蠱毒とは、古代中国発祥の呪術である。よく間違えられるが”蟲”ではなく蠱惑の”蠱”である。
概要
「壺に入れた毒虫を互いに争わせ、最後に残った一匹の毒を使い料理や飲料物に混ぜ人に危害を加える」という恐ろしい呪術。かつての中国では「これを企てた奴は絞首か斬首な!」という扱いだったり、奈良時代の日本に至っては実際にこれを企てたとして流罪になったという人物が複数記録されているらしい。マジか
日本のフィクション作品では「複数人に対して互いに争いを起こすように仕向け、最後に生き残った者を選ばれし強者としてさらに特定目的で使い潰す」という行為の比喩としてたびたび用いられる。
特にバトルロワイヤルがテーマの作品では、「戦わなければ生き残れない!」→「生き残っても地獄でした!」と、主催者側の残虐性をさらに強調するとともにカタルシスを増幅させるギミックとして機能するため、相性が極めて良い。
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