誰かのせいにしたいが自分の顔しか思い浮かばないとは、イギリスの自動車番組「TopGear」でのジェレミー・クラークソンの発言である。
概要
「車が芸術作品になる」ということを証明するために、TopGearがイギリスのミドルズブラ近代美術館で車に関する展覧会を開くことになった。その中の展示品の1つとして、出演者3人がBMWにペイントをしてアートカーを製作し、ジェレミーが運転して美術館まで運んでいた。
しかし、途中で時速40km程度でカーブに入ったところにいた牛とスクールバスを避けようとした(本人曰くこういうことらしいが、警察には信用されなかった)ために、溝に突っ込んで落ちてしまう。運転ができなくなるほどの破損ではなかったのが幸いだったが、車にたくさんの傷をつけてしまう。布で拭いて修復を試みたものの、さらに傷が広がってしまった。
その後、再度美術館に向かい始めたジェレミーが運転しながら以下のように語った。
展覧会の目玉だったのに
誰かのせいにしたいが
自分の顔しか思い浮かばない
その後、「開き直った私は他人を責めるしかありません」とナレーションが入り、ラジオ番組での展覧会のPRでほとんど自分の思い出話などの雑談をしていたリチャード・ハモンドと言い争うシーンが流れた。ジェームズ・メイから「展覧会を台無しにしたのは君だ」と言われても「どうもご親切に 私は無事だ」と完全に開き直っていた。
そして実際の展覧会でのジェレミーの来館者への解説では、アートカーは
BMWですね 次へ
と、(入場者数を達成するために渋滞を解消するという事情もあったとはいえ)かなり雑に扱われていた。目玉とは一体…
Twitter上ではジェレミーの字幕付きの画像がミームとしてよく使われている。「クレジットカードでの高額な支払いに後で気づく」など、ストレスを感じているものの、その原因が自分と認めざるを得ない状況で使われる。
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関連項目
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