諫早市とは、長崎県南部にある、長崎半島と島原半島の中間にある都市である。
概要
長崎県の九州本土部分の中央に位置する。2005年に北高来郡と西彼杵郡の一部を合併して現在の市政となる。佐賀県と県境を接している。
人口は約141,000人で、長崎県第3の人口を誇る。
交通の便はJR長崎本線・諫早駅に特急かもめが止まり、市内では大村線のシーサイドライナーが運行している。島原鉄道が諫早駅から島原方面へと運行している。高速道路も通っており、諫早I.C.と長崎多良見I.C.が市内にある。
大村湾側などで漁業が栄えており、諫早湾側では農業が栄えている。多良見地域などはミカンが栽培され、干拓ではコメが収穫される。
高校野球では、長崎県内で一二を争う長崎日本大学高等学校があることで知られている。また、諫早高等学校は駅伝では県内トップクラス。全国高等学校駅伝選手権にも数多く出場している。
有明海の漁民と対立するきっかけを作った国営諫早湾排水門がある都市として知られている。干拓の農業用の貯水を諫早湾に頼っているのが現状で、開門を求める有明海側、諫早湾内の漁民の思いもむなしく、排水門は閉ざされたまま。排水門の影響で様々な環境問題が指摘されている。ちなみに、排水門の上には道路が開通している。
2014年に開催される長崎国体に際し、長崎県陸上競技場を改修。現在JリーグのJ2にてプレイしているチーム『V・ファーレン長崎』のホームとして利用されている。そのJ2での初のホーム戦では、対戦チームがガンバ大阪だった事もあってか、前売りチケット1万5千枚が完売したという。ちなみに、観客収容数は2万。
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