葛城ミサト(かつらぎ-)は『新世紀エヴァンゲリオン』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の登場人物。CVは三石琴乃。
概要
※以下の記述は基本的にアニメ版に基づいています。
生年月日:1986年12月8日(三石琴乃と同日)の29歳、女性。
ネルフ戦術作戦部作戦局第一課に所属する一尉(作中で三佐に昇進)としてエヴァンゲリオン各機の戦闘指揮を担当する。
作戦立案に関しては優秀で、ヤシマ作戦、ユニゾンによるイスラフェル撃破など成功事案が多い。
一方、サハクィエル襲来時の迎撃作戦でのエヴァの配置地点を“女の勘”で決定したり、JA(ジェット・アローン)暴走時の自らJA内に侵入し内部から活動停止させるなど無茶をすることも多いが、クジは当たったことがない。
家事は苦手で同居しているシンジに任せがち。特に料理に関してはレトルトを使用してもまずくなるほど。ちなみにカップめんにカレーを入れる食べ方が乙らしい。
また酒好きでビールを愛飲し、朝っぱらから飲んでいることもある。
第二東京大学在学中に交際していた加持リョウジを当時からの友人、赤木リツコに紹介していた。また加持とは作中での再会後復縁したようだ。
大学を出てからはゲヒルンに入所、入所後しばらくはドイツにある第三支部勤務であり、アスカとはその頃に出会っていた描写がある。
父はS2機関の考案者である葛城博士。14歳のときに彼が隊長を務める南極調査隊に同行しセカンドインパクトに遭遇した。
名前の由来は、『新世紀エヴァンゲリオン』の総監督である庵野秀明曰く「カツラギは旧日本海軍の艦船から。ミサトは成田美名子さんのマンガの主人公から借りています。」とのこと。[1]
この後に加持リョウジの名前の由来について「リョウジは同じく成田美名子さんのマンガの主人公から借りています。」ともある。
ここでは漫画の題名は明示されていないが、成田美名子の漫画作品『あいつ』に「泉みさと」「沢田涼司」というキャラクターが登場するとのことであり、ここから名前を取ったものと思われる。
なお、彼女だけエヴァを「エバー」と伸ばして発音するが、これは単に演じた三石の癖というだけで意図したものではない。のちに修正しようとしたものの、その頃には「ミサト=エバー」が完全に定着してしまっており、直すに直せなかったとのこと。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版
登場時の階級が一尉から二佐へ変更されている。
名台詞集
- 「エバー」
- 「この次も、サービスサービスぅ」
- 「大人のキスよ、帰ってきたら続きをしましょう」
- 「あら。希望的観測は人が生きていくための必需品よ」
- 「風呂は命の洗濯よ♪」
- 「行きなさい!シンジ君!!誰かの為じゃない、あなた自身の願いの為に!」
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 新世紀エヴァンゲリオン
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版
- 相田ケンスケ
- 青葉シゲル
- 赤木リツコ
- 綾波レイ
- 碇ゲンドウ
- 碇シンジ
- 碇ユイ
- 伊吹マヤ
- 加持リョウジ
- キール・ローレンツ
- 北上ミドリ
- 左様の人
- 鈴原サクラ
- 鈴原トウジ
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 時田シロウ
- 渚カヲル
- 日向マコト
- 冬月コウゾウ
- 洞木ヒカリ
- 真希波・マリ・イラストリアス
- 山岸マユミ
- エヴァンゲリオン
- 月野うさぎ(前髪のデザインはこのキャラから拝借した。その後、声優が同じ三石に決まった。)
- 三石琴乃
脚注
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