藤本タツキ単語

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藤本タツキとは、日本の漫画家である。代表作は『ファイアパンチ』『チェンソーマン』。

経歴

1992年 10月11日生。男性。秋田県にかほ市出身。

高校生の頃に「長門は俺」名義で活動を開始。新都社などのWeb媒体で漫画を公開していた。2011年 12月（17歳）、『庭には二羽ニワトリがいた。』が月例漫画賞の最終候補に残った。それをきっかけに林士平（りんしへい）氏が担当編集に付いた。また、『ムリゲー』（「長門は俺」名義）でジャンプ次世代漫画賞佳作を受賞。

予備校が近くに無かったため、おじいちゃんおばあちゃんが通う絵画教室で油絵を学び、東北芸術工科大学美術家洋画コースにAO入試で入学。在籍時には油絵では絵が上手くならないと思い、図書館にこもってクロッキーを描いていたという。また、当時はバイトをしておらず、数々の読切を投稿して賞金を生活費の足しにしていたという。その後、『ファイアパンチ』連載準備のため上京した。

2016年 4月18日、少年ジャンプ＋にて『ファイアパンチ』を連載開始。ジャンプSQ.の連載会議には２回落ちたものの、ジャンプ＋に掲載された第1話はSNS等で大きな話題となり、少年ジャンプ＋初期の読者数増加に貢献した。2018年 1月1日連載終了。全8巻。

その後、担当の林編集がジャンプSQ.編集部から週刊少年ジャンプ編集部に異動したのに伴い、週刊少年ジャンプでの連載の準備を始める。その間の期間に読切『妹の姉』（ジャンプSQ.2018年 6月号掲載）などを発表。週刊少年ジャンプ 2019年 1号から『チェンソーマン』を連載開始。2020年 12月14日発売の2021年 2号で連載終了。全11巻。それと同時にアニメ化（制作：MAPPA）と少年ジャンプ＋での第二部掲載が発表された。

2021年 4月、新作読切のためアシスタントを募集し、7月19日、少年ジャンプ＋に読切『ルックバック』を掲載。9月3日に『ルックバック』、10月4日に短編集『17-21』、11月4日に短編集『22-26』と単行本を３ヶ月連続刊行。11月4日には初のノベライズとなる『チェンソーマンバディ・ストーリーズ』（小説・菱川さかく）が発売された。このころ、MILLION TAGの特別審査員や「ジャンプの漫画学校」の講師を務めた。

2021年 10月22日、新作読切のためにアシスタント募集を開始。22年3月末に掲載告知。4月11日、少年ジャンプ＋に読切『さよなら絵梨』を掲載。2022年 7月4日に藤本タツキ原作遠田おと作画『フツーに聞いてくれ』を掲載予定。

『チェンソーマン』第二部は2022年 7月13日(水)よりジャンプ＋にて連載。

作風

まずテーマを決め、キャラとストーリーに落とし込むという順序で漫画を制作しているという。作業環境はCLIP STUDIO PAINT、WACOMの液晶タブレット。中学生の頃に板タブレットを購入し、『佐々木くんが銃弾止めた』の賞金で液晶タブレットに移行したという。

作品の内容に関しては、映画的な構図や、予測不可能なストーリー展開が特徴として挙げられることが多い。また、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』等の作品では人体損傷や出血などのグロテスクな描写が目立つが、それに関してはインタビューで次のように述べている。

でもグロ描写も、グロければいい、ただグロ描写を描きたいと思っているわけではなくて、意識してやっているものなんです。僕はきれいな部分とか、優しいものを描くなら残酷な部分を描かないといけないと思っていて。そのほうが優しい部分に触れたときに、映えるじゃないですか。

（「ファイアパンチ」藤本タツキインタビュー - コミックナタリー特集・インタビュー、p.2）

また、他作者の映画やマンガのオマージュが多く、インタビュー等で影響元を明言することも多い（例：五十嵐大介『魔女』、弐瓶勉『ABARA』など）。『ファイアパンチ』でクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』をオマージュした場面は、「映画秘宝」2020年 10月号のノーラン特集に掲載された。

人物

インタビュー等で影響を受けたものとして語られる作品は、映画や漫画のみならず小説・音楽など多岐にわたる。基本的に情報は映画と漫画から入手し、他にはYahoo!ニュース等のトップニュースを読むくらいで、ゲームはしないという。
　週刊少年ジャンプ 2020年 15号巻末の「藤本先生の好きな映画監督ベスト３！」では、１位にイーサン・コーエン、２位に宮崎駿、３位にデイビッド・フィンチャーを挙げている。

女性キャラクターのアクの強さが取り上げられることも多く、それに絡めて自らの嗜好を語ったインタビューも複数存在する。
　ジャンプSQ.2017年 7月号に掲載された沙村広明との「理想の女性（ヒロイン）像」についての対談では、「僕はＭなんですよ」「高圧的で理不尽な女性が好きです」「女性には男性より高い位置にいてほしい」と語ったほか、次のようなエピソードを紹介した。

大学の頃に意地悪してくる女の子がいたんですが、ある日学校で僕の自転車がひっくり返っていたんですね。なんだろうと思っていたら、その女の子が「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ！」って言ってきて。俺はなんて幸せもんだと思いました。

また、「日刊藤本タツキ」第４号では「僕の好みはマキマみたいな、年上でイジメてくる人です。」と語っている。

関わり

アシスタント陣
- 『ファイアパンチ』のメインアシスタントは、龍幸伸（1～8巻）、賀来ゆうじ（1～7巻）、高橋侑吾（1～3巻）、村田順一（4～7巻）、浜田音（2～7巻）、瓜生愛美（3～8巻）、寺師寛明（5巻）、有本茜（6～8巻）。※単行本にクレジットされているもの
  そのほか、遠田おと（『にくをはぐ』など）、遠藤達哉（『SPY×FAMILY』など）等もアシスタントに入っていたという。
  『ファイアパンチ』は元々ジャンプSQ.（月刊誌）での連載を狙っていた作品だったが、連載会議に2回落ちた後、林編集の持ち込みにより少年ジャンプ＋での連載が決定した。その際に作業スピードを月刊ペースから週間ペースに調整する必要が生じたため、連載中は林氏が全力でアシスタントを集めたという。
- ながやま　こはるのツイートによれば、『チェンソーマン』連載時のアシスタントは瓜生愛美、遠山花近、西田荘、杉山、有本茜、龍幸伸、長月巡、佐々木宣人、伊藤（敬称略）。
- 賀来ゆうじ先生が『地獄楽』を連載していた際、８割方のアシスタントが『チェンソーマン』の仕事を掛け持ちしていたため、忘年会を合同で開くなど、互いの職場の交流が盛んであったという。その縁か、Twitter上で互いの作品に言及したり、企画でお互いの作品のキャラクターを描いたり（関連動画参照）などしている。
- 龍幸伸先生は、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』『地獄楽』などのメインアシスタントを勤めた。月刊少年マガジンやジャンプSQ.での連載・掲載経験があり、また、賀来ゆうじ先生のツイートによれば「むしろ、僕や藤本タツキ先生が龍先生の影響を多分に受けています」とのことで、その実力の高さが伺える。現在はジャンプ＋にて『ダンダダン』を連載中。
岡下陽平（おかしたようへい）
稲妻温泉所属。『ブルーピリオド』やアフタヌーン本誌の表紙デザインを手掛けている。
『ファイアパンチ』『チェンソーマン』のコミックスのカバーデザインは全て岡下氏が担当している。
沙村広明
『無限の住人』『波よ聞いてくれ』などの作品で知られる。
藤本先生がリスペクトを公言している作家の一人。『ファイアパンチ』連載時には対談も実現している（「インタビュー・コメント」参照）。藤本先生はインタビューの中で、『チェンソーマン』では『無限の住人』の影響から止めの絵を意識的に多用していると述べている。
榎本俊二
『GOLDEN LUCKY』『えの素』などの作品で知られる。
WJ 2020年6･7合併号掲載の『チェンソーマン』番外編に『えの素』（榎本俊二）の登場人物「葛原さん」が描かれた（「●の素の●原さん」と伏字表記ではあるが）。また、『チェンソーマン』第60話「クァンシと魔人たち四十九人斬り」は榎本氏の『斬り介とジョニー四百九十九人斬り』のオマージュである。榎本氏は自身のTwitter上でこれらに反応した。
その後、榎本氏は雑誌「BRUTUS」のマンガ大特集号でチェンソーマンを紹介している。他にも、榎本氏が参加するイベントに応援メッセージ＆イラストを贈った藤本は、その後榎本からサイン色紙とハチの巣を貰った。
石田スイ（『東京喰種トーキョーグール』など）、ONE（『ワンパンマン』など）
石田スイは『ファイアパンチ』2巻に、また、ONEと村田雄介が『ファイアパンチ』3巻に帯コメントを寄せている。この寄稿について藤本先生は、新都社に漫画を投稿していたというつながりによるものだと思っている（ソース）と述べた。
横槍メンゴ
アニメ化された『クズの本懐』や、原作が別人のものでは『君は淫らな僕の女王』の作画などで知られる。現在は『【推しの子】』を連載中。ニコニコ動画ではヨリ名義の活動（「いーあるふぁんくらぶ」のイラストなど）で知られている。
Twitterやツイキャス上では、少年ジャンプ発売直後にその感想を興奮した様子で述べる事でも（一部で）有名。チェンソーマン１部連載時には、キャラクターでは姫野や早川アキに触れることが多かった。藤本先生の作品もほぼ全てチェックしているそうで、林編集も氏のチェンソーマンに対する熱狂ぶりは関知しているようである。チェンソーマン第1回人気投票では、『チェンソーマン』に関係のないキャラクターや実在の人物などは除外して無効にしたとの記載があるにもかかわらず、なぜか「横槍メンゴ」に入れられた2票が有効になっていた。
余談ではあるが、メンゴ氏が読切『狼になりたい』をジャンプ＋に掲載した際には藤本先生と同じ林編集が担当だった。
岩井俊二
映画監督。代表作は『Love Letter』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』など。
2020年 1月16日に公開されたインタビューで『チェンソーマン』に触れている。
2021年 1月から放送されているTVドラマ『ウチの娘は、彼女ができない!!』第2話にて『ファイアパンチ』と『チェンソーマン』に言及する会話があった。脚本の北川悦吏子氏のツイート（リンク）と岩井氏のツイート（リンク）によれば、北川氏が友人の岩井氏に『呪術廻戦』とともに『チェンソーマン』を薦められて読んだところ、心にヒットしたことを理由として述べている。
チェンソーマン11巻発売に際して激賞コメントを寄せた。
漫画家の吉川皓也（よしかわこうや）氏とは大学時代の同級生（ソース）。

ながやま　こはる

ファイアパンチとチェンソーマンが好きな小学３年生で、藤本タツキの妹。授業でツイッターのアカウントを作ったらしい。
おいしかったものをオススメすることが多く、その他にも身の回りの出来事をとりとめなく報告してくれる。ツイート内容には所々ツッコミどころはあるものの、何とものほほんとしたアカウントである。藤本タツキ先生のことは「お兄ちゃん」と呼んでいるようだ。

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 https://twitter.com/nagayama_koharu/status/1282656033932894208

……という体で藤本タツキ本人 が運営しているアカウント。

一見して本人のアカウントだと気づきにくいため、無関係な第三者が運用するアカウントだと勘違いされることがしばしば。『ファイアパンチ』連載直前には、担当の林編集でさえも「身内を騙る危険なアカウント」と勘違いしたほどである。
林　： 「藤本くんに早くもヤバいファンがいる、訴えなきゃ」※「ながやまこはる」のこと
藤本：「（あーどうしよう）それ僕です」
林　： 「何で？どうして？何のために？」（狼狽し、藤本先生を畏れるような顔で）

アカウント自体は2012年 9月、すなわち連載デビュー作『ファイアパンチ』開始の約3年半前から存在している。ダ・ヴィンチ 2021年 4月号のインタビューによれば、「『タルパ』を作り客観性を持ちたかったのだが諦めた」のが運用開始のきっかけだという。

普段は「妹」という体を取ってはいるものの、漫画家・藤本タツキのアカウントとしての役割も兼ねているようである。『チェンソーマン』第1話や『佐々木くんが銃弾止めた』掲載するなど作品の広報を行うこともあれば、作品の細かい情報（訳し忘れ、巻末コメントのミスなど）や、自身の作品のオマージュ元の情報などのツイートもある。『予言のナユタ』のナユタの画像を（自画像として）挙げるなど、ときどきイラストを投稿することもある。

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 https://twitter.com/nagayama_koharu/status/829176081898835968

WJ 2019年26号『チェンソーマン』23話センターカラー裏「チェンソーマン大ずかん」では、当アカウントを「お得情報いっぱいの作者妹Twitter」として紹介している。チェンソーマン公式（@CHAINSAWMAN_PR）は真っ先に当アカウントをフォローしている。

さくらももこ作の『ちびまる子ちゃん』に同名のキャラクターが登場するが、関連性は不明。
pixivにも「長山小春」アカウントが存在し、そちらでは日本吾勉強中のフィリピン人と名乗っている。

ちなみに、「長門は俺」時代のTwitterのアイコンは小池徹平の顔写真だった。

2022年 11月、年齢制限違反のためにアカウントが凍結されるというアクシデントが発生する。

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 https://twitter.com/SHIHEILIN/status/1590854706804719616

その後、「藤本タツキ」名義のアカウントが新たに開設されたことが林編集によって発表された。

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 https://twitter.com/SHIHEILIN/status/1591226923753312256

強烈な本人アピール、作品の裏話ツイート、アニメ実況など話題を振りまいていたのだが、

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 https://twitter.com/SHIHEILIN/status/1592782918891765761

「ながやま　こはる」アカウントが無事復活したことにより、当初の予定通り「藤本タツキ」アカウントは削除されることとなった。

作品

「長門は俺」名義

それ以外の名義

作品名	形式	備考
庭には二羽ニワトリがいた ^[1]	読切	Supreme Comic 大賞第22回最終候補作。結果発表ページ（ｱｰｶｲﾌﾞ） 2019/08/08ジャンプ+に再掲載『17-21』収録
復讐の剣	読切	Supreme Comic 大賞 season II 第4回最終候補作。未公開作。NIM^[2] 名義。結果発表ページ(ｱｰｶｲﾌﾞ)
正義の見方	読切	Supreme Comic 大賞 season II 第10回最終候補作。未公開作。藤本たつき名義。結果発表ページ（ｱｰｶｲﾌﾞ）
かみひこうき	読切	第3回クラウン新人漫画賞編集部特別賞。結果発表ページ未公開作。
佐々木くんが銃弾止めた ^[1]	読切	第5回クラウン新人漫画賞編集部特別賞。結果発表ページなお、受賞時の題名は『佐々木くんが銃弾をとめた』だった。『17-21』収録
恋は盲目 ^[1]	読切	第9回クラウン新人漫画賞佳作。結果発表ページ「ジャンプSQ.19」Vol.13掲載。雑誌デビュー作。『17-21』収録
シカク ^[1]	読切	「ジャンプSQ.19」Vol.14掲載。再掲載時のタイトルは『シカク-ShiKaKu-』。『17-21』収録
予言のナユタ ^[1]	読切	「ジャンプSQ.」2015年 8月号掲載。ボイスコミック化（前編・後編）『22-26』収録
人魚ラプソディ	読切	「ジャンプSQ.19」Vol.17掲載。『22-26』収録
ファイアパンチ	連載	少年ジャンプ＋、16/04/18～18/01/01連載。全83話、全8巻。第1話
目が覚めたら女の子になっていた病 ^[1]	読切	少年ジャンプ＋に掲載。元はWEBに掲載された漫画。『22-26』収録
妹の姉	読切	ジャンプSQ.2018年 6月号掲載（バックナンバー） 19/05/02、19/08/08にジャンプ+に再掲載『22-26』収録
チェンソーマン（第一部）	連載	週刊少年ジャンプ 2019年 1号～2021年 2号連載。全97話、全11巻。 MAPPA 制作によるアニメ化が決定。
ルックバック	読切	21/07/19、少年ジャンプ＋に掲載。143P。現在は途中まで無料。 8月2日、不適切な表現があるとの指摘を受け、作者側からの申し出により該当部分が修正された（ソース１、ソース２）。 9月3日発売のコミックスでは再度修正が施された。
さよなら絵梨	読切	22/04/11、少年ジャンプ＋に掲載。200P。
フツーに聞いてくれ	読切	2022/07/04公開予定。原作担当。作画はファイアパンチ執筆時のアシスタント・遠田おと氏。
チェンソーマン（第二部）	連載	少年ジャンプ＋で2022/07/13(水)～連載予定。

[1]…『ファイアパンチ』連載時に特別読切として配信された。読むには30ポイントが必要。
[2]…NIM名義のpixivアカウント。NIMとは長門は俺→Nagato Is Me→NIMという意味だと思われる。

読切再掲載情報
- 2019年 1月14日配信の週刊少年ジャンプ定期購読者向け無料特典「週刊少年ジャンプレジェンド読切パックVol.2」には『佐々木くんが銃弾止めた』が掲載された。
- 2019年 5月2日には『チェンソーマン』２巻発売記念として『妹の姉』が、2019年 8月6日には『チェンソーマン』３巻発売記念として『庭には二羽ニワトリがいた。』『妹の姉』が再掲載された。
- 2020年 4月20日配信の週刊少年ジャンプ定期購読者向け無料特典「ジャンプ連載陣傑作読切パック」には『佐々木くんが銃弾止めた』が掲載された。
- 2020年 6月22日には、ジャンプ＋定期購読者向けに「『チェンソーマン』デジタル画集/藤本タツキ」と題したデジタル画集が配信された。
- 2020年 8月20日配信の週刊少年ジャンプ定期購読者向け無料特典「週刊少年ジャンプレジェンド読切パックVol.6」では『シカク -ShiKaKu-』が配信された。
- 2020年 12月22日、漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」開催記念に藤本タツキ先生のデビュー原稿『恋は盲目』が無料配信された。配信終了日は未定配信終了。配信サイト
単行本未収録
- 『チェンソーマン』
  - 週刊少年ジャンプ 2019年36･37合併号…夏の番外編
  - 週刊少年ジャンプ 2020年6･7合併号…年始番外編
  - 週刊少年ジャンプ 2020年26号…第1回キャラクター人気投票結果発表の見開きセンターカラー→Rolling St one Japan vol.16に再掲
  - 週刊少年ジャンプ 2020年36･37合併号…夏の特別番外編

イラスト提供・応援イラスト

フィギュアスケーター・羽生結弦描き下ろし（2017/08/17発売のYJに掲載）
『悪魔のメムメムちゃん』10巻・寄稿イラスト
『5分で読める驚愕のラストの物語』（2021/04/02発売）・カバー絵
『ダンダダン』応援イラスト
矢口高雄追悼展色紙
『チェンソーマン』藤本タツキ×『青野くん』スペシャルピンナップ（アフタヌーン 2021 7月号）
映画『サイコ・ゴアマン』描き下ろしイラスト
「刃牙」シリーズ30周年祝福イラスト（週刊少年チャンピオン 2021年44号）
DRAGON BALL SUPER GALLERY（最強ジャンプ 2022年 1月号裏表紙）
『高校生家族』5巻・帯

受賞など

作品名	形式	賞
かみひこうき	読切	第3回クラウン新人漫画賞編集部特別賞
佐々木くんが銃弾止めた	読切	第5回クラウン新人漫画賞編集部特別賞
恋は盲目	読切	第9回クラウン新人漫画賞佳作
ファイアパンチ	連載	「このマンガがすごい！」2017 オトコ編・3位マンガ大賞2017・8位
チェンソーマン	連載	みんなが選ぶTSUTAYA コミック大賞 2019・9位次に来るマンガ大賞 2019 コミックス部門・2位「このマンガがすごい！」2021オトコ編・1位第66回小学館漫画賞少年向け部門ハーベイ賞2021 Best Manga部門
ルックバック	読切	「このマンガがすごい！」2022オトコ編・1位 Twitterトレンド大賞・審議委員会特別賞（2021）マンガ大賞2022・2位

インタビュー・コメント

本記事の記述の多くは、「日刊藤本タツキ」と以下の関連するインタビューを参考にしている。

日刊藤本タツキ

　『チェンソーマン』３巻発売記念企画として2019年 8月2日から8月15日にかけて配信された（特設ページ）。
　林編集のインタビューの一部は自身のTwitter上で読むことができるが、藤本タツキインタビューのページは現在削除されており読むことはできない。
　林士平氏の質問箱によれば、インタビュー集の出版は難しいが、短編集を企画する際に併載することは検討するとのこと。（追記：結局、短編集に併載されることはなかったが、日刊藤本タツキをまとめた小冊子が抽選で当たるTwitterキャンペーンが実施された）

林士平インタビュー	藤本タツキインタビュー	公開日	内容
第１号	非公開	2019/08/02	佐々木くんが銃弾止めた
第２号	非公開	2019/08/03	恋は盲目
第３号	非公開	2019/08/04	シカク-ShiKaKu-
第４号	非公開	2019/08/05	予言のナユタ
第５号	非公開	2019/08/06	妹の姉
第６号	非公開	2019/08/07	目が覚めたら女の子になっていた病
第７号	非公開	2019/08/08	庭には二羽ニワトリがいた。
第８号	非公開	2019/08/09	ファイアパンチ
第９号	非公開	2019/08/09	チェンソーマン

その他のインタビュー・コメント

タイトル	公開日	備考
【インタビュー】藤本タツキ『ファイアパンチ』ネットでも話題騒然になった第1話・衝撃的なネームを超特別公開!!	2016/06/09	『ファイアパンチ』の誕生秘話や第1話のネーム、自らの幼少期について。
【第13回】ファイアパンチ担当編集インタビュー	2016/06/30	林編集へのインタビュー。藤本氏との出会いや、新人時代のエピソードなど。
「ファイアパンチ」藤本タツキインタビュー - コミックナタリー特集・インタビュー	2016/07/04	『ファイアパンチ』1巻発売記念のインタビュー。戦略的なマンガづくり、意味のあるグロ描写、作品の目指す所など。
ショッキングなのは当たり前!? 新進気鋭の漫画家・藤本タツキ先生に『ファイアパンチ』のこれからの展開を聞いてみた！	2016/08/06	『ファイアパンチ』の展開や好きなアニメについて。
【インタビュー】藤本タツキ『ファイアパンチ』　1巻ごとにジャンルが変わる!?　トガタの登場は計算された「裏切り」!?　その真相に迫る!! \| このマンガがすごい！WEB	2017/02/27	連載開始の経緯、１巻単位でストーリーを考える、など。
藤本タツキ×沙村広明奇跡の対談	2017/06/02	『ファイアパンチ』5巻発売記念、沙村広明との対談。ジャンプSQ.2017年 7月号にこれとは別の「ヒロイン編」が掲載。
大人気漫画『ファイアパンチ』の作家・藤本タツキがフィギュアスケーター・羽生結弦描き下ろしに初挑戦！	2017/08/16	キシリトールガムの企画で羽生結弦を描き下ろした際のインタビュー。
紹介ページコメント	不明	出身大学の「社会で活躍する卒業生」のページ。
藤本タツキが『地獄楽』キャラをぶった切る!│ ジャンププラス	2019/06/10	親交が深い賀来ゆうじ『地獄楽』についてのインタビュー。週刊少年ジャンプ 2019年 28号で『地獄楽』が出張掲載された際にはに別のインタビューも掲載。
賀来ゆうじが先生が『チェンソーマン』に秘められた魅力を斬る!!│ ジャンププラス	2019/06/10	↑のインタビューの逆バージョン。
集英社の林さんに聞く、編集者から見た今の時代の作品の作り方	2019/11/01	林士平氏に対するインタビュー。『チェンソーマン』にも触れられている。
電話インタビュー	2019/12/21	ジャンプフェスタ2020内のチェンソーマンステージにて。読者から寄せられた質問への回答など。聞き手は林士平、諏訪部順一。
JUMP新世界漫画賞講座アーカイブス【第33回】審査員：藤本タツキ先生　公安4課に緊急要請！悪魔的読切術をハントせよ！	2020/01/04	週刊少年ジャンプ 2020年 1号～4号に連続掲載。
【第66回】担当作家藤本タツキ先生Q&A！	2020/07/02	林編集による、藤本先生に対するQ&A。漫画家を目指す人向けの記事。
COMIC NEWS 7月号	2020/07/27	書店員向けのメディア「COMIC NEWS」から、林編集によるツイート。アシスタント事情など。
「チェンソーマン」300万部突破、藤本タツキからのコメント＆イラストも	2020/08/04	チェンソーマンは「邪悪なフリクリ」「ポップなアバラ」を目指して描いており、その他にも自分の好きな作品を詰め込んでできているとのこと。
『チェンソーマン』と現代のヒーロー像　「少年ジャンプ＋」編集者・林士平インタビュー Vo.1	2020/10/12	林編集に対するインタビューの前編。全文は有料。
バズはHP、MPは増えない「少年ジャンプ＋」編集者・林士平インタビュー Vo.2	2020/10/19	↑のインタビューの後編。全文は有料。
JUMP新世界漫画賞講座アーカイブス【第43回】審査員：藤本タツキ先生　掴め！操れ！兇暴技術!! 画面構成の悪魔と契約せよ!!	2020/11/02	週刊少年ジャンプ 2020年44号～47号に連続掲載。
小説『涼宮ハルヒの直感』発売記念企画 SOS団の100人応援コメント第5弾	2020/11/19	谷川流の小説『涼宮ハルヒの直感』発売記念企画にて寄稿されたコメント。
スペシャルインタビュー（「このマンガがすごい！」2021）	2020/12/14	「このマンガがすごい！」2021に掲載。同誌では、これに加えて現在注目しているマンガなどについてのアンケートにも回答している。
ビデオメッセージ	2020/12/19	ジャンプフェスタ2021のジャンプスタジオにて。アーカイブ無し。
『チェンソーマン』ファンアートコンテスト結果発表	2021/02/25	ファンアートコンテストの結果発表。各イラストにコメントが付けられている。
日経エンタテインメント！2021年4月号：特集「広がる『少年ジャンプ』ワールド」	2021/03/04	少年ジャンプ特集に際して実施された1ページのインタビュー。
ダ・ヴィンチ 2021年4月号：『チェンソーマン』藤本タツキインタビュー	2021/03/05	『チェンソーマン』第一部完結記念のインタビュー。4ページに渡り、着想のきっかけ、物語の構成、キャラクター造形などについて語られている。
故郷から学んだこと｜幼少期の思い出	2021/03/23	秋田市文化創造館の開館に際して寄稿されたエッセイ。秋田県にかほ市で過ごした幼少期を述懐する。
『描きたい!!を信じる少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』ジャンプ作家アンケート	2021/04/05	ジャンプ編集部による作家へのQ&A アンケートに対する回答。回答の一部
Interview: Chainsaw Man Creator Tatsuki Fujimoto	2021/04/21	Anime News Networkによるインタビュー。全文英語。『チェンソーマン』連載準備時の状況・第二部の展望・アニメ化への想いなど。
地獄楽解体新書（賀来ゆうじ）	2021/04/30	『地獄楽』の公式ファンブック。賀来ゆうじ先生と藤本タツキ先生の対談が掲載されている。
『チェンソーマン』第2回キャラクター人気投票結果発表!!	2021/04/30	人気投票結果発表。結果へのコメントと描き下ろし漫画 1Pが掲載。
アフタヌーン 2021 7月号特別寄稿『チェンソーマン』藤本タツキ氏、『青野くんに触りたいから死にたい』のススメ	2021/05/25	椎名うみ『青野くんに触りたいから死にたい』8巻発売記念企画にて寄稿されたもの。2ページ。ピンナップも同時掲載。
MAPPA STAGE 2021	2021/06/27	アニメ第一弾PVの発表、事前にTwitterで募集した質問への解答など
藤本タツキ×林士平が語る、漫画家と編集者がタッグを組む意味「ひとりで描いてるようで、そうではない」	2021/08/15	漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」に絡めたインタビュー。編集者と漫画家の関係について。
チェンソーマン　破壊と再生（Rolling Stone Japan vol.16 特集）	2021/09/25	『チェンソーマン』を中心に藤本タツキ作品を24ページにわたって特集。藤本へのインタビュー（8P）、林編集へのインタビュー（6P）、POP LIFE : THE POD CAST メンバーの鼎談(8P）。
スペシャルインタビュー（「このマンガがすごい！」2022）	2021/12/09	インタビューに加えて描き下ろしイラストなども掲載。