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概要

横浜DeNAベイスターズ #61
蝦名達夫
基本情報
国籍	日本
出身地	青森県青森市
生年月日	1997年 9月20日
身長体重	185 cm 88kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	2019年ドラフト6位
経歴
青森県立青森商業高等学校青森大学横浜DeNAベイスターズ(2020年 - )
プロ野球選手テンプレート

小学校時代から軟式野球を始め、中学校でも軟式野球部に所属し東日本大会優勝も経験した。

県外の有名校から誘いがあったものの、地元の青森県立青森商業高等学校に進学。1年次からショートのレギュラーとして活躍し、対外試合で31本塁打を放つなど中心選手として活躍。3年夏の県大会予選では打率.556をマークしベスト8進出に貢献するも甲子園大会出場は無し。

県外の私立大学や社会人野球チームからの誘いもあったが、青森大学へ進学。1年秋、2年秋には北東北大学野球のリーグの一塁手のベストナインに2年連続で選出。3年からは外野手に転向し主将に就任。4年次には打率.406で首位打者を獲得し、春・秋のベストナインにも選出され、チームの16季ぶりの優勝にも貢献した。

2019年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団。背番号は同大学出身で現DeNA スカウトの八馬幹典氏が現役時代につけていた 61 に決まった。

2020年はキャンプは一軍で迎えたが、骨折しオープン戦の出場はなかった。6月24日に代打として起用されプロ初出場。結果はセカンドフライ。9月8日の阪神タイガース戦に8番ライトでプロ入り初スタメン出場。同月10日に代打で出場すると、能見篤史からバックスクリーン直撃の本塁打を放ち、プロ初安打・初打点・初本塁打を記録した。17試合の出場で打率.143、1本塁打、1打点を記録。

2021年は前年より出場試合を増やしたが思うような結果が出ず、31試合出場で打率.167、1打点。二軍の公式戦では頭部に死球を受け救急搬送されるアクシデントもあった。シーズン終了後には右足関節のクリーニング手術を受けた。

2022年は開幕こそ二軍で迎えたが、佐野恵太が背中を痛め登録を抹消され一軍に昇格すると、交流戦のオリックス・バファローズ戦で2年ぶりの本塁打を放つなど猛アピール。層の厚いDeNA外野陣の中でレギュラー争いを繰り広げたが、夏場以降は失速。レギュラー定着とはならなかった。61試合出場、打率.247、3本塁打、8打点。契約更改後、来季は三塁手にも挑戦することを表明した。

しぶとく喰らいつく打撃と長打力が魅力。身体能力も高く、50ｍ走6.0の俊足と遠投120ｍの強肩も武器である。

郷土愛が強く、「青森からNPB入りしたい」との思いから県外の高校や大学の誘いを断っており、青森大学からプロ入りし活躍した細川亨に憧れ同じ大学に進学している。また、高校～大学時代にはねぶた祭の引き手のアルバイトとして参加していたり、入寮時には青森名産の黒にんにくを持ち込むなど青森県に対する愛着を人一倍持っている。

同期入団の伊勢大夢とのコンビは「イセエビ」と呼ばれることもある。