西友とは、KY(Kakaku Yasu→価格安)大好きなウォルマートの子会社の株式会社[1]西友である。空気読むのが大変得意。
概要
元々は西武百貨店の小型店舗・西武ストアーして創業。後にスーパーマーケット事業に主軸を移し、西武百貨店率いるセゾングループの主幹企業として名を連ねていた。
かつては百貨店事業も展開していた。前橋西武など○○西武の名を冠していたが(正式名称は西友○○西武店)、西武百貨店とは別グループでありながら西武を名乗っているのは紛らわしいということで、1998年より順次LIVIN(リヴィン)の名に改めて行った。ただ、前述の前橋西武(LIVIN前橋店)のように既に閉店となった店舗も多い。
ファミリーマートや無印良品は西友の事業として創業し、後に独立した企業として知られる。
1990年代に入ってから起こったバブル崩壊でセゾングループが大打撃を受け、多額の負債を解消するためにセゾングループの各企業が身売りされる形で解体に向かう。この過程で西友もセゾングループを離れ、親会社が住友商事へ移動。さらに移動し、アメリカの大手スーパーマーケットチェーン・ウォルマートの傘下となった。
ウォルマートの下で、同社の経営方針である「Every day low price」に沿い、常に安価で販売する戦略へと転換したが、特売を目当てに買い物に行く日本の商習慣には合わず、当初は苦戦していた。具体的には販売チラシの撤廃、惣菜類の縮小、特価の廃止など多岐にわたった。結果、価格に敏感な日本の消費者離れを引き起こし一時期は倒産すらもうわさされるほどであった。
その後、下記に示す「KY(カカクヤスク)」キャンペーンと、インパクトのあるCM、そしてウォルマートのグローバル戦略とは異なる独自の改善を行うことで、利益率の改善に成功している。その上で近年では「ウォルマート」 化、店舗によっては24時間営業化を進めている。
現在のキャンペーンは「KY2(カカクヤスククラシヤスク)」。
300円以下の弁当販売(一部店舗のみ)や衣料品ブランド(George≪ジョージ≫)の投入など、価格の安さをCMでアピールして低価格路線を展開。常に3%引きのウォルマートカードもその一環である。
親会社であるウォルマートの日本撤退の噂が囁かれており、その都度ウォルマートは否定していたが、2020年になってついに株式を売却する意向があることを発表した。2021年3月1日付でウォルマートから楽天の子会社である楽天DXソリューションが西友の株式を20%取得し、これにより投資ファンドが60%、ウォルマートが残る15%の西友株式を保有することとなった。
2022年4月より、楽天ポイントカードと楽天Edyが導入されることとなり、会員向けのポイント優遇サービスも始まった。それに先駆け、同年3月31日をもってクレディセゾンとの提携サービスが終了した(ウォルマートカードの値引きサービスも終了)。
主な店舗
現在実施中ののキャンペーン
- セゾンカードで5%OFF(主に、5日や20日が多いが月によって実施日は異なる)
- 他店のチラシをお持ちください
- 他店のチラシを持って行き、他店の方が安い場合は割引してくれる。ただし条件があるので公式サイトをチェックすること。(→公式サイト>>http://www.seiyu.co.jp/<<
)
- 他店のチラシを持って行き、他店の方が安い場合は割引してくれる。ただし条件があるので公式サイトをチェックすること。(→公式サイト>>http://www.seiyu.co.jp/<<
主な安い製品
- デジタルチューナ 4750円
- ボリュームパスタ 298円
- ハンバーグ・焼肉弁当 など数種類 298円
- 野菜 各種
- 自転車各種 7970円から(子供用、スポーツサイクル用などあり)
- ジーパン 750円、800円、850円(左から幼児用、子供用、大人用の値段)9月26日まで680円
- 西友オリジナル某国産発泡酒(?) 87円から
- 西友オリジナルチューハイ 87円から
- LED電球(60W相当) 1770円
- カナダ産ミネラルウォーター(Aberfoyle Springs Water) 500ml 48円
- どこでも売っているようなミネラルウォーター2Lも常時98円です。
- ネスカフェ クラシコ (Nestle Mexico社から直輸入) 200g 397円
- その他商品も常時KY(カカクヤスク)提供しております。詳しくは公式サイト
をご覧ください
過去にプロ野球チームの西武ライオンズが優勝・日本一となった翌日などで優勝セールを行っていたが、ウォルマートの子会社化以降、西武百貨店やそごうがセブン&アイホールディングスのグループ企業になった為、優勝セールは、セブン&アイグループで行っている(2008年~)。西武ドームでは西友の広告が見られることから絶縁したわけではない。
西友で声優
よく「声優」と同音語で間違えられる西友だが、何をトチ狂ったのかリニューアルオープンするひばりが丘団地店(東京・西東京市)の店内放送を担当する声優を募集した。題名に偽りなし。
応募期間は平成26年6月14日(土)から平成26年6月20日(金)であった。詳細はこちら。
西友のフリーダムさを象徴するイベントである。
関連動画
関連項目
外部リンク
脚注
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