藤堂こよりとは、ゲーム及びアニメ「星空へ架かる橋」の登場人物である。
概要
ゲーム及びアニメ「星空へ架かる橋」に登場するキャラクター。同作のヒロインの1人。
CVを担当するのはPCゲーム版では桃井いちご。アニメ版では大久保藍子。
山比古南学園の1年生で、主人公・一馬の後輩。藤堂姉妹の次女で、つむぎの妹なのだが身長が低く(146cm)、姉や同級生の円佳と比べても身体のプロポーションも控えめで、容姿や言動も年相応らしからぬお転婆でやんちゃな部分が目立つ。「あたい」という一人称に始まり、おだんご状に簡素にまとめた髪型も女の子らしさをあまり感じさせない印象を放っている。
しかし、こよりのシナリオでは魔法をかけられた結果それらが大きく変化を・・・
正義感が強く、近所の子供達を集めては町のパトロールを行ったり、困っている人を助けるボランティア的な活動に勤しんでいるため、町の人からも広く顔と名前を知られている。しかし後先考えない直情的な性格が災いし、時折人助けのつもりがトラブルを起こしてしまい姉のつむぎに咎められる事もある。
町内に住んでいる老人・源五郎とは特に顔馴染みで、彼の身の回りの世話をしている。庭の掃除以外にも食事も作っているため、実は料理もそこそこ得意。他には彼の将棋の相手を務める事もあるが、いつも負かされている。
ちなみに彼(及び、町内の高齢者達)の影響なのか、こよりは演歌や時代劇も愛好している。
運動神経にも優れ、本気のこよりは元運動部所属の一馬にも負けず劣らないほどの身体能力を誇り、遠慮や手加減を考えない点に関しては一馬以上かもしれない。他にも運動会以外の場では木の上に登るなどといった芸当も披露している。悪人を成敗するにあたっての得意技はいわゆる「羅漢銭(銭投げ)」。見た目とは裏腹にかなりの攻撃力を持ち、大吾の眉間にコインが命中した時は一撃で気絶させてしまったほど。
(尚、アニメ版ではコイン投げではなくどんぐり投げに変わっている。)
ズバ抜けた運動能力を誇る反面勉強は苦手で、こよりに曰く「べんきょうは、おこったムギネエのつぎににがて」。そのため、ゲーム中では彼女の台詞のみならず彼女の視点でストーリーが進行する際は、テキストも大部分がひらがなやカタカナで展開されている。
一馬との最初の顔合わせも先述の正義感が災いし、転校初日から広まった「一馬=プレイボーイ」の悪評を聞きつけ、転校してしばらくは一馬を影から監視しているためストーリーが始まってしばらくは姿を見せず(一馬には「誰かに見られている感じがする」と存在をそれとなく感知されてはいたが、こよりに観察されている事は解らなかった)、時がしばらく経過して一馬を上述の羅漢銭で成敗しに姿を見せる辺りから本格的にストーリーに絡んでくるようになる。
ちなみに、姉妹以外の登場人物たちは基本的に名前ではなくあだ名・愛称で呼ぶ。
(初:ういっちゅ、伊吹:いぶきん、陽菜:ヒナっち、歩:あゆみん、源五郎:げんじー、千歌:ボス、efc...)
ただし一馬の場合は「星野一馬」と、事あるごとにフルネームで呼ぶ。
ここまで書いた通り「女の子らしさ」を漂わせない少女なのだが、彼女のシナリオでは恋愛というものに目覚めたこよりが今まで考えた事のない分野について悩み苦悶しながら「恋する少女」へと変わっていく様は、多くのプレイヤーを2828させたはずであろう。
余談となるが、源五郎爺や藤宮詩、有田町長など、彼女のシナリオでしか姿を見る事が殆ど適わない人物も少なからず存在する。(他のシナリオでも名前のみ聞けたり少しだけ登場したりと、全くお目にかかれないわけではないが)
また、作品中で主題歌(挿入歌)を担当しているヒロインの1人でもある。
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