融合とは、二つのものが溶けあい一つになる事である。
概要
二つ以上の物質が、熱で溶かしたり水に溶かしたりして一つになる事を一般に融合と呼ぶ。また軟体原子生物が一つにくっつく状況に対しても融合と呼ばれる。
遊戯王のカード
融合(ゆうごう)/Polymerization
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を特殊召喚する。
第一期から登場しているカード。
モンスター2体以上とこの魔法カードを使用しているため、手札消費が激しく実戦投入しづらい。
また、特定のカードが3枚必要になるため手札事故のリスクが大きいのも難点。
だが、サーチ・サルベージ用カードや融合素材の代用となるモンスター、素材縛りが緩いモンスター等を利用することで事故率を下げて安定した融合を行うことが出来る。
手札消費を抑えた墓地融合を行うことが出来るカード、各種サポートカードもありシンクロ全盛の現在でも融合を狙うデッキを用いるデュエリストは少なくない。
遊戯王原作においてもこのカードは、さまざまな場面で使われており主力戦術にされている。
原作では強力なドローカードがいくつもあるため、手札消費はたいした問題ではない。
- 「王国決闘編」
- 遊戯VS羽蛾:暗黒騎士ガイア+カース・オブ・ドラゴン=竜騎士ガイア
- 城之内VS海馬:ミノタウルス+ケンタウロス=ミノケンタウロス
- 遊戯&城之内VS迷宮兄弟:デーモンの召喚+真紅眼の黒竜=ブラック・デーモンズ・ドラゴン
- 遊戯VS海馬:青眼の白龍×3=青眼の究極竜
- 遊戯VSペガサス:サクリファイス+千眼の邪教神=サウザンド・アイズ・サクリファイス
- 「バトルシティ編」
- 遊戯VSレアハンター:幻獣王ガゼル+バフォメット=有翼幻獣キマイラ
- 遊戯VSパントマイマー:ヒューマノイド・スライム+ワームドレイク=ヒューマノイド・ドレイク
- 城之内VS梶木:ベビードラゴン+ワイバーンの戦士=ドラゴンに乗るワイバーン
- 遊戯VS海馬:バスター・ブレイダー+ブラック・マジシャン=超魔導剣士-ブラック・パラディン
青眼の白龍×3=青眼の究極竜 - 遊戯VS闇マリク:メタル・リフレクト・スライム+リバイバルスライム=?
その他アニメにも何度も登場している。
GX、5D's、ZEXAL、ARC-Vでも登場しており、GXは融合自体が主人公遊城十代のデッキのテーマとなっており、5D'sは新登場したシンクロモンスターを融合素材としたモンスターが登場している。しかし、ZEXALではカイトと六十郎のみで特に使用されていなかったが、ARC-Vにおいて柊柚子、紫雲院素良などが度々使用している。
その他 融合関連カード
- 超融合
相手モンスターを融合素材として奪える。詳しくは該当記事へ。 - 簡易融合
融合の名のつくカード。ただしこれは融合素材は必要ない代わりに出せるレベルに制限がある。詳しくは該当記事へ。 - 再融合
融合モンスターを墓地から蘇生する。 - 融合解除
融合モンスターをエクストラデッキに戻し、墓地から融合素材を蘇生。 - 融合賢者
「融合」をデッキから手札に加える。 - 融合破棄
手札の「融合」とデッキの融合モンスターを墓地に送り、融合素材をデッキから特殊召喚。 - 未来融合-フューチャー・フュージョン
デッキから融合素材を墓地に送り二回目のスタンバイフェイズに融合モンスターを出す。2017年1月まで使用禁止だったカード。
他にも、融合に関するカードはいくつも存在する。
また、上記の遊戯王以外にも、MTGというTCGが、融合というワードを用いた呪文を数種類発売しており、こちらは2種類の異なる特性を持つ呪文を1つのカードとしてまとめ、どちらか片方もしくは両方を唱えることができる仕様となっている。
関連項目
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