西関東連絡道路とは、埼玉県深谷市から山梨県甲府市を結ぶ国道140号の地域高規格道路である。
概要
起点は埼玉県深谷市。関越自動車道と国道140号を結ぶ花園インターチェンジが起点だが、皆野寄居バイパスに至るまでほとんどの道路とは平面交差で交差する。皆野寄居バイパスから皆野秩父バイパスまでは歩行者、自転車、小型特殊自動車の通行が規制される。
皆野寄居バイパスは暫定2車線。2001年に寄居折原ICから皆野大塚ICまでが開通し、2005年に国道140号と繋がる道路が開通したことにより全線開通となる。寄居風布ICから皆野長瀞ICの間には料金所があり、この区間は皆野寄居有料道路と呼ばれる。
皆野秩父バイパスは同じく暫定2車線。2010年10月24日に新皆野橋が開通し、埼玉県道44号秩父児玉線と国道140号を結んでいた。その側に秩父やまなみ大橋を建設し、2017年3月25日に第一期区間として皆野寄居バイパスから秩父蒔田ICまで行けるようになり、2018年3月20日に第二期区間が開通し、国道299号まで行けるようになった。
長尾根バイパスは2022年に事業化されたバイパスで、上蒔田交差点と大字寺尾を結ぶ。ここから大滝トンネルまでの整備方針は現時点では不明となっている。
大滝トンネルは秩父市荒川白久と大滝を結ぶトンネルで、2018年度に事業化され現在建設中。このトンネルが開通することにより、現道7kmの区間が2kmに短縮される。2027年開通予定とされている。
雁坂トンネル有料道路は埼玉県秩父市と山梨県山梨市を結ぶ役割を持つ有料道路であり、1998年に供用開始。2028年4月まで料金を微収する予定となっている。雁坂トンネル有料道路を抜け、しばらく国道140号を走ると岩手ランプに着き、ここから甲府山梨道路となる。
甲府山梨道路は2004年から2006年にかけて第一期区間である桜井ランプから万力ランプまでの区間が開通。2009年に第二期区間の建設が開始され、2018年3月21日に八幡南ランプから岩手ランプまでの区間が開通したことで全線開通となった。将来は桜井ランプから新山梨環状道路に入れる予定となっている。
通過する自治体
埼玉県
山梨県
ランプと交差する道路
皆野寄居バイパス | |||||
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施設名 | 道路 | 車線 | 標識 | 所在地 | |
国道140号 | 2/4 | 埼玉県 | 寄居町 | ||
寄居折原IC | 埼玉県道349号広木折原線 | ||||
皆野長瀞IC | |||||
寄居風布IC | 埼玉県道82号長瀞玉淀自然公園線 埼玉県道348号下戦場塩貝戸線 |
皆野町 | |||
皆野大塚IC | 国道140号 | ||||
皆野秩父バイパス | |||||
施設名 | 道路 | 車線 | 標識 | 所在地 | |
皆野大塚IC | 国道140号 埼玉県道44号秩父児玉線 |
2/4 | 埼玉県 | 皆野町 | |
秩父小柱IC | 国道140号 埼玉県道44号秩父児玉線 |
秩父市 | |||
秩父蒔田IC | 埼玉県道270号吉田久長秩父線 | ||||
上蒔田交差点 | 国道299号 | ||||
長尾根バイパス(未成区間) | |||||
上蒔田交差点 | 国道299号 | 2 | 埼玉県 | 秩父市 | |
大字田村付近 | 国道299号 | ||||
大字寺尾付近 | 埼玉県道72号秩父荒川線 埼玉県道208号秩父停車場秩父公園線 |
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大滝トンネル(未成区間) | |||||
雁坂トンネル有料道路 | |||||
施設名 | 道路 | 車線 | 標識 | 所在地 | |
雁坂トンネル | 国道140号 | 2/2 | 埼玉県 | 秩父市 | |
山梨県 | 山梨市 | ||||
施設名 | 道路 | 車線 | 標識 | 所在地 | |
岩手ランプ | 国道140号 | 2/2 | 山梨県 | 山梨市 | |
八幡北ランプ | 山梨県道31号甲府山梨線 | ||||
八幡南ランプ | 山梨県道31号甲府山梨線 | ||||
万力ランプ | 国道140号 | 2/4 | |||
上岩下ランプ | 国道140号 | ||||
下岩下ランプ | 笛吹市 | ||||
鎮目ランプ | 国道140号 | ||||
桜井ランプ | 国道140号、山梨県道6号甲府韮崎線 | 甲府市 |
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関連項目
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