袋井魔梨華とは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「JOKERS」にて登場だが名前はWebの短編で初登場。戦闘大好きな問題児魔法少女。
概要
| ステータス | |
| 破壊力 | ★★★★★ |
| 耐久力 | ★★★★★ |
| 俊敏性 | ★★★★ |
| 知性 | ★★★ |
| 自己主張 | ★★★★★ |
| 野望/欲望 | ★★★ |
| 魔法のポテンシャル | ★★★★★ |
| 好きなもの | 戦闘 実験 大騒ぎ |
| 嫌いなもの | 強いのに戦おうとしない魔法少女 除草剤 |
全身に花を纏う魔法少女。K県S市の人造魔法少女の情報とそれに関わる魔法の国の動きを察知し、騒動に参加して暴れるために事件に介入してくる。
かつて魔王パム主催の「魔王塾」に所属していた魔法少女で、森の音楽家クラムベリーとは同期。かつては「花売り少女」という可愛らしい二つ名をパムから頂いていた。
しかし、魔王塾の中であっても度が過ぎた暴力性故に追放処分となり、その際に二つ名も剥奪された。魔王塾放逐後も素行が悪く問題ばかりを巻き起こしていた。しかも、強者勢揃いである魔王塾でも最強クラスの戦闘能力の持ち主だったため、ほとんど止められない状態だった。そのため魔法少女からの評判は最低クラスに悪く、「魔王塾で1番嫌いな魔法少女は誰か」という質問に対して関係者の9割が魔梨華の名前を上げるほど。クラムベリーの殺し合い試験が明らかになった時でさえ「魔梨華ではないのか!?」という声が上がったくらい。
無類の戦闘好き。しかも生死の掛かった殺し合いで最も興奮するという質の悪さ。自分の欲求に忠実で自分勝手なうえに気分屋で、感情のまま好き勝手に場を引っ掻き回し滅茶苦茶にしては去って行く。行動に他者の事は一切顧みず、他人の迷惑なんて気にも留めない。
魔王塾追放以降は戦闘衝動に任せて各地を放浪。事件に首を突っ込んでは生きるか死ぬかの戦いを繰り広げ、そのスリルを楽しんでいた。同じ魔法少女であり魔王塾専属スタイリスト・理髪師であるスタイラー美々をとても気に入っており、嫌がる本人に無理矢理サポート役をやらせて事件に連れ出している。美々にとっては迷惑極まりないのだが魔梨華は気にせず、美々の事を相棒的存在と見ている。ただ、美々の方も内心は憎からず思っている模様。
正体は袋井真理子(ふくろい まりこ)。まさかの魔法少女名と本来の名前がニアピンという事実。社会人という名目だが定職に就いておらず、祖父の遺産で生活している。自宅には研究所と言って差し支えないレベルの高度な実験設備一式を所持しており、普段は戦闘力強化のために魔法の花の研究に没頭していて、有事の際には変身して戦いに出向く日々を過ごしている。ただ、人間時は戦い以外の面で魔梨華としての生活を支える、というスタンスであるため、抑えるところは抑えており、人間時でも尖った人物が多い本シリーズの中では比較的真っ当な人物である。少なくとも教員免許(おそらく高校理科)を取るくらいの教養と、採用時に名刺配りと歓迎会の参加(二次会含む)を行う社会性はある。無論、怒らせない方がいい人物であることには変わりはない。
その圧倒的強さと暴れっぷりからか、ファンからの人気は高い。「キャラクター人気投票ドラマCD応募ハガキ編」では9位にランクインしている。
外見
花の妖精や花の擬人化キャラのような外見。色鮮やかながら魔梨華の過激さ・危険さが表現されている。
髪型はショートヘアで所々髪先が跳ね出ている。髪の色は茶髪。瞳の色は紫色。瞳孔が花弁のようになっている。頭頂部と後頭部から伸びた蔦には大きな花が咲き誇っている。咲いている花の種類はその時々の魔法能力によって変化する。メイン画像ではラフレシアが咲いている。
ダンサーのような胸囲を隠す黒色の服と、アラビアン風の膨らんだスカートを着用。腕と脚には黒色のギザギザ模様が描かれている。体のあちこちに花が咲き誇る。
人間時はサラサラな黒髪ロングヘアーの若い女性。研究のし過ぎのせいか、メガネを掛けている。場のせいもあるだろうが、服装はワイシャツにタイトスカートと、いたって一般的な格好。研究者らしく、普段の服装の上から白衣を羽織っている。
能力
表記通り頭に巨大な花を咲かせ、咲かせた花によって多種多様な魔法が使えるようになる。花の数だけ魔法の種類を使えるも同然であり、臨機応変に多彩な攻撃や補助が行える。
能力の副産物として自身に植物としての能力が備わっている。水を与えると元気になり、光合成だって出来る。たとえ空襲で焼けようと被災しようと回復する植物の類稀なる生命力と回復力を持っている。ちょっとやそっとのダメージは速攻で回復し、体が欠損しようと時間が経てば修復し、普通なら死んでしまうような状況でも活動可能。魔梨華自身も戦闘狂なうえに数々の修羅場を制してきたため、痛みへの耐性は非常に高い。
身体能力も凄まじいほどハイレベルで極限まで鍛え上げられ、能力開発にも余念がない。戦う魔法少女としてなら間違いなく完成形である魔法少女だろう。
関連コミュニティ
関連項目
JOKERS 16人+5人の魔法少女
ピュアエレメンツ
魔法の国の魔法少女
その他の魔法少女
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