角川学芸出版とは、株式会社KADOKAWAが保有するブランド名である。国文学の出版社として設立された角川書店の源流中の源流といえる部門。角川グループのお固い担当。
概要
法人としては、1986年に設立された角川書店の編集業務を請け負う編集プロダクション『飛鳥企画』が前身で1998年に角川書店の辞書・辞典・古典等の、近世・近代文学以外の事業や教科書出版事業が移管し、2003年に現在の社名に変更。後に角川文庫のサブレーベルである角川ソフィア文庫の編集・発行業務や角川選書等や俳句・短歌事業を角川書店より移管されている。
2013年10月には角川グループのグループ再編により、株式会社KADOKAWAに吸収合併され、角川学芸出版は株式会社KADOKAWAの一ブランドカンパニーとなっていた。
2015年4月1日、ブランドカンパニーを廃止し、ジャンルごとの局として再編することになり、
組織としての「角川学芸出版」は消滅することになる。「角川学芸出版」の名称はブランド名として残る。
角川日本地名大辞典等の数十年前の資料的価値がある大辞典は、平凡社の東洋文庫のように1冊数万円もするオンデマンド印刷&販売を行っている。
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関連項目
外部リンク
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