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【ニコニコ大百科 : 医学記事】 ※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。 |
概要
主に赤い血液が付着した大便のことを指す。大腸や肛門から出血した際に出てくることが多い。
大腸などに炎症が起こっている場合は粘液も一緒に出てくることがあり、この場合は特に粘血便と呼ばれる。
また、大量に出血しており便全体が赤い(または黒い)水様便になっている場合は特に下血と呼ばれる。「いちごゼリーのような便」と表現されることもある。
血便・下血は重大な消化管の病気を示唆する症状の一つであるため、血便や下血がみられた場合は早急に病院へ行くのが望ましい。まあ、血が(粘液が混じっていない)鮮やかな赤色で肛門付近に痛みがあったりしたら、ただの切れ痔の可能性が高いのだが。
粘血便が出る場合は腸重積症や潰瘍性大腸炎(重症型)、虚血性大腸炎、出血性大腸炎(腸管出血性大腸菌O157や赤痢菌などベロ毒素を産生する細菌による大腸炎)、腸結核、アメーバ赤痢など、(放置すると死亡する可能性がある)重大な病気の可能性もあるので、すぐに病院に行くべきである。
ちなみに胃潰瘍などで胃から出血した際にも黒い血液(酸化されて黒くなる)が混じった大便が出ることがあるが、この場合はタール便として区別する。これも便全体が真っ黒である場合は至急病院に行くべきである。
受診の目安
大至急、受診が必要
以下のような状況の場合は(夜間・休日を問わず)大至急、病院に行く必要がある。場合によっては救急車が必要である。
どうしてもすぐに病院に行けない場合でも翌朝には必ず受診しよう。
- 真っ赤な水様便(下痢便)、またはコールタールのような黒い便(タール便)が大量に(目安としてはコップ1杯以上)出ている。
- 血液だけでなく粘液も混じっている(粘液が出てくるのは腸が炎症を起こしている証拠)。イチゴゼリーやトマトケチャップのような赤い粘液状の血便(粘血便)が出ている。
- 黒っぽい嘔吐(吐血)がある。
- 激しい腹痛や高熱を伴う。
- 大量の出血によるショックで冷や汗が出ている。意識が朦朧とする。
早めに受診したい症状
以下のような場合はできれば翌日に、遅くても近日中に病院に行こう。
- 腹痛がある。
- 硬い便が出た後に出血している。(痔の可能性が高いが、稀に大腸癌などが原因の場合もある)
- 出血量はそれほど多くないが、トイレットペーパーなどに血液が付着している。
- 少量だが、赤い便または黒い便が出た。
- 赤い便または黒い便が出たが、血液かどうかよく分からない。
心配なら受診
以下のような場合は心配いらないことがほとんどだが、気になるようなら病院に行っても良い。
血便が出る可能性がある主な病気
大腸・小腸の病気
血液の病気
血管の病気
肝臓の病気
その他
関連項目
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