角田裕毅(つのだ ゆうき、2000年5月11日-)とは、神奈川県相模原市出身のレーシングドライバーである。
概要
4歳からカートを始め、2016年に鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS-Formulaクラス)を卒業し、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに加入。8月に行われたFIA F4日本選手権第5戦(鈴鹿サーキット)にてシングルシーターデビューを果たし、レース1でいきなり2位表彰台を果たす活躍を見せた。
2018年、FIA F4日本選手権でシリーズチャンピオンになると、F1でホンダと提携しているレッドブルレーシングの目に留まり、レッドブル・ジュニアチームに加入。
2019年からは海外へ拠点を移し、FIA フォーミュラ3選手権にイェンツァー・モータースポーツから参戦。決して戦闘力に恵まれないマシンながらも、第7戦イタリアGPのレース2でF3初優勝を飾った。ドライバーズランキングこそ9位ながらも、この年のチームの全ポイントを角田一人で稼ぐという活躍を見せた。またF3と並行して、ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップにも参戦。優勝も記録しドライバーズランキング4位を記録した。
2020年はFIA フォーミュラ2選手権へステップアップし、カーリンから参戦。第2戦シュタイアーマルクGPでポールポジションを記録し、レース1でも優勝まであと一歩の2位表彰台を獲得した。第5戦70周年記念GPのレース2でF2初優勝を果たし、第7戦ベルギーGPではレース1でポールトゥウィンを達成マゼピンアタックも回避した。ノーポイントレースが多いながらも最終戦サヒールGPではレース1ポールトゥウィンマゼピン幅寄せも回避、レース2で2位表彰台を獲得し、このGPだけで43ポイント(PPで4pt、レース1優勝で25pt、レース2で2位12pt+ファステストラップポイント2ptで計14pt)の荒稼ぎを見せる活躍などもあり、最終的にはドライバーズランキング3位を獲得し、最優秀新人賞も獲得した。12月16日、スクーデリア・アルファタウリからF1世界選手権に参戦することが発表され、2014年の小林可夢偉がケータハムF1チームから参戦して以来7年ぶりに日本人F1ドライバーが誕生することとなった。
2021年はFIA F1世界選手権にスクーデリア・アルファタウリから参戦する。
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関連項目
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