愛と勇気のプリンセス☆魔法少女レインボーゆりか、
この街の平和は私が守りますっ!
虹野ゆりか(にじの ゆりか)とは、健速によるライトノベル『六畳間の侵略者!?』(HJ文庫)のヒロインの一人である。アニメ版のCVは大森日雅。
虹野ゆりかの功績についてもこの項目で扱う。
概要
『六畳間の侵略者!?』の原作第1巻、アニメ版では第1話から登場する自称魔法使いのコスプレ少女。
口癖は困ったときや気合を入れる時に言う「ゆりかふぁいおー」。原作では「~ですぅ」というような間伸びした台詞で表記され、アニメでもボソボソと喋る。決め台詞は登場時の「私は愛と勇気のプリンセス☆レインボーゆりか! この町の平和は、私が守ります!」。
気弱かつ都合の良い性格。その上でズボラで自堕落。学力もあまりよくない。
106号室でコスプレパーティーをコスプレ仲間と一緒に開こうと思っており、侵略者として六畳間へときた。
幽霊である早苗を除けば孝太郎と同じ部屋で寝泊まりする唯一の女の子である(他の侵略者たちは貧乏ではないのでちゃんと寝る部屋がある)。ただし同じ部屋と言っても押入れの中であるが。
その性格からか孝太郎や他の侵略者の少女たちからの風当たりが何故か非常に悪い。
実は本当の魔法少女で、六畳間への本当の「侵略」理由は『六畳間に存在する大量の魔力を悪用しようとする悪い人達がいるため、悪用を阻止すること』。しかし、幽霊・宇宙人・地底人が存在しても「魔法なんか存在する筈がない!」と頑なに他の侵略者の少女たちや孝太郎たちからは信じて貰えない不遇な境遇が続く。本物の魔法少女であるため、戦闘時などは防御結界や騒音を抑える結界などを張って地味に貢献している(アニメ一話でもよく見ると画面の隅っこのほうで魔法陣を発動させている)。
虹野ゆりかの功績
実は本物の魔法少女である虹野ゆりかであるが、得てしてその功績は目立たず、孝太郎やヒロインたちに気づかれることはない。
せめて視聴者にはその功績を正しく知ってもらおうと、アニメ版のゆりかの功績を必要であれば原作の描写を交えながらまとめ補足させてもらいます。
ネタバレには極力気をつけますがゆりかが魔法少女であるという大きなネタバレを前提にしていることはご容赦ください。
第1話
防御魔法をかけて、衝撃や音を106号室の外に出ないようにしていた。
早苗の攻撃やティアの攻撃の時に出ていた魔法陣がそれである。あれだけ大暴れしていたのに隣の部屋から苦情がこなかったり、大家である静香が直前まで踏み込んでこなかったのはゆりかの功績だ。
なお原作ではゆりかの魔法が切れかかっていた時に静佳に気づかれたため、アニメ版でも切れかかっている時に静香に気づかれたと思われる。
また原作ではゆりかの防御魔法がなければキリハや孝太郎、ティアたちが大怪我していたという描写もある。六畳間であんな大火力をぶっ放していれば当然であるが、それを防いでいたのもゆりかの功績だ。
第2話
2話というよりOPであるがパンツを見せてくれた。縞パンである。
第3話
第3話では、ついに視聴者にもわかりやすく魔法を使用した。
「来てっ! エンジェルハイロゥッ!」 で杖を呼び寄せ
「コスチュームチェンジ・モディファークイックン・エンド・パーマネントォッ!」で服を魔法少女の衣装に取り替え
「リムーブディジーズ・モディファーマキシマイズッ!」によって、晴海の生命力を回復させる。
1話と違い、すべて青色となっている。ゆりかは、使用する魔法の種類によって光の色が変わるのだ。
その名の通り七色の光の魔法を操る、それが魔法少女レインボーゆりかなのである。
残念ながらゆりか自身の力だけでは晴海を治癒しきることはできなかったが
突如として発生した謎の純白の光によって魔法の力が爆発的に増大し、晴海だけでなくゆりかの治癒も行われ、ふたりとも本来以上の力を出すほどに回復した。
第5話
第5話では、ゴーストハンター達に捕まった早苗の窮地を孝太郎へと伝えた。
また、コスプレ研究会の拘束を抜け出し、こっそり外部から孝太郎たちを魔法で支援した。
今回使用したのは「バインドアンデッド・モディファー・ヒュージエリアエフェクト・エンド・キャスティングタイムフォータイムス!」。
これは幽霊を拘束する魔法。それを発動遅延によって制御を簡単にしつつ、その効果範囲を地下を含む洋館の敷地全体にまで広げた。
なお原作によると、この魔法の光は当初は悪霊を束縛するだけであったが、3話同様に謎の純白の光が発生した際、悪霊の身を焼く光へと効果を変えたようである。
第7話
第7話では、カブトムシのヘラクレスちゃんをルースの脅威から守り切り、コスプレ研究会副会長弟のもとに無事に返却した。原作によると孝太郎は、ヘラクレスちゃんを守るゆりかに”弱者を守る愛と勇気の魔法少女”の心を見たという。
また、ゆりか本人は無自覚であるが、ティアや孝太郎に向けて新型爆弾を使おうとしていたクランを気絶させ、二人の生命を救った。ついでにクランを治療してクランの生命も救った。
第8話
第8話では、突如転校してきた藍華真希、その正体は魔術結社”ダークネスレインボゥ”、その中でも七人の幹部が一人”ダークネイビー”。彼女から106号室を守るための戦いを繰り広げた。
そして、「ブラストファイアーボール・モディファー・ハイコンセントレート」
「リコール・プレキャスト・テレポートッ!」
真希に狙われた晴海を、瞬間移動の大魔法でかばい、その身を火球に焼かれた。
第9話
第9話では孝太郎とともに、藍華真希との戦闘を繰り広げる。Bパートの戦闘で孝太郎が赤い光を纏い、高い身体能力を見せたのは、原作描写によると予めゆりかがかけておいた補助魔法の影響である。直接対決では106号室の魔力を利用されて敗北したものの、他の侵略者たちの救援まで戦い抜いた。
また、グループ交際作戦を立て、桜庭先輩と孝太郎のデートを見事にセッティングし、先輩の恋の成就を一歩近づけた。
しかしゆりかの作戦には唯一の落とし穴があった。少女漫画においてグループ交際の計画を立てる女の子は、親友とくっつけるはずの男の子に恋をしてしまうのだから。
第10話
六畳間の面々と地底人の急進派が交戦中、人払いの魔法をかけて下手に人が集まらないようにした。また、急進派の銃の乱射の際、流れ弾から他の客を守っていたのもゆりかである。
極めつけに、敵土偶の自爆の威力を抑えこみカラマ・コラマの霊子力フィールドでも止められる程度にまで弱めた。これがなければ最悪地底人と地上の人類の全面戦争になっていたかもしれないため、誰にも気づかれていないがゆりか大活躍である。
ちなみにアニメでは登場していないが、原作でサンレンジャーが急進派に返り討ちにあった際、サンレンジャーが死なないように守っていた。
関連動画
PV・本編
ゆりかまとめ
その他
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※試聴:【8月13日(水)発売】虹野ゆりか(CV:大森日雅)「魔法少女シンドローム」 30s - YouTube
関連項目
外部リンク
- HJ文庫『六畳間の侵略者!?』公式サイト
- コミックダンガン 六畳間の侵略者
- TVアニメ『六畳間の侵略者!?』公式サイト
- Twitter - TVアニメ「六畳間の侵略者!?」公式 (anime_6joma)
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