概要
主にアニメ作品等で登場する語句である。作品によっては無詠唱や詠唱省略といった別の呼び方もされる。
本来は魔法や呪文を発動する際には決まった言葉を詠唱する必要があるが、その工程を短縮し発動させるというもの。
アニメ、漫画ではBLEACHで詠唱破棄がしばしば行われる。
BLEACHでは鬼道(破道、縛道、回道)とよばれる架空の呪術があり、詠唱破棄することで戦闘を効率的に進めることができる。
だがしかし、詠唱破棄をすると本来の鬼道の能力を維持することは難しくなる。
ライトノベルの金字塔であるスレイヤーズにも詠唱省略が登場している。作中の魔法は「混沌の言語(カオス・ワーズ)」を詠唱した後に「力ある言葉」として呪文名を宣言することで発動するが、主人公リナ・インバースなどの優れた魔道士は「混沌の言葉」を省略して魔法を発動することがある。詠唱省略は乱戦などで素早い対応が求められる際に大いに役立つが、威力が本来より低下するし、高度な魔法ほど高い実力が無いと省略して唱えることが出来ない。そのため戦闘をよく行う魔道士は省略だけでなく早口での詠唱なども駆使している。
PS2用ソフト「テイルズ・オブ・レジェンディア」ではブレス系が呪文を唱えているときに左スティックを回していると詠唱時間が短くなるという裏技がある。
また、呪文を唱えているときに□ボタンを押すと詠唱をキャンセルすることもできるが、これは詠唱破棄とは別物である。
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