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『裸の淫乱術師(FULLCHIN ONALIST)』
『裸の淫乱術師(FULLCHIN ONALIST)』は、漫画「裸の淫乱術師」（原作:マラ皮弘。スグゲイバー・エネマックス「ゲイ刊少年ホイホイ」連載）を原作としたファンタジー兄メーション。200X年10月4日から200X年10月2日まで、VAN日放送発TDNテレビ系列にて毎週金曜日深夜42:00-42:30の時間帯に放送された。全539話。
200X年8月にテレビ兄メの新シリーズの制作が発表された。
概要
現代のCG技術でも到達できないリアリティ溢れる作画を前に視聴者は「どういうことなの…」と度肝と稲荷を鷲掴みにされ画面から視線を逸らせることが出来なくなるほどであった。
ｱｰｯらスジ
物語の舞台は淫乱術が科学として発達した世界にある軍事国家「アヌストリス」。裸の上半身と下半身を持つ天才淫乱術師のビリー・エロファック（以下兄貴）と、全身鎧を纏う弟のアナルホルス・エロファック（以下アナル）は強大な力を持つという伝説の「賢者のマラ」を探して旅を続けていた…
幼い頃から共に卓越した淫乱術の才能を持っていた兄貴（当時12歳）とアナル（当時11歳）は、病気で亡くした母を、淫乱術で最大の禁忌とされている人体淫成によって蘇らせようと試みるが失敗する。兄貴はその代償として自らのナウい息子を失い、そしてアナルは自らの身体全てを失ってしまう。兄貴はとっさの判断で、自らのふぐりを代償にアナルの魂をその場にあった鎧（と言えば聞こえはいいが実際にはかなりハードなダッチボーイ）に定着させ、なんとか弟を死の淵から救い出したが、2人が失ったものはあまりにも大きかった。
その後、国家淫乱術師と呼ばれる国家資格を取れば、高額な研究費が支給され、特殊文献（Manshots誌、ALL Man誌、Unzipped誌、肛辞苑等）の閲覧、国の研究施設（トレーニングジム、ビーチ、バー等）の利用が可能となり、失われたナウい息子を取り戻す方法を見つけられるかもしれないという話を聞いた兄貴は、機械魔羅技師である幼なじみ「森のクマさん」に、オートマーラと呼ばれる義竿と義睾丸を身に着けてもらうことを決意し、1年間のリハビリ（という事にさせて下さい）を終えた後、アナルと共に国家淫乱術師の試験を受けに行く。
人体淫成を行ったことにより、尻を叩いただけで淫成を行えるという能力を得ていた兄貴は、史上最年少で国家淫乱術師の資格を取得する。国家淫乱術師としての二つ名「裸」を与えられた兄貴は、故郷を捨て、アナルと共に身体（とナウい息子）を取り戻す方法を探すための長い旅へと出発した…
劇中で用いられている淫乱術は等価交換の原則に従っており、ナニかを掘るためにはそれと同等の代価を必要とされている。これは、1の穴には1の棒しか挿れられないという事であり、この思想は劇中の重要なテーマとなっている。
旅を続けていくうちに2人は、この等価交換の法則を無視し、わずかな代価で莫大な淫成を行うことができるようになるという「賢者のマラ」の噂を聞く。2人は、この賢者のマラを使って自分たちの本当の体（とナウい息子）を取り戻そうと研究を進めていくが、やがて、「賢者のマラの精製には、大量の男の命＝♂が必要」という驚くべき事実に辿り着く。
絶望にくれ絡み合う2人であったが、兄貴は弟の体を取り戻すために、人間が人体淫成を行った時に作られる、不死の体を持ったホモンホルスと呼ばれる者達に導かれ、人間の男の命＝♂を使って、賢者のマラの精製を試みようとする。しかし、精製の直前で、やはり人間の男の命＝♂を使うことはできないと精製を諦める｡
その後、人間の男の命＝♂を使わずに賢者のマラを精製する方法を探すうちに、アナルそのものが賢者のマラとして淫成され、また、軍からも追われる立場となってしまう。2人は、失った身体（とナウい息子）を取り戻す事が出来るのか…
主な登場人物
ビリー・エロファック
通称「兄貴」。史上最年少で国家淫乱術師資格を取得し、「裸の淫乱術師」の二つ名を持つ天才淫乱術師。父はヴァン・ダークホーエンハイム。大陸暦1969年7月14日生まれ。現39歳。ロングアイランド出身。年齢のわりに筋肉質で、三つ編みに結った長い金髪と青色の瞳が特徴。「～の淫乱術師」という異名は、国家淫乱術師に対して冠せられる二つ名である。本作の題名にもなっている兄貴の二つ名「裸の淫乱術師」は、ナウい息子とふぐりが機械魔羅であり、何かとパンツ一丁で行動することから付けられた。本来は右曲がりであるが、機械魔羅にした関係で左曲がりになる。他の淫乱術師が特定分野の淫乱術に偏っているのと比べると、かなり広範囲に及ぶ知識・技術をもっており、その中でもレスリング系の淫成を得意とする。「森の妖精」と称されることも多いが、アナルは「努力という代価を払ったからこそ、今の兄貴がある」としている。 アニメ版では機械魔羅を装着してるの表向きの理由はイシュバアッールの戦争に巻き込まれた時にナウい♂息子とふぐりを失った事にしている。
アナルホルス・エロファック
ビリー・エロファック（兄貴）の弟で、準主人公。通称「アナル」。父はヴァン・ダークホーエンハイム。大陸暦1970年生まれ。現在37歳（38歳？）。ロングアイランド出身。人体淫成によって母を生き返らせることを目標に、兄貴と共に新日暮里で淫乱術を学ぶ。後に帰郷し、人体淫成を行うが失敗。術のリバウンドにより肉体の全てを失うが、自身のふぐりを対価とした兄貴によって淫成された魂を鎧（父ヴァンのコレクションの一つ）に定着されたことで、一命を取り留める。以降、空っぽの鎧を身体として兄貴と二人、元の身体に戻る手段を求めて旅を続けている。
ヴァン・ダークホーエンハイム
エロファック兄弟の父親。淫乱術師。（幼少時の兄貴とアナルが金髪であるのに対し）黒髪に特徴的なファッションセンスを持つ大柄な男。おそらく世紀末なら流行するであろう漆黒の棘付きレザーボンテージを素肌に巻きつけた姿は民衆に「TDNホーエンハイム」と呼ばれ、チン国においては「西の賢者(性的な意味で）」と伝承にまでなっている。尚、アナルの魂が定着されている鎧（ダッチボーイ）は彼の所有物である。
ホイ・マスタング
「吾作」の二つ名を持つ国家淫乱術師。物語の設定上兄貴よりも年上のはずなのだが、なぜか全登場人物中最も若々しい容姿を誇る。大佐であるにもかかわらず受付係をしているのもその容姿と相まって何の違和感も持たれていない。昔イシュバアッールの戦争で、森のクマさんの両親を軍の命令で掘り殺した暗い過去を持つ。
アレックス・ゲイ・アームスカトロング
軍部の少佐。「くりぃむしちゅー池田」の二つ名を持つ国家淫乱術師。大柄な男で鍛え上げられた逞しい肉体と立派なアゴ、そして個性的なアゴがトレードマーク。事あるごとに消防服（風にした軍服）を脱ぎ捨て、その肉体を披露したがる癖を持つというかなり濃い人物。･･･のはずだが、「裸の淫乱術師」内においては上記の行動は日常茶飯事どころか『この世の真理』であったり、他のキャラがさらに濃厚な個性を発揮しているため、初登場以来今ひとつインパクトに欠ける。だらしねぇな。異常なほど違和感無く溶け込んでいる。
森のクマさん
本作のヒロイン。誰が何と言おうともヒロイン。兄貴とアナルの幼なじみで超上級者向けな機械魔羅整備士の中年。まるでテディベアのような愛くるしい容姿にさらに「いや別に好きじゃないよ///」 と所謂ツンデレ。両親は既に他界。本人は「イシュバアッールの戦争で軍医をやっていて事故に巻き込まれて死んだ」と思っているが、実は吾作が掘り殺したことを知らない。戦争で両親を失ったので軍人と銃が嫌い。
ドラスド
「食欲」の名を持つ人造人間。ランランルー。ベースは「ドナルド・マクドナルド」。外見はウェーブがかった髪（ベースになったドナルドは真赤なアフロ）にピエロのようなメイクの妖艶な美男。また、服もどこか食欲を刺激するような色合いのスーツのような物でハンバーガーが4個分ぐらいの靴を履いている。ホモンホルスの固有能力として、指先を伸縮自在の鋭利な刃に変えることができる他、強力な洗脳能力も有する。それを自在に操り全て（の人間の購買意欲）を貫くその能力から「最強の教祖」と呼ばれるほどの凶器となる。
赤トニー
「外道」の名を持つ人造人間。ベースは正に外道な乳幼児。賢者のマラや赤い尿路結石の結晶化のために作り出された。体型は坊主で丸顔に丸い巨体という肥満体。性格は毒舌家かつドSであり、無邪気な子供そのもの。ホモンホルスの固有能力として種族、性別問わずどんな物体でも食べてしまうことができる（もちろん性的な（ｒｙ）。
臀部ィー
「トータス藤岡」の名を持つ人造人間。ベースはヴァン･ダークホーエンハイムの息子。かつて自慰中毒で死亡したのをヴァン･ダークホーエンハイムが人体淫成した結果として誕生した。長髪でトータス松本(ウルフルズ)や藤岡弘のような濃い顔つき、毛むくじゃらながら筋肉質な体格。普段は明るくひょうきんな態度を取る事が多いが、本性はドラスドをして「ヒュ～熱いね･･･」と言わしめる程に変態で残忍。ホモンホルスとしての固有能力は様々なアナルに合わせて陰茎を変化させる能力。老若男女問わず、様々な人間に合わせることができ、或いは犬や馬といった動物にも合わせられ、体積も変えられる。
評価
国内
通常放送中の前半7%前後、後半で5%、最高視聴率8.4%と、近年兄メの中で金曜深夜42時としては異常ともいえる高い視聴率を獲得した。これは当初予想していた視聴層（推して知るべし）の他に、兄貴の色気に当てられる者、緻密な作画クオリティと兄貴達の濃厚な肉体が生み出す大胆なファクション(Fuck&Action)に魅せられた者、COOLなストーリーの中に確固として存在する「命の価値とは」という哲学的な部分等が大反響を呼び、その放送時間帯にもかかわらず老若男女問わず大人気作品となった。更に歴代OP曲とED曲を網羅したアルバムが、第69回ゴールデンレスリング賞兄メーションオブ・ザ・イヤーを受賞。
第1期OP:掘るのグラフィティ「マラッサ」
第4期OP:ｱｯｰ!ジアンカンフージェネレーション「マライト」
海外
「裸の淫乱術師」は海外でも放送され高い評価を受けている。米国においては何故か日本以上にウケがよく、まるで当たり前の如く受け入れられている。どういうことなの…
劇場版
放送終了後の続編として『劇場版 裸の淫乱術師 チャーハンにかけるモノ』が製作、放映された。 これはテレビ兄メ版「裸の淫乱術師」の完ケツ編として位置づけがなされている。
ゲイム関連
PS2(プレイスゲイション2)作品
『裸の淫乱術師 ─剥けない天使─』
『裸の淫乱術師2 ～赤きゲイクシルの悪魔～』
『裸の淫乱術師3 神を継ぐ乳幼児』
『裸の淫乱術師 ビリーのカーニバル』
GA(ゲイムビリー アドバンス)作品
『裸の淫乱術師 ケツワレの輪舞曲(ロンド)』
『裸の淫乱術師 ホモい出の奏鳴曲(ソナタ)』
ハッテンドーDS作品
『裸の淫乱術師 Dual Chinpathy』
などの数々のオリジナルストーリーの良作ゲイムが登場しその感動的なストーリーは多くのゲイマー達を感動させ特に第一作の『─剥けない天使─』のラストは涙無しには語れない展開が非常に有名でありファンによれば半端な泣きゲイより泣けると高く評価されている。
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関連項目
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