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調布市とは、東京都の中心部にある市である。大田区にある｢田園調布｣とは全然違う場所である。
概要
| 調布市 ちょうふし |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国 |  日本 |
| 地方 | 関東地方 |
| 市役所所在地 | 東京都調布市小島町二丁目35番地1 |
| 団体コード | 13208-0 |
| 面積 | 21,58km2 |
| 総人口 | 243,456人 （推計人口、2021年9月） |
| 人口密度 | 11,282人/km2 |
| 隣接自治体 |
東京都 世田谷区、府中市、小金井市、稲城市、三鷹市、狛江市 神奈川県 川崎市 |
| 木 | クスノキ |
| 花 | サルスベリ |
| 鳥 | メジロ |
| 市長 | 高橋勝浩 |
| 行政区画テンプレート | |
地理
市の南境を多摩川が流れ、南部を多摩川低地、中央部から北に武蔵野台地が広がる。市の形が自由の女神に似ている。
都心より20km圏内、電車で20～30分という事もあり、古くからの農地や宅地と新興住宅・マンション群が市内全域に広がる。
市内中央を通る中央高速道路陸橋付近や国道20号線付近、鶴川街道付近に中小の工業施設が存在するが、市内に存在した大規模工場は近年市外へ移転するなどしている。
市内の地域分けは次の通り。
- 東部（自由の女神の左腕部分）
- 中央部（自由の女神の胸～右肩部分）
- 西部（自由の女神の右腕部分）
- 北西部（自由の女神のトーチ部分）
- 西町
- 野水
- 北部（自由の女神の顔部分）
- 深大寺
- 南部（自由の女神の前衣部分）
- 染地
- 多摩川
警察・水道など多くの公共・行政サービスにおいて隣の狛江市と共存・提携している。
財政収入は約7,998億円（平成20年度）。多摩地域では、八王子市、町田市、府中市に次ぐ4位（人口順と同じ）である。
歴史
大昔、調布市では布の産地であった。調布の｢調｣はこの土地の特産品を税として納める意味で、｢布｣はその特産品が布であったといわれている。そのためか、調布市の地名には｢布田｣がある。
万葉集には｢多摩川にさらすてづくりさらさらに何ぞこの児のここだ愛（かな）しき｣と歌われている。
江戸時代には五街道整備により、調布を｢布田五宿｣と呼んでいた。
幕末には新撰組の組長である近藤勇の生誕地としても有名である。
昭和30年には北多摩郡調布町と北多摩郡神代村と合併して調布市になった。神代村の中心地がつつじヶ丘である。
交通
鉄道
京王電鉄京王線と相模原線の駅がある。東八街道付近に駅は存在しないが、西武鉄道西武多摩川線の路線が小金井市境を通る。
京王電鉄
京王線（新宿方面から下り順に）
調布駅付近連続立体交差化事業により、柴崎駅 - 西調布駅間は2012年に地下化された。
京王相模原線（調布駅から下り順に）
バス
中心駅の調布駅からは、深大寺、三鷹、吉祥寺、武蔵境などへ向かうバスが豊富である。日中10分間隔で運行するものもあれば、調布駅南口―是政駅間のバスが一日三本（早朝のみ）であったりする。
飛行機
市内北西部に調布飛行場が存在し、都内離島との定期運航と個人用セスナ機の運用を行っている。
東京都に数ある飛行場で唯一（といっても民用は本土に羽田とここの2か所しかないのだが）小型機が利用できる公共飛行場。
滑走路は800mと短く、そのうえ限られた気象条件のもと、パイロットの目視による飛行しか認可されていない。プライベート利用も1カ月の利用回数、休日の利用不可、遊覧飛行の禁止、利用空域の制限（上空は米軍の飛行空域）が定められている。
大戦中は三式戦闘機「飛燕」を有する陸軍飛行第244戦隊が当飛行場を拠点にB-29の迎撃任務についている。
新中央航空
調布⇔大島（所要時間35分）
大人 片道6,500円 往復12,000円 小児 片道 4,600円 手荷物 5kgまで無料、以降1kg170円
定員9名 1日3便運航
調布⇔新島（所要時間40分）
大人 片道13,700円 往復25,000円 小児 片道 9,600円 手荷物5kgまで無料、以降1kg250円
定員19名 1日4便運航
調布⇔神津島（所要時間45分）
大人 片道14,900円 往復27,000円 小児 片道 10,500円 手荷物5kgまで無料、以降1kg290円
定員19名 1日3便運航
道路
高速道路、有料道路
国道
主要地方道
- 東京都道12号調布田無線（武蔵境通り）
起点は甲州街道で、南に進むと鶴川街道と繋がる。北に進んでいくと東京都西東京市に至る。 - 東京都道14号新宿国立線（東八道路）
甲州街道のバイパスを担う道路だが、一部用地は反対に遭っているため部分開通のままである。 - 東京都道・神奈川県道19号町田調布線（鶴川街道）
終点は甲州街道。北に進むと武蔵境通りと繋がる。南に進むと神奈川県川崎市麻生区、東京都町田市に至る。
大学
特色
映画と映像の都
市内には数多くの映像関連企業。施設が存在する。ざっと大きなところを上げるだけでも
といった企業が調布に存在する。
（近隣の東宝撮影所、東京メディアシティー（世田谷区成城）、TBS緑川スタジオ（川崎市）も半径10km圏内に存在。日本の映像作品の5割はこの一帯で作られているといっても過言ではない）
またロケーションとしても、多摩川河川敷、京王線とその沿線・駅、多摩川住宅といった住宅地など市内の各所が映画・ドラマ、アニメ、カラオケ映像等各種映像作品の舞台に使われ、今日今この瞬間も何処かでロケ撮影が行われている。
かつて日活撮影所は東洋一の規模と活気を誇り、調布をして『東洋のハリウッド』と言わしめたほどであった。今は規模も活気も縮小して久しいけど…
実は影が薄いようでちゃっかり存在感を示してたりする。関係者と地元民にしか分からないけど。
出身者
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関連項目
| 東京都の区市町村 | |
|---|---|
| 区部 |
板橋区 - 足立区 - 北区 - 練馬区 - 豊島区 - 荒川区 - 葛飾区 - 中野区
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| 島嶼部 | 大島町 - 利島村 - 新島村 - 神津島村 - 八丈町 - 青ヶ島村 - 三宅村 - 御蔵島村 小笠原村 |
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