詩島剛とは、特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』の登場人物。
仮面ライダーマッハに変身する謎のカメラマンである。
演:稲葉友
「このライダー…〝ライダー〟!」
ヒロインである詩島霧子の弟。年齢は19歳。
霧子と同じく身体能力がすこぶる高く、生身で塀を飛び越えたりビルからビルへ飛び移ったりしていた。
身体能力の高さは詩島家の遺伝である可能性が高い。
アメリカでハーレー・ヘンドリクソン博士(演:大月ウルフ氏)の下、仮面ライダーとなるための訓練を受けていたが、訓練途中でロイミュードを追い日本へ帰国。気ままに特状課へ現れ捜査を引っ掻き回すトラブルメーカーで、ド派手な演出(自演)を見せたりカメラマンらしく「いい画」にこだわりを持っていたり、目立ちたがり屋な一面も。
しかし、トップギアが入った進ノ介に割り込んで事件の概要を彼の周りのモニター演出を叩き落としながら淡々と説明したり、特状課に先んじて事件の情報を入手し提供したりと頭はかなりキレるようである。
進ノ介のことは当初は「ギアが入るのが遅すぎる」と言って小馬鹿にしたような態度をとっていたが、後に彼の洞察力と行動力を認めて慕い、共に闘うようになる。
また霧子との関係を冗談か本気では定かではないが、「いい画だね」と称し、彼のことを『進兄さん』と呼んでいる。
姉の霧子に対しては、再会の際にはわざわざ派手な演出をして変身シーンをお披露目したり、帰国子女ながらいきなり抱き着いたり「愛してる」と恥ずかしげもなく言い切ったり、わざわざ彼女の護衛のために潜入捜査をしたりと、ややシスコン気味な面が見受けられるが、進ノ介との仲を推したり同居を断ったりするなど、大人としての分別はできている模様。
明るい性格をしているが、ロイミュードに対しては「人間の敵だということは絶対に変わらない」と倒すべき対象として異常なまでの敵対心を見せており、霧子の命を救ったチェイスでさえも「あいつも109体目にすぎない」とその持論を曲げていない。
そのため「いい奴になるロイミュードもいる」といった考えを持つ進ノ介とは意見が対立することもある。ただし善のロイミュード072やチェイスの処遇を進ノ介に任せたりするといった柔軟性も見せており、自身の考えをわざとひけらかして偽悪的に振る舞うこともあった(すぐに進ノ介に見破られて怒られていたが)。
その際、「ドライブは人を助けるライダー」であり「マッハは敵をぶっ潰すライダー」であると語っているが彼の真意とは――。
※以下ネタバレ注意! ↓
その銃口はなぜ仲間に向けられたのか
ある夜にブレンの接触を受けてから、剛は特状課から姿を消してしまった。
そして進ノ介とチェイスがロイミュードと戦闘していた際・・・ロイミュードに与する形で彼が登場。二人に容赦ない攻撃を浴びせるのだった。
不審に思ったチェイスは彼を圧倒し、耳の裏を確認する―――そこには、フリーズロイミュードの記憶操作の痕跡が残されていた。
そう。フリーズロイミュードの記憶操作により剛はあれだけ憎んでいたロイミュードの手先になってしまったのだ―――。
と、当初は誰もが思っていたが、実際の剛はフリーズの記憶操作に耐えきっていた。
剛がロイミュード側についていた理由は、父・蛮野天十郎の人格が入っていたタブレットPCをブレンが所持しており、それを奪う隙を探るためだった。それもすべてはロイミュードを撲滅するため。
だが、それがあれほど慕っていた進ノ介を見殺しにしてしまう形で裏目に出てしまったことを悔いており、今の自分が頼れる存在として蛮野に協力を申し出る。
その甲斐あって進ノ介は復活するのだが、剛は自らの行為、蛮野とクリムの確執、そして何より霧子に対して抱える何かしらの事情から、特状課とは距離を置くようになってしまった。
なお、彼がロイミュード側についている間、突如進ノ介のもとに的確な情報が届き、それにより進ノ介はフリーズに近づくことができたのだが、それは剛が「ミスターX」の名を使い進ノ介に的確に情報を送っていたからだった。
剛は自らの目的のために特状課を離れている時でも、その立場を十二分に生かし、ロイミュードに潜伏した密偵として特状課のサポートをしっかり果たしていたのだ。
彼はなにを焦っていたのか
時折真剣な表情を浮かべて「急がなきゃ」「早く(ロイミュードを)全部倒さないと」といった発言を呟いていたが、その真実は父である蛮野天十郎が「ロイミュードの開発者」であることを姉の霧子は知らず、そのため真実を知られる前にロイミュードを撲滅することを目的としていたためであった。
しかし、蛮野自身が特状課に潜入し事実を明かしてしまったことでその目算は崩れ、追撃とばかりに同話で蛮野が自身や特状課を裏切り突然攻撃をしたことで、自分が蛮野にただ利用されただけだと知り、遂には慟哭してしまう。
しかし、自分の中で整理をつけ、剛を信じ続けた進ノ介の窮地に駆けつける。これにより、遂にトリプルライダーが真に協力体制をとることができるようになった。
なお、協力体制の構築にあたり、ライドブースターやトライドロンとの連携を視野に入れてか、剛は四輪免許を取得している。
「いっていい」ってさ…!
そして来たる最終決戦。以前の戦いでその場の全員を救うために無理矢理バースト状態になり、余波で受けたダメージが戻っていない状態で、不調を押して出撃する。
しかし、やはりそのダメージもあってか、グローバルフリーズ阻止のために蛮野を引きつけたものの、途中で限界となり倒れてしまう。
剛に止めを刺そうとする蛮野の前に立ちはだかったのは―――今まで散々、自分の友達ではないと突き放していたチェイス。
彼は自らが傷つこうと、ベルトが破壊されようと、なおも蛮野の前に立ちはだかり、自らの命を散らしてまで友達を守り抜いた。
喪われたチェイスという存在。今まで意地を張っていた剛だったが、遂に自らの本当の感情を自覚する。
それを彼に伝える機会を永遠に奪った蛮野に対し、怒りに燃える剛。その想いが、チェイスが最期に託したシグナルバイクを通して奇跡を呼んだ―――。
行くぜチェイス…一緒に戦ってくれ…ッ!
《シグナルバイク!ライダー・チェイサァーッ!》
チェイスの想いと共に戦った剛は、見事ゴルドドライブを打ち倒すことに成功する。
チェイスを喪った悲しみ、そして意地を張って彼のことを最後まで「親友(ダチ)」と呼べなかったことへの後悔に暮れる剛だったが、蛮野は未だバンノドライバーとして生きており、第二のグローバルフリーズ開始に伴い自らを再構築しようとする。
が―――世界の全てが静止しようとし、余波の重加速が広がりつつある中、「かつて超重加速への対策を施した」シフトデッドヒートを所持していた剛は、その影響下においても動くことができた。
その手にはチェイスの武器であったシンゴウアックス―――!
《マッテローヨ!》
待て!?待つのだ剛ッ!!
《イッテイーヨ!》
―――いっていい、ってさ…!
《フルスロットル!!》
…そして、チェイスの遺品で振り下ろした一撃は、自身のしがらみとともに、世界最悪の科学者・蛮野天十郎を現世から消し去ったのだった。
その後
蛮野天十郎とシグマサーキュラーが打破され、最後の1人となったハートが消滅したことで、108(+1)体のロイミュードは全て撲滅された。
その後、ベルトさんの手によってコア・ドライビアに関わる全ての装備が封印された…
…かと思われたのだが、剛はこっそりと「ダチからの宝物」として、チェイスのシグナルバイクと免許証を持ちだし、「喪くしたダチの魂」を求めてハーレー博士とともに旅に出た。
後に、その道中に撮った写真が評価されて「幻のカメラマン」と呼ばれるようになったという…
ドライブサーガ
2016年4月20日に、2年後と本編前の剛が描かれた「小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ」が発売。そして、2016年11月16日には更に1年後の「ドライブサーガ 仮面ライダーハート/仮面ライダーマッハ」が発売。
更に、2016年11月30日にはドラマCDとして「マッハ夢想伝」が発売。
ロイミュードに関わるすべての事件が終わったはずだったのだが、再び剛は戦いへと赴く…。
一緒に戦ってくれよな…俺の…最高の親友(ダチ)…!
レッツ…変身!
仮面ライダーマッハ((\||/))
身長:205.5cm
体重:96.6kg
パンチ力:9.7t
キック力:16.7t
ジャンプ力:ひと飛び40.3m
走力:100mを2.4秒
彼が劇中で変身する仮面ライダー。モトクロスライダーがモチーフ。
「仮面ライダードライブを超える」と秘密裏に開発されていたネクストシステム。
変身ベルト「マッハドライバー炎」にシグナルバイク「シグナルマッハ」をセットすることで変身できる。
銃口の下にバイクのタイヤが装備された武器「ゼンリンシューター」をメイン武器として戦う。
剛の身体能力の高さもあって豪快な立ち回りを得意とする。
変身に制限時間があるようだが、剛の成長と共にその時間は伸びていった。
また、メットのバイザーはバイクのヘルメットのように開くことが可能。これは内部エネルギーのオーバーフローを防ぐための排気の役割があるらしい。
更に、ロイミュードと同様に重加速現象を発生させることができる(通常は発生させない様リミッターを設定している)。
なお、変身音等が仮面ライダー1号(2号)をリスペクトしている模様
・変身待機音、変身音が仮面ライダーのOP(レッツゴー!!ライダーキック)のイントロ部分のアレンジ
・変身音に昭和ライダーの定番変身音「キュピーン」
ベルトさん曰く「なかなかハイテンションなドライバーだね」これ以上のないお前が言うな
名乗り口上は「追跡、撲滅、いずれもマッハ!仮面ライダーマッハ!」。
これを溜めて言うので大分長い。ストロンガーに比べればまだマシだが。
公式の変身講座動画においても進ノ介が「ロイミュード、待ってくれないんだけどな…」とツッコミを入れている。
14話では、名乗り中に敵に攻撃された上、改めて名乗っているうちに敵に逃げられた。
俺に隙はなかった>
必殺技は空中で何度も回転してから放つライダーキック「キックマッハー」、ゼンリンシューターから強力な弾丸を放つ「ヒットマッハー」、ゼンリンシューターでの打撃技「ビートマッハー」。
シグナル交換やタイヤ交換をした状態で使うと、キックマッハーの場合は技名の前に、ヒット・ビートマッハーの場合は技名の後にその形態の名が付く。
例:「キケンキックマッハー」「ヒットマッハーカクサーン」「ビートマッハーモエール」
シグナル交換
仮面ライダーマッハは、ドライブがタイヤ交換するようにシグナルバイクを換装することで「シグナル交換」を発動し、右肩のコウリンシグナルに対応したアビリティクレストが出現する。
シグナルマガール
方向指定(左折)のアビリティクレストが出現する。
ブーストスイッチを押す事でゼンリンシューターで放った銃弾が標的めがけてカーブするようになる。
シグナルカクサーン
方向指定(多方面)のアビリティクレストが出現する。
ブーストスイッチを押すとゼンリンシューターの光弾が拡散する。
シグナルトマーレ
停止標識のアビリティクレストが出現する。
攻撃に電撃のパワーが付加され、「STOP」の標識で敵の動きを封じる。
シグナルキケーン
警告標識のアビリティクレストが出現する。
キラー危険な魔獣を召喚して、敵を攻撃する。
タイヤ交換
マッハドライバー炎にはシフトカーとの互換性があり、各シフトカーの能力を引き出すことが可能。
ドライブ用のタイヤは装備できないため、シグナル交換同様にアビリティクレストが出現する。
モエール
マックスフレアを使用した際のアビリティクレスト。
攻撃に炎の力が付加される。
ブーストスイッチを4回叩くことで「キュウニ・モエール!!」の音声とともに炎の出力が上がり、ブレンすら火だるまにさせた。
アラブール
ランブルダンプを使用した際のアビリティクレスト。
ドライブのタイプスピードでは引っ張られてまともに動けていなかったが、
マッハが使用した際はドリルを足に装備し、マッハ自体が白い事もありフォーゼを彷彿とさせる必殺キックを放った。
マゼール
スピンミキサーを使用した際のアビリティクレスト。
ゼンリンシューターから生コンクリート弾を発射し、ブーストスイッチを押すことで急激に凝固させる。
ライドマッハー
仮面ライダーマッハ及び詩島剛が搭乗する二輪バイク。機体前部のビーム砲での攻撃が可能。
魔進チェイサーのバイク「ライドチェイサー」と外観が似ているが、それは合体機能を有しているため。
ライドクロッサー
ライドマッハーと、魔進チェイサーのライドチェイサーが合体した四輪車型ビークル。複数のビーム砲による攻撃のほか、機首部のクローによる刺突攻撃やアンカーを駆使したアクロバティックな戦闘も可能。
2機のマシンが並走すると自動的にシステムが起動し、変形・合体を経て完成する。乗員定数が1名なので、合体時にどちらか一方がなんとバイクから振り落とされることになってしまう。この仕様、あんまりである
剛やチェイスたちは突然の事態に驚愕したが、ベルトさんは「ライドクロッサーはドライブシステムとネクストシステムを融合するためのテクノロジー」と発言した。つまり、このことは魔進チェイサー=仮面ライダープロトドライブという事実とも関連している。
ちなみにこのライドクロッサー、視認できるぐらい近くにもう片方のバイクが無ければ使用できないという弱点がある。剛はその特性を活かしてチェイスに利用されないようライドマッハーを別の場所へ置いてくるという手段で対応した。
デッドヒートマッハ
《シグナルバイクシフトカー!! ライダー・デェッドヒート!!》
身長:200.5cm
体重:107.1g
パンチ力:15.3t
キック力:23.7t
ジャンプ力:ひと飛び36.5m
走力:100mを3.2秒
ハーレー博士が最終調整を行ったシフトデッドヒートで変身するマッハの強化タイプ。
ドライブのタイプデッドヒートと同じ能力を発揮でき、この状態でシフトカーを使用すればドライブの様にタイヤの装備が可能となる。シグナルは、一時的にクレストが浮かんだあとメーター表示に戻る。
タイプデッドヒート同様一定時間経つと暴走してしまい必殺技(霧子キック水準の威力)を受けなければ止まらないという危険があったが、剛が自信を取り戻したことで強い精神力によりバースト状態の制御が可能となる。
これにより暴走の心配が完全になくなったどころか、バーストを強化状態として使用することができ、元来のデッドヒートを大きく上回る力を出せるようになった。
必殺技は高速回転してタイヤのようなエネルギーを纏いながらキックを放つ「ヒートキックマッハー」。
通常時と同じく形態に応じて名前が変化し、「モエルヒートキックマッハー」「アラブルヒートキックマッハー」となる。
ヒットマッハーとビートマッハーも引き続き使用できるが、技名に変化はない。
※以下ネタバレ注意! ↓
仮面ライダーチェイサーマッハ
身長:205.5cm
体重:98.7g
パンチ力:25.2t
キック力:30.5t
ジャンプ力:ひと飛び44.3m
走力:100mを2.0秒
亡きチェイスの力と意思を継ぎ、マッハに変身後にシグナルチェイサーをセットし変身したマッハの新たなタイプ。
本来シグナルチェイサーは劇場版で進ノ介が使用不能だったようにチェイス以外に使えないものだった。
にも関わらずこの形態が生まれたのは、マッハドライバー炎に追加された『スロットから入力された戦闘データと、ベルト本体に蓄積された戦闘データを組み合わせる事で即興で新たなライダーを試作する事ができる機能』によるもの。
ベルト本体のマッハの戦闘データ、スロットから入力されたチェイサーのデータ、そして何より剛の想いの力が生み出した奇跡の形態がこのチェイサーマッハである。
フェイスとボディはマッハのものだが、腕と下半身は仮面ライダーチェイサーのものであり、マッハの時よりもさらに超高速な戦いが可能となっている。
武器としてシンゴウアックスとゼンリンシューターを使用する。劇中では使わなかったがブレイクガンナーも使用可能であると思われる。
また、チェイサーバイラルコアを体内に取り込みその力を使用することができる。
必殺技発動時はキックを放つマッハの隣にチェイサーの幻影が浮かび、ゴルドドライブを打ち破った。
しかしチェイサーマッハで何より恐ろしいのはその拳。
マッハのパンチ力は9.7t、デッドヒートは15.3t。
仮面ライダーチェイサーは19.7t、タイプトライドロンは18t。
対してこのチェイサーマッハは25.2tと、ドライブの全ライダー中最も高い数値を記録している。
チェイサーマッハ最大の力は、この尋常ならざる拳による格闘戦術にある。ちなみにチェイサーマッハのキック力は30.5tなので、キックの7割の威力のパンチという、なんかもう言っていることが分からない事態となっている。
なお、コア・ドライビアはマッハのものが引き続き搭載されている。
そのためチェイサーと違って超重加速は使用できず、通常の重加速までしか発動できない。
仮面ライダー超デッドヒートマッハ
《シグナルバイク!シフトカー!ライダー・超・デェッドヒート‼︎》
「小説仮面ライダードライブ マッハサーガ」に登場したマッハの新たなタイプ。
超魔進チェイサーの「ライノスーパーバイラルコア」を改造した「シフトバイラルコア」とプロトマッハドライバーで変身。
胴体は白い超魔進チェイサーに頭部がチェイサーの複眼になったマッハという姿である。
仮面ライダーマッハチェイサー
《シグナルバイク! シフトカー! ライダー・マッハチェイサー!!》
Vシネマ「ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ / 仮面ライダーハート」に登場したマッハの新たなるタイプ。
その名の通りデザインは先述の「仮面ライダーチェイサーマッハ」に準じたものとなっているが、カラーリングが変更されており、変身に要するものもライドクロッサーをモデルにしたシフトカー「シフトライドクロッサー」である。
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- チェイス(姉の命の恩人だが撲滅対象→最高の親友(ダチ))
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- 蛮野天十郎(父・憎むべきロイミュードの製作者)
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《オツカーレ!》
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