裏参道とは、一般的には神社や寺院への参道のうち、裏道となる通りのことである。
ここでは狭義として、地域の通称としてもつかわれる北海道札幌市の裏参道についても記載する。
概要
神社や寺院への向かう道を参道と呼ぶが、このうち正面への道として、門前町として最も発展した通を表参道と呼ぶのに対し、それを回避して裏側へ向かうことのできる参道を裏参道と呼ぶ。
ただし裏参道という言葉を用いず、別の名称を地域の通称として使うこともある。
札幌市の裏参道
札幌市にある北海道神宮への参道として、北一条通りの一部(北一条西4丁目~宮ヶ丘3丁目)が表参道なのに対して、南一条通りの一部(南一条西4丁目~宮ヶ丘)が裏参道となる。
このうち南一条西20丁目~同西28丁目の地域に、裏参道商店街が形成されている。
昭和後期から、この地域に東京の表参道にあやかるかのように、アパレル店舗や飲食店が集まるようになり、高級ファッション街として形成されるようになった。
近年ではショッピングセンターとして「マルヤマクラス」が誕生した。
一方で表参道となる北一条通りは、国道230号線、同12号線など、幹線としての役割が強く、商店街としての形成はあまりされていない。かつては国道5号線も通っていた。
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