華胥の夢単語

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曖昧さ回避

1. 小野不由美原作の小説「十二国記」の短篇集のタイトル。

2. 上海アリス幻樂団の楽曲の一つ。→上海アリス幻樂団の音楽一覧

   本稿は2について説明する。

概要

音楽CD「夢違科学世紀　～ Changeability of Strange」に収録されているCDオリジナル曲である。付属のブックレットでのタイトルは「華胥の夢　Paradisiacal Daydream」となっている。

タイトルの「華胥の夢」とは、吉夢のことを指した言葉で、これは「華胥（氏）の国」という中国の故事に由来している。この故事で、中国の伝説上の帝である黄帝が夢で見た理想の国が「華胥（氏）の国」である。そこは君主もおらず、だれもが自然のままに暮らすまさに理想の国であったという。

付属のショートストーリーでは、マエリベリー・ハーンが夢の中で現実世界ではない別の世界（幻想郷だと思われる）を見ている。彼女にしてみれば、そこはまさしく華胥（氏）の国（理想の国）であったのだろう。

ちなみに、西行寺幽々子のいくつかある二つ名のうちの一つは「華胥の亡霊」である。また、彼女のスペルカードには「華胥の永眠」というものもある。

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関連項目

• 上海アリス幻樂団の音楽一覧
• 夢違科学世紀
• 秘封倶楽部
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