要精密検査単語

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医学記事 【ニコニコ大百科 : 医学記事】
※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。

要精密検査とは、健康診断の結果で最も悪い判定(評価)のことである。

概要

健康診断の結果、明らか異常病気)と思われる数値であり正常範囲(基準値)から大幅に外れているため、なるべくく(1ヶ以内に)病院で詳しい検(精密検)を受けなさいと案内する判定。検を受けた場所(病院など)によっては要治療(要医療)と呼ぶこともある。

健康診断で最も悪い判定区分であり、この評価をもらったらなる病院に行く必要がある(場合によっては治療も必要となる)。要精密検査の示を無視しても特にペナルティ(罰則)はいが、無視して悲惨な末路(卒中、心筋梗塞肝硬変末期、失明など)になってしまっても自業自得であり責任をとってくれないので、素直に従おう。

ちなみに勘違いされがちだが、この判定をもらったからと言って必ずしも治療(物、手術など)が必要であるとは限らない。精密検の結果、そこまで深刻な病気ではなかったとして経過観察で様子を見ることも少なくない。というのも健康診断は(あくまで病気の治療ではなく期発見が的であるため)通常の検よりも評価が厳しくなっているからである。

要精密検査となる数値の例

実際には検した病院によっても大きく異なる。ここであげた数値は日本人間ドック学会のものである。

血中脂質濃度

糖尿病検査

血液一般項目

肝機能検査

腎機能検査

血圧測定

心電図検査

波形、心拍数ともに異常がみられなければ正常と判定される。

逆に少しでも不整脈や心臓病(狭心症心筋梗塞、心肥大、心不全など)の疑いがある場合は異常と診断される。

聴力検査

  • 1000Hzこと低音域(基準値は30dB以下)…40dB以上
  • 4000Hzこと高音域(基準値は30dB以下)…40dB以上

視力検査

とも1.0以上なら正常。逆に片方でも0.7未満なら異常と診断される。

メガネコンタクトレンズは着用可。

胸部X線検査

怪しいものが何も写らなければ正常。

逆に肺結核炎、がん、心臓病、心不全などの疑いがある場合は異常と診断される。

要経過観察

要精密検査(要治療)より1ランクマシな判定。要再検と言うこともある。

病気と断定できる数値ではないものの基準値から外れており、今後病気に進行する可性があるため生活習慣の改善(食事療法、運動療法など)が必要とされる。また、3ヶ後(または半年後)に再検を受けなさいと示されることもある。

要精密検査ほど深刻ではないと言われることも多いが、決して油断できない判定でもある。

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