曖昧さ回避
概要
学校を始めとして図書館、公民館、生涯学習センターなどの公共施設に設置されることがある部屋。
学校の場合、前面にスクリーン、側面にスピーカーがついていることが多く、後ろには机・椅子が並べられている。大学の講義室のように、天井からテレビ・スクリーンがぶら下がっていたり、階段状になっていることもある。
近年ではプロジェクターやパソコン、タブレットなどの整備により、学校での視聴覚室の意義は薄れつつある。しかし、同じ映像を大人数で長時間視聴する場合に、隣の教室への音漏れを防止する関係でまだ使用されることもある。
いわゆる空き教室、多目的室の1つとしてみなされる場合もあり、委員会活動など視聴覚とは関係ない使われ方をされることもある。また、パソコン室などと一体化している場合もある。
昔の視聴覚室が残る校舎をまだ使っているところもあり、新しい校舎でも視聴覚室が設置される場合もある(参考)。知名度は下がりつつあるが、完全に消滅しているわけではなく、現在(2022年)の学生でも全員知らないというわけでもない。
なお、「視聴覚準備室」などの名前で機材が置かれている部屋も設置されていることがある。映像研究部や放送部、軽音部等の部室になっている場合もある。
学校以外の公共施設の視聴覚室は場所によって規模や設計は異なる。学習が主な目的ではないためか、机がなく椅子だけが並べられていることもある。
視聴覚室に関するアンケート
※表示に時間がかかる場合があります
関連動画
関連静画
関連項目
- 0
- 0pt