落っことしパズル とんじゃん!?とは、1989年発売のファミリーコンピューター用パズルゲームである。NMKが制作し、ジャレコより発売されている。
概要
『倉庫番』亜種のパズルゲームである。「とんじゃん」というだけあって、主人公キャラクターは同じくNMK作品『ぶたさん』のぶた、そしてブロックは麻雀牌が使われている。なんでこんな組み合わせになったかは謎である。ほかにもパスワード表示画面で女の子が出たり、プログラマーらしき男性が出たりと登場人物はいるが、世界観がまったくもって謎。教えて、NMKの人!
『倉庫番』よろしく、既定のブロックをすべてクリア地点まで運べばクリアとなる。倉庫番との大きな違いは以下の通り。
- クリア地点は穴になっているので、ブロックを複数落とすことも可能。穴の上は通過できる。
- クリアに必須の牌(ブロック)以外も存在する。
- ステージごとの規定数以内であれば、クリア必須牌以外を落としても構わない(例外あり)
- とっくり絵柄の「もう一牌」を落とすと規定数がひとつ増える。
- 魚絵柄の「失牌」を落とすと即死。
- 規定数をきっちり使い果たしてクリアするとボーナスあり。
- クリア時に☆1~5の評価点が与えられ、評価点☆10ごとに1up(スコアエクステンドとかはない)
- 操作は牌を押すか、降参してやり直すかだけの男らしい仕様。引き戻すとかアイテムとか一切なし。
オープニング画面といいゲーム中のBGMといい、麻雀牌扱ってるとは思えない非常にファンシーな世界観だが、パズルとしての難易度はなかなかの物。99面をクリアすると更に40の裏面が出るなどボリュームも満点。
ちなみに、「白白白發發發中中中」など役満条件の牌を落としてクリアすると役満ボーナスも得られる(申し訳程度の麻雀要素)。
元々はアーケードゲームとして出す予定であったらしく、ロケテストも行われたようだが、そのままお蔵入りになってしまった。「点数、稼いでる?」などとスコアに言及するところに痕跡があるようなないような。一応、韓国では同ゲームのキャラ替え版がアーケードで出ている模様。
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関連項目
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