講談社BOXとは、講談社の太田克史が立ち上げた書籍レーベル。
概要
独特の銀色のケースに収められた装丁が目立つこのレーベルは特にジャンルというものを持っていない。10代20代を広くターゲットとしているため、小説だけでなく漫画もある。そのため書店によっては他の本にまぎれてしまって場違いな存在感を発揮する場合がある。
雑誌『パンドラ』の発行、流水大賞、『東浩紀のゼロアカ道場』などの企画も行っている。
創刊当初は西尾維新の〈物語〉シリーズ、奈須きのこ『DDD』などの話題作を送り出し、また12ヶ月連続刊行の《大河ノベル》などの企画も話題を呼んだ(完走できたのは最初の西尾維新と清涼院流水だけだったが)。しかし2010年に太田克史が講談社を退社して星海社を立ち上げてからは『パンドラ』は休刊して電子雑誌『BOX-AiR』に移行し、レーベルとしての規模も縮小された。
2015年に講談社タイガが創刊されて以降は、ほぼ西尾維新の〈物語〉シリーズと忘却探偵シリーズのために存続していると言っていい状況にある。
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関連項目
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