覆面うさぎとは、悪い魔女に醜いうさぎの姿にされてしまった漫画描き。代表作は「焼肉店センゴク」、「カラスノマ」。
概要
ニコニコ静画で漫画やイラストを投稿しているユーザーの一人。当初は「怪人ネコジタさん」を投稿して長いシリーズとなっている。
のちに「焼肉店センゴク」を投稿、こちらはGANMA!に連載が決まり削除しているが、公式としてニコニコGANMA!から新たに投稿されている。現在GANMA!では100話を超え単行本も発売し、アニメ化も決まっている。
漫画は基本4コマ形式のデジタル描きで、ほぼすべてカラーで描いている。
時折背景に奇妙な張り紙があるなど細かいネタも多い。
漫画
怪人ネコジタさん
舌に猫が憑りついたネコジタさんと、その周りの変わった人たちとの日常を描いたギャグ漫画。現在は200話を超えているが、センゴクを商業系で連載していることもあり、更新は少なくなっている。
登場人物
- 猫下(ねこもと)ゼツ(23)
通称怪人ネコジタさん、生まれつき舌に猫が憑りついたカレーの好きな怪紳士。
ネコジタの名の通り猫舌で熱いものが苦手、それと猫に毒になる玉ねぎやチョコも食べられない。
紳士と言われるだけあって、物腰柔らかで誰にでも敬語で話す(ただの癖)、しかし妹の事になると取り乱したり、怪人ジョークを照れながら言ったりと実は割と変な人でもあったりする。
- ペロちゃん
ネコジタさんの舌に憑りつく猫舌。生まれた時から一緒のネコジタさんの相棒的存在で自在に伸びて移動し、手も生やすなど何でもありでとにかく自由。
多趣味で姉御肌、ネコジタさんとは対照的に少し騒がしい性格だがとても良いコンビ。
- 川口みゆき(25)
ネコジタさんの会社の同僚。趣味はペロちゃんの観察。普通に撮影もして写真集を作るほどでもあるが、ネコジタさんのあとをつけペロちゃんを隠し撮りしたりもしている。
かわいいもの(彼女の基準で)に目がなく、ペロちゃん以外にもネコジタさんの妹やメクジラさん、会社の後輩の女の子など見境がない。
ちなみに裁縫も得意で、作中に出てくるグッツのほとんどは彼女による手作りである。
- 佐藤マコ(16)
通称怪人メクジラさん。ネコジタさんと同じようにこちらは目にクジラが憑りついた怪少女。噂でネコジタさんの事を知り最初は敵視していたが、実際に見た際に一目惚れしてしまう(目だけに)。
ネコジタさんの事が絡むと笑顔になるが、実際は照れ屋それを隠すために怒ったりと表情豊かである(かわいい)。
目くじらを立てるのくじらは鯨の事ではないが、そんなこと言うと目くじらを立てられてしまう。
- イサナ先生
マコちゃんの左目に憑りつく目鯨。少し年配口調で話していて先生と呼ばれているが知ったかぶる事が多い。
目は口ほどにものをいうとあるが、お喋りなところもあり、余計なことまで言ってしまうことも、ペロちゃんともそれなりに仲がよく、ネコジタさん関係でも世話を焼くなどたまに役に立つ。
ペロちゃんように体が伸びたりはしないが腕はかなり伸ばすこともできる。
- ウーショック
虫歯菌。ネコジタさんの口内に侵入するがペロちゃんに撃退され改心(?)した。
以降ペロちゃんの事を姉さんと呼び慕っていて、虫歯菌グッツの入手を頼まれているなど関係は良好。
義理堅い性格で頑張りやな一面もあるが、それが裏目に出る不憫でかわいそうなキャラ。
- 猫下チロ(15)
ネコジタさんの妹。熱いものは苦手だが舌に猫が憑りついているなどはなく、普通の中学生。
そそっかしいところのある兄とは違い、しっかり者でおとなしい性格。だけど心の中でダジャレを言っていることもあるなど似ているところも。
- 八丈島イズ(15)
チロの同級生。地元では「毒マムシ」で恐れられているヤンキー。
発する言葉に毒が含まれているので超危険、本人はこの体質をどうにかしたいと思っている。口や柄は悪いところはあるが暴力的なことはせず、性格も一途で周りが見えなくなるところはあるが決して悪い奴ではない。
唯一毒が効かないチロに惚れているが玉砕している。しかし友達として仲は良い模様。
- 蓼(たで)イシン
歯医者兼武士。一発キャラではあったが気に入ったらしくレギュラー入り、常に上から目線でものを言い、すぐ斬りつけたがるが小心者。
ちなみに後述の「焼肉店センゴク」に(セリフもなく一コマだけではあるが)客として唯一ゲスト出演している。
ウルサイ コドモ キライ。
- 犬井テリー(36 5)
ネコジタさんたちが勤める製薬会社の社長。犬の顔面はマスクであり自分を犬だと思い込んでいる。人によってその容姿に懐柔してしまう。
マスクではなく地毛だと主張するがその割にはマスクの下に手を入れて何かを食べるなどごまかすつもりのないような行動もする。しかし心構えはある意味本物で、命の危機に瀕しても自分が犬であることを主張していた。
仕事よりも散歩が好きで、仕事をサボってネコジタさんにリードを付けてもらい散歩をしてもらうなど作中きっての変人ではあるがこんな奴にもかわいい奥さんと娘がいる。
- 丹羽野(にわの)ひまわり
犬井製薬に入社したばかりの新入社員。猫アレルギー(フケなどではなく猫自体に反応してしまうもの)でネコジタさんに近づくとくしゃみが止まらなくなってしまう。そのせいかよく鼻水を垂らしている。
真面目な性格だが少々天然なところがある。
焼肉店センゴク
焼肉店での愉快な仲間とのドタバタギャグ漫画。
現在はウェブサイトGANMA!で連載中、毎週金曜日更新。
登場人物
- 大山ソウジ(19)
通称モップ。センゴクで人生初のバイトを始めた大学生。
本名で呼ばれることはほとんどなく、主人公だがあまり目立たない。気弱だが生真面目で、お人よしな性格で目つきは悪いが、すごく良いやつ。しかし周りの個性的な言動に振り回されたりもする苦労人。
当初はおどおどしていたが次第に激しいツッコミも見せるようになり、周りの変人たちに合わせて適応・成長していく様にも注目。
- 千石(せんごく)エイジ(58)
焼肉店センゴクの店長。体も大きいが器も大きい、とにかく豪快で漢前。
趣味は筋トレ。重いビール樽も軽々と担ぎ上げるなど58歳とは思えない筋力がある。しかしウェイトトレーニングが主で、腹筋の方はあまり鍛えてないのでお腹が割れたりはしていない。
お店の仕込みで夜が遅いこともあり昼間は一番広い個室でお昼寝をしているが、締めるところは締める、気は優しくてカッコイイ大人である。
ちなみに子供はいないが既婚者。
- 佐倉ヤエ(18)
バイトの先輩。ピンクの髪をした女の子。天真爛漫だがかなりの天然でもある。
バイトではモップより1年先輩。仕事はあまりできる方ではなく、毎日のように皿割り記録を更新し続けている。しかしその持前の明るさはお店を盛り上げるムードメーカーともなっていて評判も上々。
連載当初は高校生で10時までしか働けなかったが、作中では時が進み大学生となった。だが夜帰るのが怖いので、いつもモップが家まで送っている。
絵がうまく裁縫も得意で、パペットやクッションなど色々なものを作っている。
- 鯱頭(しゃちがしら)アオイ(16)
お店の最年少、モップの先輩でヤエちゃんの後輩の目つきの鋭い女の子。
しっかり者な性格で、発言はかなり厳しい。でも気遣いのできるお店の主戦力。
周囲のボケに突っ込みを入れる役回りが大半だが、根は純真なので勢いに流されてしまったり、ボケに回ってしまうことも。実は照れ屋で人付き合いや電話が苦手。
店長の事が好きで、店長の前だと照れて表情も性格も和らぐ。
最年少ながら仕事のできる子、しかし仕事を教わったのはヤエちゃんからである・・・あれ?
何かと完璧を誇る彼女だが絵だけは苦手。
- 金田へちま(32)
厨房担当のアフロの人。通称へちまさん。あるいはへちさん、へちま御前など。
口癖は「けっさく~」。したたかで飄々とした憎めない人。
本業は自動車整備士だが、楽しいからという理由でセンゴクのバイトを続けている。
店長とも長い付き合いなのか、対等な雰囲気で話すなど仲も良さそうである。
バイト仲間だった子と結婚もしており、子供までいるが未だ謎も多い人。
- 劉子玄(りゅうしげん)(22)
中国から侍になるとやってきた女子大生。通称リュウさん。
店長から時代劇を進められているせいか言動にもそれが出ている。作中屈指の変人でもありつかみどころない性格。仁義を通し自分に正直に生きている。
店長に拾われセンゴクのバイトとして働いている。ホールのバイトを仕切るなど仕事はかなりできる方だが、サボり癖がある。
- 遠藤まめ吉(88)
モップのバイトでの初の後輩となる、小柄で元気なおじいさん。通称マメさん。
元大工で結構な大家族、バイトの理由も孫にお小遣いをあげるため。
たまに老いぼれジョークと言って自分の寿命ネタを披露することがある。家族内では鉄板ネタらしい。
ちなみにいつも8時就寝で、時間がくるとスイッチが切れたように寝てしまう。
- 射場ナオシロ(25)
最近入ったばかりのバイトの新人、通称オシロー。
恥ずかしがり屋で視線が怖くて頭に着ぐるみをかぶるようになった。未だに本当の顔は出ていないが男である。
その見た目からかヤエちゃんとアオイちゃんからはペット扱いされている節がある。そのせいかアオイちゃんの表情は店長の前ほどではないが少し和らいでいる。
カラスノマ
カラスのマネジメントの略とのこと。カラスの生態を描いた4コマギャグ漫画。
つぶやきGANMA!で連載していたが現在は終了している。
登場人(鳥)物
- カラスマ(3)
企業一か月で世界的な大企業となった烏間コーポレーションの社長。れっきとしたカラスである。デフォルメされたような丸みを帯びたい出立ちで目も大きい、ネクタイを付け帽子にステッキも特徴的。ちなみに作中には普通のカラスも出てくる。
性格は食いしん坊でキラキラしたものに目がないなど、カラスの習性がでている。
- 梅袋(うめぶくろ)ホタル(21)
社長の飼い主秘書、育ての親でもあるジト目の女性。無表情だが社長の事を第一に考え、時に厳しく時にやさしく躾ける。あまり喋らない社長と意思の疎通や代弁など仕事のサポートもしている。
社長には基本的にやさしいが他の人には非常な面がある。
- ジャノメキクイチロウ
名門ジャノメ一族の息子でライバル企業の社長。カラスマ社長に対抗するためかカラス避けの蛇の目の被り物をしている。
「愉悦、愉悦」とカラスマ社長に意地悪もするが、仲は割と良い模様。それどころかなぜかカラスマ社長の会社に入り浸っている。
関連静画
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関連動画
関連項目
外部リンク
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