葛葉ライドウとは、株式会社アトラスが放つRPG、デビルサマナーシリーズに登場する主人公である。
また、シリーズ名として略称「ライドウ」と呼ばれることもある。
デビルサマナーシリーズ3作目にあたる「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」は「調理器」
「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」は「アバドン王」と略されることがある。
ドラマCDになったり、ファミ通のサイトで漫画も連載されている。
概要
デビルサマナーシリーズ第二作「ソウルハッカーズ」より8年以上の時を経て復活したデビルサマナーシリーズ。
コンピュータを駆使して悪魔を召喚・使役する女神転生シリーズ、その外伝として、一見平和な現代社会の影で戦う悪魔召喚師の活躍を描いたデビルサマナーシリーズから舞台を刷新。
大正20年に活躍する悪魔召喚師、十四代目葛葉ライドウの活躍を描くアクションRPGである。
デビルサマナーシリーズに登場した組織クズノハ等、世界観は共通しながらも、コンピューターを使わない悪魔召喚師の姿や、大正レトロ溢れる世界観等から人気を獲得した。
2006年3月初頭、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」が発売。廉価版が同年末に発売されたが、現在は品薄なためプレミア価格となっている。
2008年10月23日、デビルサマナーシリーズ最新作となる「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」が発売された。ストーリーは前作「超力兵団」よりやや後の話だが、ストーリー的な関連性はほぼないと言ってもよい。前作で難点とされたシステム周りが整備され、遊びやすくなっている。
なお、「アバドン王」のPlus版では、諸般の事情でプレミアが付いていた同社の真女神転生-NOCTURRNEマニアクスの再販版、クロニクルエディションが付属され、版権が切れたダンテの代わりにゲスト出演した。パッケージも人修羅vsライドウが描かれている。(いわゆる仲魔扱い。)
2025年3月27日に超力兵団のリマスター版として
「RAIDOU Remasterd 超力兵団奇譚」が発表された。
超力兵団奇譚はSwitch/Switch2、PS4/PS5、XBOX X|S、STEAMより2025年6月19日発売予定。
登場人物
- 葛葉ライドウ cv:杉田智和(ドラマCD/Remastered)
- 代々悪魔退治と悪魔召喚を生業としてきた悪魔召喚師(デビルサマナー)。
一族の14代目を襲名し、表向きは「鳴海探偵社」の探偵見習い、裏では帝都守護を課されたデビルサマナーとして暗躍する。葛葉ライドウは名跡で、本名はプレイヤーが自由に設定できる。帝都にある弓月の君(ゆづきのきみ)高等師範学校に通う生徒でもある。年齢は十代後半、好きな食べ物は大学芋。学帽と外套(がいとう)が特徴的。学帽は銭湯や温泉でも脱がない。(漫画版では剣道の時に帽子は普通に脱いでいる。)腰には愛刀「退魔刀 赤口葛葉」を下げ、拳銃と悪魔召喚器の封魔管を使って悪魔達に挑む。 - 拳銃は「コルトライトニング(コルト M1877)カスタム」。シングルアクションで有名なコルト社が作ったダブルアクションリボルバーを改造したもの。
- 余談ではあるが、葛葉一族の封魔管を利用した召還は「神道系召喚術」であるらしい。(デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 死人驛使より)
- 同小説では初代 葛葉キョウジが登場し、「陰陽道系召喚術」を利用している描写がある。「神道系召喚術」が悪魔を随伴・使役する召喚法であるのに対し、「陰陽道系召喚術」はナオミが利用していたような、悪魔の力を一時的に最大出力で放つような召喚法になっている。
- ゴウト(業斗童子) cv:中田譲治(ドラマCD/Remastered)
- 葛葉ライドウのサポート役。人語を話せるが、デビルサマナーのみ言葉を理解でき、それ以外の人間には普通の猫に見えてしまう。その正体はかつて禁忌に触れた葛葉一族の姿。戒めとして魂を束縛する呪いをかけられており、『黒い生物の死体』に憑依させられている。例え憑依中の身体を失っても魂の束縛は解けないため、別の屍に憑依することになる。秀でた力を持つデビルサマナーだったらしく、歴代の葛葉ライドウを見守ってきたらしい。悪魔召還や術式に関する知識はライドウのそれを軽く凌ぐ。過去には日本で最凶とされた神、アマツミカボシと対峙したことがある。かつて国を滅ぼそうとしたそのライドウのお目付け役を任され、帝都守護の一端を担うことになる。
- なお、『業斗童子』とは上記の呪いによる処罰を行われた者の総称であり、それぞれに分類番号(IDみたいなもの)が振られている。十四代目の従者として随伴している個体は分類番号イの四十八番。
- 業斗童子が全部で何名居るかは言及されていない。
- 弱点はねこじゃらし。麻雀でテンションがあがっちゃったりタイプライターなどの新しい機械にも果敢に挑戦する姿がほほえましい。
- 鳴海 cv:子安武人(ドラマCD/Remastered)
- ライドウが世話になっている(?)オカルト専門「鳴海探偵社」の所長。かつて陸軍所属の密偵だった過去を持ち、鳴海というのも本名ではない。あちこちにコネを持っていて、情報収集も天才的なようだがそんなところは日常ではまったく見せない。周囲を欺いているといえば聞こえはいいが、まるで仕事をしてないように見えるのは気のせいだろうか?
- あまりのダメさ加減にファンの間ではニートと呼ばれることも。
- 仕事は上記の通りダメダメだが、麻雀になるとその腕前を如何なく見せ付けてくる。
- 得意技は「国士無双」とのこと。異常なくらいの確率で国士無双を放ってくる。
- それ積み込みなんじゃないですかね鳴海さん・・・
- なお、麻雀は賭け麻雀であり(大正時代だからセーフ?)、負けると容赦なく金をもぎとられる。
- 「ワハハハハ!悪いなライドウ!」と笑う鳴海所長にコルトライトニングを抜きかけたライドウもたくさんいるとかいないとか。
- ※葛葉ライドウではキーアイテムを集めることでミニゲームとして麻雀がプレイできる。
- 東風戦で四人打ち、メンバーはライドウ・鳴海と保持している仲魔から2体を選択できる。
- なお、鳴きに関してはガイドが出るが、チョンボが出来る仕様になっており、罰符まで取られる。
- 少なくともフリテンが何なのかくらいは理解していないと上がったはずなのになぜか金を取られることになりかねない。
関連動画
関連項目
- 女神転生
- デビルサマナーシリーズ
- デビルサマナー ソウルハッカーズ
- 漫画 葛葉ライドウ対コドクノマレビト
- ライドウ荒らし (当キャラクターに関する風評被害・市場荒らしの苦情についてはこちらへ)
- 超力超神ヤソマガツ
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