と「ぱ」の文字が入ったエプロンを着用。制服時には胸元にパンダのワンポイントが入ったオレンジのカーディガンを着ている。
一人称は「らんらん」。ちなみにゆいのことは「ゆいぴょん」ここねは「ここぴー」あまねは「あまねん」ローズマリーは「マリっぺ」と呼ぶ。とにかくよく喋って内面もキュートというこれまでの黄キュア的傾向を踏襲しており、中でも食に関する好奇心が旺盛。パンダ柄のケースに入ったスマホで写真を撮って劇中のSNSキュアスタに「ちゅるりん」のハンドルネームでこっそり食レポをあげていたりするわ、テンションが上がると独特な表現をしまくっておしゃべりが止まらないわ、驚いたときや感情が高ぶったときには「はにゃ~~~!」と叫んだり「ほひ~~~」と言ったりするわ。
そのしゃべり方を始め、店の屋号など所々出てくるパンダ要素、さらに偶然とは言え中の人と同じ誕生日と、視聴者の大きいお友達からは「まんまゆかち」「いぐちがダダ漏れ」ともっぱらの評判。
もっともその独特な表現が幼いときに他人に受け入れられなかったことがトラウマとなって、親しい人以外の人前では極力避けていたという事情もある(こっそりキュアスタやっていたのもこれが理由)。まあ変である事を自覚しているのと、最終的にそれを自ら受け入れて吹っ切れた感じではあったが。
そんならんらんだが、第1話では出前に出ている最中、赤ちゃんとコメコメが乗ったまま下り坂を暴走するベビーカーが突っ込みそうになってパニック状態に。すんでの所でゆいがベビーカーを何とか止めてセーフ……だが、自転車(特製岡持ち「出前5号」装備済み)ごと横転してしまった(中身は出前5号が守ってるから大丈夫とは言ってるが、ゆいからは「そっちじゃなくてあなただよ!」と心配&ツッコミが)。
第2・3・5話ではから揚げ定食やカレー、野菜スープの写真を撮ってから味わおうとする……が、ジェントルーがレシピッピを奪ったことで味が変わりメシマズテロの被害者に。流石に酷評を投稿してないと信じたい。第4話は学食でソフトクリームを味わってご満悦であったが。
で、ある日ここねがキュアスタを見ていると食レポをアップしている「ちゅるりん」というアカウントを発見したが、それがことごとくブンドル団のターゲットになったお店。ゆいと共に何か関連性があるのではと思っている(実際はジェントルーがこの食レポをネタ元として悪用していたわけだが)そのころ、そのアカウントの主のらんらんは呑気に自宅でラーメンの写真を撮って独特な表現でラーメンの評価を語っていた。
どうやら件のアカウントはラーメンの妖精さんことレシピッピが見えてるらしいので、早速ぱんだ軒に向かうとらんらんがお出迎え。ゆいたちはラーメンを賞味しそのうまさに御満悦。一方でうっかり喋ってしまったメンメンが店に飾ってあるパンダのぬいぐるみに紛れ込んでいるのを見つけたらんらん。ゆいの元に届けようとしたときにメンメンが妖精であることを知ってしまうのだったり。
その後レシピッピが気になって調べようと学校の図書館で本を探していると、なぜかレシピッピを知っているらしきあまね生徒会長から唐突な助言。早速キュアスタで半額セールの告知をうち、お客が料理に満足してレシピッピもぞろぞろ出現する中、案の定ジェントルーがレシピッピを奪い、自分の店がメシマズ状態に。
その光景に涙するもそれがメンメンに呼応したことでデリシャスフィールドに入り込んだらんらん。苦心してできあがった自分の店の味が奪われたことに怒りの炎が燃え上がり、味を取り戻すためためにジェントルーとウバウゾーめがけてまっしぐら。メンメンとともに覚醒することになる。
キュアヤムヤム
「おいしいの独り占め、ゆるさないよ!」
華満らんが変身するプリキュア。オールスターズ方式で72人目(オールスターズ映画のキュアエコーを含むと73人目)のプリキュアになる。
「どんぶりフォーム」になったパートナーのメンメンから力を分けてもらうことで変身し、中華イメージという事で黄色基調+おだんごヘア+メンメンのどんぶりと同じ柄のヘッドドレス+チャイナドレス風のコスチュームという姿に。戦闘スタイルもラーメンを意識した内容となる。
初変身は第7話と、初期メンバーの3号プリキュアとしては大森ゆうこ/キュアハニーに次ぐ遅さ、なのだが…?(詳細は長くなるので余談の項を参照)
決め技
- バリカッターブレイズ
- キュアヤムヤムが放つ通常技。麺状のカッターを投げつけて攻撃する。バリカッターは博多ラーメンの麺の堅さ「バリカタ」、ブレイズは恐らく仮面ライダーブレイズ同様ブレイドの複数形(BLADES)と思われる。紐のように長く伸ばして相手を縛り上げることも可能。強化版のバリバリカッターブレイズもある。そこはハリガネとかじゃないんだ。
- プリキュア・ヤムヤムラインズ
- キュアヤムヤムの個人浄化技。ハートキュアウォッチを光らせ、両手で線を描き、無数の麺状の光を放ってウバウゾーを浄化する。ゴーフラッシャー言っているおじさんたち多し。
- プリキュア・デリシャスヤムヤム・ドレイン
- ハートジューシーミキサーを使った個人浄化技。ダイヤル黄色に合わせ、上部のレバーを4回押して光を混ぜ合わせてエネルギーをチャージし、銃のように構えて持ち手にあるハート型のトリガーボタンを押すことで光を放ち、ウバウゾーを浄化する。
余談
デパプリは作品の方針からか、また今回は春映画も無かったという事もあり、覚醒にいたるまで時間をかけて描いている。そのため、らんがヤムヤムになるのも、通常の3人目が第3話か第4話あたりだったのが、第7話での覚醒と相成った。
ところが順調にいけば3月20日放送だったのがここに来てアクシデントが発生。東映アニメーションの社内システムに不正アクセスがあったことが明らかとなり、システムの一部を停止したことでアニメ制作が一時中断。これによりデパプリも放送が1ヶ月休止となってしまった。そして4月17日に放送を再開し、結果として第7話が放送されたのが4月24日となった。
このため、ただでさえ話数的に遅かったのに輪をかける形で、時期的には『ハピネスチャージプリキュア!』でキュアハニーの正体が大森ゆうこと明かされた第10・11話(4月6日・13日)、『Yes!プリキュア5GoGo!』で美々野くるみがのぞみたちの前でミルキィローズに初めて変身した第12話(4月20日)よりも遅くなると言う事態に。
あげくに他の展開は止められず、「ミラクル変身!おしゃべりメンメン」は予定通り3月19日に発売、プリキュアショーも20日より開始し、結果的にショーのほうで先行登場となってしまった。
大きいお友達の中には、これまでもメシマズテロの被害に遭い続けていたこと(さらにはブンドル団との関与を疑われたり食レポを悪用されたりも)に加えて、この土壇場での放送休止も相まって、らんのことを一層不憫に思う人もかなりの数いたりする。人によっては同時期の作品での「変身失敗おじさん」になぞらえる形で「変身延期お嬢さん」なんて呼ぶ人もいた。
関連静画
「ヤムヤム」という特徴有る名称だけに「やむ」という口癖のアイドルにコスプレさせている事例も。そういやらんらんの中の人はゼノグラの春香さんだったね。
関連項目
- プリキュアの一覧
- デリシャスパーティ♡プリキュア
- 和実ゆい / キュアプレシャス
- 芙羽ここね / キュアスパイシー
- 菓彩あまね / ジェントルー / キュアフィナーレ
- メンメン
- コメコメ
- パムパム
- ローズマリー
- 品田拓海 / ブラックペッパー
- 平光ひなた(似通った性格であり、既に覚醒済みだったとはいえ、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言発令で当番回が2ヶ月先送りにされた2年前の黄キュア。らんの状況を見てひなたを思いだした人も多い)
- 来海えりか(しゃべり方や顔芸に既視感を覚える人多し)
- 有栖川ひまり(スイーツに関して饒舌になるという似たような性質持ち。彼女も幼い頃の経験がトラウマとなっていたことがある)
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