誤射(ごしゃ)とは、誤って射る事または、誤って発射することである。
意図せず引き金を引いてしまい発射したものは「暴発」、
味方や友軍を撃ってしまう事は「フレンドリーファイア」と区別されることも。
概要
本来の目標に対して全く違うところに命中する事、または発射しなくても良かった物を発射した際に表現される。なお、自然での誤射は主に目標物との誤差から生じるが、人間においては人為的ミスや威嚇などが原因である。
戦場など高い緊張状態にあり、一瞬の判断を間違えた場合、味方が射線に入ってきた場合、迷彩服などで敵味方を誤認した場合のほか、情報が得られない視界不良、暗所、夜間などはセンサーや暗視装置の類が発達した現在においても誤射は起こりうる。湾岸戦争では米軍戦車が味方の戦車や車両を砲撃してしまったケースもある。
アメリカなど民間人にも銃器が普及している国では割と発生している。軍隊のように厳格な取り扱いを学んだわけではなく、保管や取り扱いには個人の性格がよく出てしまうため「弾が入ってないと思ったのに」「おもちゃだと思って撃った」といったトラブルは尽きない。拳銃や隠し持っていると誤認されて撃たれる場合もあるため、警察官に呼び止められているのに不用意にポケットに手を入れるなど文化の違いを甘く見て行動すると痛い目にあう可能性はある。
過去に人工衛星か疑わしき物体が日本上空を通過し太平洋に着水したときに「1発だけなら誤射かもしれない」と迷言を残した新聞社がある。なお、ある行為においては「1発だけなら誤射かもしれない」という言い訳は通用しないので注意が必要、場合によっては確約を結ぶかもしれないがほとんどが裁判になる。
FPSなどのミリタリーゲームでは即ゲームオーバーや、強制退室(キック)といったペナルティが課される場合もある。
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関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E8%AA%A4%E5%B0%84